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今回の引っ越しの失敗・不安やその原因を聞き、対策を考える事例分析インタビューは、現在サービス業で働きながら翻訳家もされている女性にお話を伺いました。
2005年05月、自営業をしていた30代の時に、2回目の引っ越しで1LDK(一人暮らし)のお部屋に引っ越した時のお話です。
1.引っ越しを決めた理由や理想のライフスタイルは何でしたか?
副業として自宅で個人への語学教室を開く計画があり、それまでの部屋では手狭だったので引越しを考えました。平日の夜、または週末の午後に自宅で個人向けの語学教室を開いて、希望があればエスニック料理の教室も開けたらいいなと思っていました。
2.引っ越し前の不安について
2-1.不安はありましたか?
当時仕事が十分忙しかったので、新しい部屋が見つかっても、ちゃんと荷物をまとめて計画通りの期日に順調に引っ越しできるか心配でした。
2-2.その不安は引っ越しまでに解消しましたか?
スケジュールはなんとか調整できたのですが、余裕がなくバタバタしていて「これでいいのかな?」と思いながら手探りで進めていました。
3.引っ越し時の失敗について
3-1.失敗や後悔はありましたか?
引っ越しは2回目でしたが、1回目は自宅から近い場所だったのと、自宅からの引越しで持ち物も少なかったので、自力で荷物運びをしましたが、2回目は荷物も多いことから引越業者にお願いしました。経験がないので、名の通った業者にお願いして、引越し自体はスムーズに終わりましたが、あとから友達にもっと費用が安くて仕事も早い良い引越し業者(彼女はそこに依頼したそうです)があるのに、相談してくれれば教えてあげられたのに、と言われ、調べてみたら費用もかなり差があり、少々後悔しました。
また、部屋については強めの雨が降るとベランダに吹き込んできます。それは仕方ないと思えるのですが、水はけが悪くて、雨のたびに掃除するのに苦労しました。
3-2.失敗を防ぐための対策はしましたか?
晴れている日だけでなく、雨の日にも部屋の下見に行くべきだったと思いました。雨が降った時のベランダや玄関先の状態、部屋に響く雨音の大きさ、部屋の湿気などは、実際に雨の日に行ってみなければわからないので。
3-3.今は、その失敗は解消しましたか?
4.引っ越し後にトラブルなどありましたか?
個人所有のマンションでしたが、入居前は親切だと思っていた大家さんがお金にうるさくて、契約更新ごとに様々な理由を付けて値上げしようとするので、交渉の度にほとほと疲れました。
5.引っ越しする人へアドバイスや良かったことを教えて下さい
引越しすると気分を一新でき、生活にもハリが出るのは良いところだと思います。私の場合、念願の語学教室も開け、数人ですが生徒さんもできました。悪かったところは、大家さんや隣人とのお付き合いを、引越ししたことでまた一から始めなければならず、少し気苦労がありました。これは人付き合いがあまり得意でない方には負担になると思います。大家さんや隣人が良い方ばかりだと問題ないのですが、その中に気の合わない方がいる可能性もあるので、引っ越す前から覚悟が必要です。
6.引っ越しインタビュー後の考察
あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して、結果と原因のみ、記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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