「いい部屋を見つけ、選ぶのに何回も引越しをしないといけないの?」
他人の失敗を参考に、部屋探しで時間もお金もムダにせず、今よりしなやかに生きる。
引っ越しの失敗や不安、その原因を聞き、スマートな部屋探しを考える、今回の失敗例分析インタビューは、IT企業で働いている女性にお話を伺いました。
2017年9月、学生をしていた20代の時に、3回目の引っ越しで1DK(一人暮らし)のお部屋に引っ越した時のお話です。
【今回のポイント】
1.引っ越しを決めた理由や理想のライフスタイルは何でしたか?
1回目は、初めは実家から大学へ通学していましたが、学祭STAFFをすることになり、夜遅くなることが増え、通学が不便になったため引っ越しました。2回目は、就職後、東京へ転勤になったためです。
3回目は、実家にしばらく住んでいましたが、家族に甘えて暮らしているのが嫌になり、自分で家事を出来るようになりたかったため引っ越しました。
1回目、2回目に関しては、必要に迫られて引っ越しただけなので、特に理想を描くことはありませんでしたが、3回目の時は、自炊をして、家事もできる素敵な女性になりたいと考えてました。休日は友だちや、男性が遊びにくるような充実した時間を過ごしたいと思っていました。
2.引っ越し前の不安について
2-1.不安はありましたか?
1回目、2回目は、親が一緒に選んでくれたり、会社が候補を出してくれたりしたので安心感があったのですが、3回目は全て一人でしたので不安が大きかったです。
部屋探しの際は、知識も全くない状態だったので、不動産屋さんと何を話せばいいのかも分からなかったし、料金の相場もわからないので、馬鹿にされるのでは・・・、と不安にもなりました。
家賃はどの程度まで設定するかにも悩みました。安くても、狭かったり汚かったりするのは嫌だし、かといって高過ぎても払っていけるのか不安だし、と悩みました。
2-2.その不安は引っ越しまでに解消しましたか?
自分なりに新しい生活にかかる費用を計算して家賃設定を考え、物件を選びました。きちんと生活できるか不安だったので、少し財布の紐を締めすぎて、理想の条件を妥協しすぎてしまったかもしれません。
3.引っ越し時の失敗について
3-1.失敗や後悔はありましたか?
キッチン、シンクが狭くて後悔したことがありました。自炊をしたい気持ちはあるのに、キッチン周りが狭いとやりにくく、モチベーションがとても下がります。シンクが狭いと洗い物も大変なので、料理そのものが嫌になってしまいました。
引っ越しに関しては、業者選びに失敗したことがあります。
安い業者を選んだところ、姿見や衣装ケースなど、段ボールに入れないものに関して、名前シールを直に貼られてしまい、しかもそれが綺麗に剥がれない、ということがありました。安ければいい、というものではないな、と後悔しました。
>>弊社では一都三県内での単身・一人暮らしのお引っ越しであれば、提携しているファミリー引越センターを通常価格から30%オフの値段でご紹介できます。このサービスを使って、賢くお引っ越してください。きっと最適なプランを紹介してくれます。もちろん、養生をしっかりして、お部屋に傷付けませんし、追加の費用請求もありません。万が一、キズを付けてしまった場合にも相応の対応・保証が付保されています。
ただ、群雄割拠で競争が激しい引っ越し業界では他社に負けないため、30%もの広告費がお見積りに載っていると思うのと、怖いですね。多くの人が使っている相見積もりの引っ越しサイトとか、実際は相見積もりサイト運営者や間に入っている代理店にいくら払っているのか、気になります・・・。
自力で引っ越しを行い、物を壊したり、部屋や建物に傷をつけて、修理代を取られるくらいなら、引っ越し業者さんにお願いした方が早いし、安心だと個人的には思います。
3-2.失敗を防ぐための対策はしましたか?
部屋探しに関しては、自分の理想とする生活スタイルをしっかりと想定してから部屋探しを始めることが大事だな、と思います。私の場合は、料理が出来るようになりたい、という思いがあったので、3回目の引っ越しの時にはキッチン、シンクに拘りました。
具体的には、コンロが2つ以上あること、シンクが充分広いこと、コンロとシンクの間に充分なスペースがあること、でした。いくら料金設定や立地が良くても、納得出来なければとことん不動産屋さんに伝えて、妥協しないことが大事です。
引っ越し業者に関しては、訪問見積りをしてもらうことが必須だと思います。
対面で話すことで、業者の雰囲気も分かりますし、会話の中で大きな荷物はどのように運ぶのか尋ねることができます。訪問されることを面倒くさがると、いざ当日、「こんなはずじゃなかった」という出来事が増えるので要注意です。
3-3.今は、その失敗は解消しましたか?
引っ越しをしたので現在は解消しています。
4.引っ越し後にトラブルなどありましたか?
海辺の北向きの部屋に住んだ際、ベランダに洗濯物を干してもなかなか乾かない、ということがありました。しかも、松林もあったので花粉が飛んできて汚れる、海風で物干し竿が錆びて、その汚れが洗濯物につく、といった問題が発生しました。
5.引っ越しする人へアドバイスや良かったことを教えて下さい
まずは、自分が譲れない部分がどこなのか、ハッキリとさせることが大切です。私の場合は、キッチン周り、脱衣場があること、洗濯機は室内、空調設備がある、トイレと風呂は別、収納がたくさんある、広さは最低でも6畳プラスロフト分くらい、などの条件がありました。
毎日を快適に過ごすためのお部屋なので、自分がどういった点にストレスを感じるのか、それを避けるために何があればいいのか、を知ることが大切です。
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『引っ越しはセンスや経験じゃない、失敗データを活かしたスマートな部屋選び』をモットーに、現状に満足せず、更なる成長を目指すあなたの部屋探しを、地域や建物の情報を検証し、引き続きしっかり提案・サポートしていきます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問を中心に、サイトの移動を機にもっと参考になるよう、一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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