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引っ越しの失敗や不安、その原因を聞き、賢い部屋探しを考える、今回の失敗インタビューは現在、運輸業で働いている男性に話を伺いました。
2012年7月、会社員をしていた20代の時に、三回目の引っ越しで2DK(二人暮らし)のお部屋に引っ越した時のお話です。
【今回のポイント】
三回目のお引っ越し、20代会社員の方のお話です。
実際に賃貸マンションをご紹介している中でも、騒音に耐えられず、お引っ越しをする方は少なくありません。それほどに、”音”に関しては皆さん敏感であることは間違いありません。
今回は、部屋探しをする前から”騒音”問題への不安を抱えてのお引っ越しだったようですが、実際の所どうだったのでしょうか?
1.引っ越しを決めた理由や理想のライフスタイルは何でしたか?
転職で遠方の勤務となったため転居しました。以前の勤務先は昼前に出勤して夜遅く帰宅することが多かったため、朝早く出勤して日没までには帰宅して、妻とのんびり過ごすのが理想でした。
2.引っ越し前の不安について
2-1.不安はありましたか?
隣人がどんな人か気になりました。 騒音がひどい場合には、またすぐに引っ越ししなければならないのではないかと心配にでした。
2-2.その不安は引っ越しまでに解消しましたか?
騒音が気になって寝れないと困るのでその場合にはまず管理会社へ連絡して、間接的に解決してもらおうと考えていました。
3.引っ越し時の失敗について
3-1.失敗や後悔はありましたか?
寝室のすぐ隣が駐車場になっており、偶然その駐車場に駐車している人が朝の5時頃に出社されるため車のエンジン音がうるかったです。
3-2.失敗を防ぐための対策はしましたか?
時間にもっと余裕があれば、隣人やそのライフスタイルの把握するために部屋探しの段階で現地調査をしておけば良かったと思いました。
3-3.今は、その失敗は解消しましたか?
管理会社に連絡しましたが、車のエンジン音については解消されませんでした。
4.引っ越し後にトラブルなどありましたか?
私自身は被害に会ってないのですが、1階と2階の住民が騒音が原因でトラブルになり、2階の方が引っ越すということがありました。
5.引っ越しする人へアドバイスや良かったことを教えて下さい
もし、引っ越し先に知り合いなどの土地勘のある人がいたら、まず引っ越し先の悪い点について情報を求めると良いと思います。
結局、不動産会社は物件の良い点しか言わないのだと思います。
良かった事は物件に向かう道路が行き止まりになっていて、生活道路として使用されないため物件に住んでいる人以外、道路を使用しなかったことです。
6.引っ越しインタビュー後の考察
上下階、隣人がどんな人が住んでいるかは新しく入居先を探している方からすると気になりますよね。 確かに私も気になりますし、実務上案内している際に何度もそのご質問を受けたこともあります。
一般的に、賃貸アパート・マンションの場合、分譲マンションとは違い、比較的入れ替わりが多く発生します。そこで、入って1年間は問題なかったけど、隣人が退去して新しく入って来た入居者が”騒音”を発するような方である可能性も大いにあり得ます。
その為、他の居住者がどんな人なのか、お部屋の内覧時に集合ポスト、ゴミ出しや駐輪場の状況確認やベランダの利用状況を確認してみるのはアリだと思います。
ただ、今回は、人的トラブルには見舞われなかったとのことで安心しました。 しかし、寝室横が駐車場で朝からエンジンをかける音がするので起こされてしまうということにお悩みです。
管理会社に相談をしてみることは全く問題ないことだと私は思います。 何回も電話したら、管理会社から嫌われそう・・・などと考えて相談をしないなんていうことは辞めください。
実際に、賃貸マンションの管理をしている立場からすると、そのご連絡によって未然に、さらなるトラブル解消に繋がったり、”騒音”を発している方へ忠告もできます。
もちろん、管理会社も「○○号室の方から、お客様のテレビの音がうるさいと苦情が来ております」なんて言い方は絶対にしません。
その為、マンション内で一対一でトラブルになるケースも少ないので思い切って相談をしてみてはいかがでしょうか?
今回の失敗を糧に、次回のお部屋探しでは是非成功して欲しいですね。 最後まで読んで頂き、ありがとうございます。