カスタマイズ賃貸とは
カスタマイズ賃貸とは、お部屋をDIYやリノベーションによって自分好みにアレンジすることも可能な、賃貸住宅のことを言います。 場合によっては分譲住宅並みの住みやすさを追求することも可能です。
築年数が長くなり、建物の老朽化、間取りが今の時代にあわなくなってきた住宅は、空き家率が高くなっているのが貸主の悩みでもあります。 その悩みを解消するため、間取りや設備そのものを変えるリノベーションを行い、お部屋を借りる方のニーズに合わせた提案しているものが増えています。
民間の住宅だけでなく、昔からある団地・URでもリノベーションを活用した、空き家対策が行われていたりもしますし、注目されている手法です。
リノベーションは、貸主側で既に行っているものもありますが、契約の際に、借主側が、自分の好みで間取りなどを大規模に変更したり、壁紙や設備の一部を選択できるようなお部屋も増えています。
また、入居後に借主が、自分で壁に飾り棚をつけたりといった細かい部分を、DIYでお部屋に手を加えてもいいとするお部屋も増えています。 念のため、DIYをする場合には、注意事項が定められている事もありますので、退去時のトラブルを防ぐためにも、詳細を確認してから行うようにしましょう。
カスタマイズ賃貸は、既存の賃貸住宅では満足できないあなたには打ってつけの選択肢です。 退去時の原状回復義務が免除されている『借主負担DIY型賃貸借契約』の物件、大家さんがカスタマイズのための費用を一部または全額負担してくれる物件もあるので、いろいろと調べてみる価値はあるでしょう。
カスタマイズ賃貸をお探しの方にも、豊富な物件から、ニーズにあったものを提案させていただきます。念のため、リフォームやリノベーションされたお部屋を借りたり、購入する場合には室内だけでなく、建物、そして、管理組合の積み立て等収支報告書をキチンと確認して下さい。銀行員は住宅ローンの承認を出す時にあまりこの辺りは言いませんが、将来万が一、売却する時には修繕積立金や売買価格に大きな影響を与えるため、大切になってきます。この辺りはこちらのページにまとめておきました。
担当:馬場
▶︎関連用語:借主負担DIY型賃貸借契約、リノベーション
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今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。