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「いい部屋を見つけ、選ぶのに何回も引越しをしないといけないの?」
他人の失敗を参考に、部屋探しで時間もお金もムダにせず、今よりしなやかに生きる。
引っ越しの失敗や不安、その原因を聞き、スマートな部屋探しを考える、今回の失敗例分析インタビューは、現在事務として働いている女性にお話を伺いました。
2016年3月、会社員をしていた20代の時に、はじめての引っ越しで1K(一人暮らし)のお部屋に引っ越した時から4度目の引っ越しまでのお話です。
【今回のポイント】
何回も引っ越しをしているのでもう失敗はしない、ということではないと思います。一つとして同じ物件はありません。初期費用、間取り、設備、日当たり、水道光熱費等、個人的にはご自身の中で「チェックリスト」を作成してはいかがでしょうか?それでは今回はどうだったのでしょうか?
1.引っ越しを決めた理由や理想のライフスタイルは何でしたか?
帰りたくなるような、居心地のよいお部屋が理想です。マンションの外観よりも中のお部屋の快適さ重視でキッチンが狭すぎないところがいいです。
2.引っ越し前の不安について
2-1.不安はありましたか?
引っ越し費用が一番の不安でした。また、お部屋によっては契約から1ヶ月の間に入居しなくてはいけないといった条件があるものなどもあり、決めきれませんでした。こちらが悩んでいるのに不動産屋さんの担当者は早く決めて欲しいというような態度をとられたのが不満でした。
自分に見合った料金のところを探すしかないので、決められない場合は一度持ち帰って考えるのもありかと思います。イライラしたまま決めるのはよくないので、親や友人の意見も仰ぐと良いかと思います。
2-2.その不安は引っ越しまでに解消しましたか?
焦らず、時間をかけて予算に合うところを探しました。
>>特に、遠方からお引っ越しの方など、土地勘のない場所へ急なお引っ越しや強くおすすめされたからとエリアの特徴や家賃相場を分からず、契約してしまい、相場より高い家賃で生活している方の失敗例が結構ありました。家賃補助が出るからよく調べなかった等もありました・・・。
そこで、私たちは東京いい駅ジワる駅としてリーズナブルな穴場の駅をピックアップ、実際に現地に見て、解説しています。選考に使った主なポイントは以下の通りです。
・一人暮らしの家賃相場の把握
・ターミナル駅へのアクセスが良好
・スーパー、コンビニなどの生活利便施設
・治安や事件・事故物件の有無
お部屋選びの前に、そもそもどこに住むのか?などを決める時の参考にしてみて下さい。
3.引っ越し時の失敗について
3-1.失敗や後悔はありましたか?
3回目の引っ越しで、自分の出せる家賃金額に合うところが職場近くにそこしかなかったので、ロフト付きのお部屋に入居しました。最初は仕事部屋として利用したり趣味部屋しにようと思っていたロフトですが、階段の上り降りが面倒になり、やがて物置になって見映えが悪くなってしまいました。使わない部屋があっても掃除も行き届かないし要らないと感じました。
3-2.失敗を防ぐための対策はしましたか?
急いで決めないこと。時間に余裕を持つこと。今回はギリギリになってしまったのでアパートの空きがなかったのが原因だったと思います。または少しお金を出しても違うとこに入居すればよかったです。
3-3.今は、その失敗は解消しましたか?
4度目の引っ越しは自分に何が必要で何がいらないかを理解することができているため、自分のなかで譲れない条件は多少金額が前後しても惜しまないようにしました。良いところに住もうとするとお金がかかるのは仕方ないとは思っています。
4.引っ越し後にトラブルなどありましたか?
水道料金が万単位で来ました。今まで、水道料金はせいぜい3,000~5,000円だったので、びっくりしました。
不動産屋さん、会社、水道局全てに問い合わせしたが払わないと水道を止めることになると脅されました。元々会社が指定したアパートだったため会社に経緯と対応を文書にして送り、あとは会社が対応してくれることになりました。泣き寝入りはしない方がいいです。
5.引っ越しする人へアドバイスや良かったことを教えて下さい
一人暮らしの女性ならテレビモニターつきインターフォンをおすすめします。犯罪防止になります。訪問者が誰だか分からず玄関先にでて、犯罪に巻き込まれるのを少しでも防げます。また、2階以上の方が外を気にすることなく生活できると思います。
脱衣場はあった方がいいです。冬場や雨期に室内干しをしてもカビ臭くなりにくいです。生活している部屋に干すと湿度が上がり、カビの原因になるので注意が必要です。
もし、料理をするのであればある程度キッチンの広さがないと、使い勝手が悪く、料理をしたくなくなり、結果外食が増え食費が嵩んでしまいます。
6.引っ越しインタビュー後の考察
いかがでしたか?料理にはキッチンは非常に重要ですよね。特に注意したいのが「作業スペース」です。まな板などを置く場所がないとどんなにお洒落なキッチンでも使いづらいでしょう。
水道光熱費は徴収代行もあり、金額の設定が違ったりします。直接、東京電力や水道局との契約の方がいいでしょう。
ロフトは個人によって感じかたが違いますが、このようなケースもあります。
一つ一つ焦らずにそこでの生活のイメージをしたうえで申し込みをするべきですね。今回の失敗を糧に、次回の部屋探しは成功してほしいです。最後まで読んで頂き、ありがとうございます。サクッと読みきれるよう、私たちなりにポイントを整理し、結果と原因のみ、記載しました。
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『引っ越しはセンスや経験じゃない、失敗データを活かしたスマートな部屋選び』をモットーに、現状に満足せず、更なる成長を目指すあなたの部屋探しを、地域や建物の情報を検証し、引き続きしっかり提案・サポートしていきます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問を中心に、サイトの移動を機にもっと参考になるよう、一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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