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部屋探しや選び方で悩んでいる方へ、『失敗にハズレなし』の信念で、正しいお部屋の選び方を学んでみませんか?
ところで、畑村洋太郎先生を知っていますか?東大の名誉教授だったり、失敗学のすすめ他色々な書籍を書いていて、日本の失敗研究の大家と言っても過言ではない方です。
今回は、そんな畑村さんが以前書かれた失敗を生かす仕事術と失敗からの復活、回復力からこれからお部屋を探すあなたの為になると思ったことをまとめます。
まず、『失敗はどんなに注意しても必ず起きます。特に、新しいことをやろうとするとまず確実に失敗します』
ただ、失敗のほとんどはきちんと扱っていれば、事前に防げたものばかりで、失敗が起こったとしても・・・
日本人の気質なのか、これまで失敗が表に出てくることは少なく、参考することは非常に難しいと思います。
現に、当社の部屋探しに関するアンケートでも70%近い人が部屋探しや引っ越しで後悔・失敗している現実から考えると、部屋探しは他人の失敗から学び、クリティカルな失敗やよく起こるトラブルを事前に知り、対策を練っておくことが一番効率的で満足度が高くなりそうだと思ってます。
また、スマホやAIがどんどん開発される世の中でも、仕事で忙しかったり、遠方で物理的にお部屋を確認できない時は、多くの人が経験している失敗を基に、お部屋を確認するのが一番手っ取り早く、あなたらしい部屋を選べるのではと思っています。
その為、今後も失敗で地雷部屋の除去、頑張ります…。前置きが長くなって、すみません。失敗例スタートです。日々の失敗分析にやる気が出る一冊でした…。
第1778回目の今回は、20代の機械系メーカー営業に勤めている男性会社員にの方にお話を聞きました。2018年10月の転勤を機に、近畿地方から関東地方への1Rでの一人暮らしに向け、初めての引っ越しを行った時のエピソードを詳しく教えてくれました。
引っ越し経験者から部屋探しの失敗やトラブル、良かった点を聞き、自分の今後に生かす。効率よく、満足度の高い部屋探しをして下さい。
【今回のポイント】
初めてのお引越し、引っ越した先のご近所さんはどんな人達なのか心配されていた20代の男性のお話です。 部屋探しや引っ越しの経験がなく、初めてのことだったので、何を重視して探すべきなのか心配だったようですね。入居後はどうなのでしょうか?
1.引っ越しの理由や引っ越し後の生活について
1-1.引っ越しの理由を教えて下さい。
勤務していた場所が大阪で、異動のタイミングで横浜に転勤になったからです。
部屋は会社が用意してくれなかったため、自分で部屋探しを行いました。
1-2.引っ越し後はどんな生活をイメージしていましたか?
異動前は大阪で実家暮らしだったため、引っ越し後の一人暮らしは自分の部屋をおしゃれにアレンジしたいと思いました。
2.引っ越しが終わるまでどのくらい掛かりましたか?その理由も教えて下さい。
一カ月程度掛かりました。仕事が忙しくなかなか物件探しを行うことができなかったからです。
会社もその辺は全く考慮してくれませんでした・・・。
3.引っ越し時の不安について
3-1.どんな不安がありましたか?
引っ越し先の近所の人々がどのような人たちのか、近所間で問題が起きないかとても心配でした。
また、大家さんもどのような人なのか不安でした。
3-2.不安になった理由を教えて下さい。
これまで部屋探しや引っ越した経験がなく、初めてのことだったので色々と心配ことがありました。
4.部屋探しの失敗について
4-1.失敗を教えて下さい。
初めての引っ越しのため、家賃とか敷金礼金に関して特に交渉等も行わず、引っ越ししたことに後悔しています。
人によっては0になっていたことを後から知りました。
4-2.失敗の理由を教えて下さい。
引っ越し後に部屋の壁が薄いことに気付きました。隣や上の部屋の物音がすごく聞こえてきました。
内覧したのは、昼の勤務時間のためだれもおらずそこまで気づくことができませんでした。
4-3.失敗再発への対応は?
内覧の時間を近所の人や隣の人がいる時間帯にすることをおすすめします。
これらのことは実際に生活を始めてみないと分からないことだと思います。
4-4.その他何かあれば、教えて下さい。
特にありません。
5.引っ越し後のトラブルをもしあったら、教えて下さい。
虫が大量発生することです。引っ越しをした時は秋頃だったので気付きませんでしたが、夏になると網戸を突き破り、悲惨でした。
6.引っ越しを経験して、良かった点は?
6-1.部屋探しの良かった点
実家暮らしから一人暮らしになったので、あらゆることをすべて自分でしないといけないので、人間的に成長できたと感じます。
6-2.そう思った理由は?
これまで実家暮らしだったので、余計そう感じました。
6-3.他に頭の片隅に入れておいた方がいい事はありますか?
特にありません。
7.これから部屋探しをする人へのアドバイスについて
これから引っ越しを考えている方は何も調べずに不動産に行くのではなく、ある程度自分で調べてから物件探しにいくとスムーズにいくと思います。
8.仕事関連の引っ越しだからこその失敗やその理由をもしあれば、教えて下さい。
全く知らない土地にいくので、周りに何があるのか、遊ぶとこがあるのか等事前に知ることができたら安心できると思います。
9.今回の部屋探しをお願いした不動産会社について
9-1.選んだ理由を可能であれば、教えて下さい。
不動産は知人から勧めてもらった不動産にしました。そこの不動産の方は対応も丁寧で迅速なため信頼できるとのことだったのでそこにしました。
9-2.不動産会社に期待するは?
以前住んでいた街並みと似ている町や引っ越し先を提案していただけると、安心して引っ越しができると思います。
10.部屋探しの失敗を聞いての考察について
10-1. 今回は初期費用について、もっと交渉をしておくとよかったと後悔をされているようですね。
これに関しては、言うだけタダ。ダメ元で交渉してみる。というのが不動産だけでなく、高額の取引をするときの基本ですので覚えておきましょう。交渉したから必ずしも金額が下がるとは言えませんが、オプション料金を上乗せして請求されていたり、自分の不要なサービスは外したりと交渉できる項目があるかもしれません。初めてのお引越しであれば、こんなに引っ越し費用って高いのかと感じたり、この費用ってなんなんだろうと感じたりすることもあると思います。
10-2. 「分からないことは聞く」これを徹底すること。
両親や友人や先輩などを一緒に行くといいアドバイスや交渉をしてもらえたりします。同行してもらうのが無理だったら、まずは見積書を持ち帰って相談してください。h不動産の取引では一つ一つのサービスが高額で、金銭感覚が麻痺してしまいがちです。必ず落ち着いて入居後のランニングコスト等を考えて物件を決めるようにしましょう。無理せず快適に新生活をお送りできるのが一番理想ですからね。次回のお部屋探しでは成功して欲しいと思います。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。あなたの部屋探しに今回の失敗を参考にしてもらえると嬉しいです。ただ、自分で色々と確認するのが面倒な場合には、その担当者に色々な確認をお願いする方が効率的だと思います。
もし、それでもなんか、ダメな感じがする場合には、メール✉で連絡をもらえれば、何かアドバイスできると思います。特に、これまでの引っ越しの失敗インタビューを生かし、事件・事故に遭わない部屋探しの手順を基に回答や対応していきたいと思っています。
最後に、他にも同じような部屋探しの失敗エピソードがあるんですが、失敗する前に読んでみませんか?
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あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。
今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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