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土地勘のない街への引っ越しやはじめての部屋探しで悩んでいる方へ、『失敗にハズレなし』の信念で、正しいお部屋の選び方を学んでみませんか?
先日、コロナ禍で不景気が来るかどうか僕にはよくわかりませんが、ケンタッキー・フライドチキンを作った有名なカーネル・サンダースさんの書籍を読みました。
その中で、以下のようなすごく良い名言が書かれていました。
Do all you can and do it the best you can・・・“できることはすべてやれ。やるなら最善を尽くせ。”
あまり知られていませんが、カーネルさんは60歳をゆうに超えても、ケンタッキー・フライドチキンを始める前に事業に失敗しています。挫折のさなか、現在のケンタッキーのフランチャイズを思いつきます。
そこからです、怒涛の営業戦線が始まるのは!
カーネルさんは契約を取るために全米を車で走り回り、1,000軒を超えるオーナーに断られてもめげず、営業を続けたからこそ、最終的にビジネスを成功させることができたのです。
コロナの影響で不景気が来るかどうか分からない今だからこそ、できることはたくさんあります。部屋探しだけではありません。起業や英語、資格、プログラミングの勉強など…。
コロナ危機というお題目がある今だからこそ、ある意味、やりやすいのかもしれません。まずは「できることはすべてやれ。やるなら最善を尽くせ。」です。
このことは部屋探しも同じです。では、部屋探しはどうすればいいか・・・前置きが今日も長くなってしまいました、すみません。
続きは後半の考察の方にまとめます。失敗例スタートです!
第1856回目の今回は、文具メーカーの営業をしている20代の男性会社員の方にお話を聞きました。2020年2月の条件改善や気分転換を機に、東北地方から関東地方への1Kでの一人暮らしに向け、はじめての引っ越しを行った時のエピソードを詳しく教えてくれました。
引っ越し経験者から部屋探しの失敗やトラブル、良かった点を聞き、自分の今後に生かす。効率よく、満足度の高い部屋探しをして下さい。
【今回のポイント】
東北地方から関東地方へ、条件改善・気分転換を理由に引っ越しされた方で、条件や予算に合う部屋が見つけられるかに関して、強い不安を感じていたようです。
実際、どのような部屋探しだったのでしょうか?事前のトラブル対策や事後対応は可能なんでしょうか?
1.引っ越しの理由や引っ越し後の生活について
1-1.引っ越しの理由を教えて下さい。
引っ越しをしないと、会社までの往復に時間がかかり過ぎてしまうため引っ越した。時短にして、自分の時間を大切にしたかったから。
1-2.引っ越し後はどんな生活をイメージしていましたか?
平日は毎日料理をつくり、次の日お弁当の準備をする。週末はお酒を飲みながら、YouTubeを見て家でダラダラする。
2.引っ越しが終わるまでどのくらい掛かりましたか?その理由も教えて下さい。
二ヶ月程度掛かりました。三ヶ月では早すぎて、部屋がまだ空いてないことも。しかし、一ヶ月では引っ越しの準備もあり、遅すぎます。そう考えたときに、1番丁度いいのが二ヶ月前からが良いと考えたからです。
3.引っ越し時の不安について
3-1.どんな不安がありましたか?
不動産が融通がつくか不安がありました。部屋選びは住む2ヶ月ほど前から行っていましたが、仮契約をしてくれる不動産が見つかるかとてと不安でした。
3-2.不安になった理由を教えて下さい。
防虫剤のオプションなどが、最初から付いています。実際それは外すことができるのですが、若い人が部屋を借りるときは不動産が外してくれないことがある。若い人だとナメられる。
4.部屋探しの失敗について
4-1.失敗を教えて下さい。
目の前に道路があると、夜になるとかなり音が目立ちます。道路がうるさいため、寝付くのに時間がかかってしまいます。後悔しています。
4-2.失敗の理由を教えて下さい。
引っ越し代金がとても高くなります。距離が近い引っ越しなら数万円ですみますが、遠くなると10万円近くになってしまう事があります。
遠方引っ越しは金銭的な面に不満が発生します。
4-3.失敗再発への対応は?
大通りから一本入った所に住むのが良いです。一本奥に入るだけで、全然変わってくると思います。
道路の前の部屋だと本当にうるさいので気をつけてください
4-4.その他何かあれば、教えて下さい。
特にありません。
5.引っ越し後のトラブルをもしあったら、教えて下さい。
夏場になるとゴキブリが発生することです。部屋には意外と隙間があります。例えば、網戸などです。
そういった所から虫が入ってくるので、注意が必要です。
6.引っ越しを経験して、良かった点は?
6-1.部屋探しの良かった点
炊事洗濯を全て自分で行わなければいけないので、自立することができます。
今まで親がいたことの有難さに本当に気付かされます。こういったことに気付けるのが人として成長した証だと思います。
6-2.そう思った理由は?
これまで実家だったので、すべて親がやってくれていたので。
6-3.他に頭の片隅に入れておいた方がいい事はありますか?
特にありません。
7.これから部屋探しをする人へのアドバイスについて
部屋にの間取りに合わせて、家具などの配置を前もって考えておいた方が良いです。
これらを怠ると住んでから、慌ててしまうことになるので、こういった事前準備がとても大切です。
8.仕事関連の引っ越しだからこその失敗やその理由をもしあれば、教えて下さい。
働いて帰ってきてから、自分でご飯を作らなくてはいけないのが非常に面倒です。
それに加えて洗濯物も行わなければいけないので、自分への負担が大きくなります。
9.今回の部屋探しをお願いした不動産会社について
9-1.選んだ理由を可能であれば、教えて下さい。
その不動産が扱っていない部屋も紹介してくれたからです。普通不動産は自社が扱っている部屋以外紹介してくれません。お金にならないから。
しかし、私が利用した所は親切に扱っていない部屋も紹介してくれました。
9-2.不動産会社に期待するは?
不動産屋と引っ越し業者が連携して、不動産屋が紹介した引っ越し業者を利用すると、価格が安くなるようなサービスを行って欲しいです。
>>弊社では一都三県内での単身・一人暮らしのお引っ越しであれば、提携しているファミリー引越センターを通常価格から30%オフの値段でご紹介できます。このサービスを使って、賢くお引っ越してください。きっと最適なプランを紹介してくれます。もちろん、養生をしっかりして、お部屋に傷付けませんし、追加の費用請求もありません。
群雄割拠で競争が激しい引っ越し業界では他社に負けないため、30%もの広告費がお見積りに載っていると思うのと、怖いですね。多くの人が使っている相見積もりの引っ越しサイトとか、実際は相見積もりサイト運営者や間に入っている代理店にいくら払っているのか、気になります・・・。
10.部屋探しの失敗を聞いての考察について
10-1. 今回は初めてのお一人暮らしということで、誰にも邪魔をされない環境が手に入るということで非常にワクワクしますよね。
私自身、そうだったのでお気持ちは大変良く分かります。一人で生活を開始すると、思いがけない費用や失敗が降りかかるものです。「初期費用は家賃だけ払うんじゃないの?」鍵交換費用や火災保険料、家具・家電購入費、引っ越し料など、ほんの一例ですがたくさん考えるべきことがいっぱいあるものです。物件にも同様で、外観・室内デザインももちろん大切ですが、構造や、設備、セキュリティなどの見るべきポイントがたくさんあります。
10-2. 今回のお引越しでは、挙げて頂いているようにたくさんの失敗にお気付きになられています。
開き直るのではなくしっかりと後悔をして、次回はもっともっといいお部屋に出会えると思います。今気になっていることをメモに残すなどして、次回不動産会社に行く前にしっかりと確認を行いましょう。次回のお部屋探しではきっといい物件が見つかることを願っています。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。あなたの部屋探しに今回の失敗を参考にしてもらえると嬉しいです。前半の方で書いた、すべてを自分でやりつくせない時はどうするか?
失敗例を分析していくと、忙しかったり、面倒臭かったりでキチンと自分で調べなかった人は失敗し、これから引っ越しを計画している人に実際に現地の内覧をしよう、周辺もきちんと見ようなど話しています。
ただ、部屋探しから周辺調査など全部自分でやるのは現実的ではないと思います。
まず、自分で色々と確認するのが面倒な場合には、担当者に色々な確認をお願いする方が効率的だと思います。
自分の代わりに調べてもらったり、知識や経験を活かし、トラブルを除去してもらいましょう。分からない部分などはメールやLINEで聞けば、大丈夫です。どんどん質問して、担当を使い倒してください。例えば、隣人トラブルや周辺の治安、家賃や敷金・礼金の交渉など確認やお願いすることはたくさんあります。もちろん、部屋を決めるための根本的な基準の見直しも…。
他にも、当社が2018年に800人近い人に行ったアンケートで、70%近い人が後悔や失敗している現実から考えると、部屋探しも過去の失敗をそのままにせず、きちんと整理し、指針として使うことで、自分にとって、住み心地の良い部屋を見つけられると思っています。
私たちは簡単な条件の見直しや確認について、オンラインで無料で提供しています。しかし、現時点でウェブだけの簡易診断には限界があります。そのため、忙しい方や物理的に離れているケースなどで部屋探しに時間が掛かってしまってる方、自分で探してみたけど、見つけられない、自信がない、急いでいて、的確な診断が必要な方、自分に合った詳細な診断が必要な方はLINE又はメールなどでご連絡ください。
オンライン化の今だからこそ、状況に応じた、明確な基準が必要だと思います。ご連絡いただきました方より、詳細な診断を優先的にご準備させて頂きます。
あなたはどうしますか?
特に、はじめての部屋探しや遠方での部屋探しが失敗する可能性が高いという事実があっても、これまでのようにまずは感覚やセンスに頼った部屋探しを続けますか?
もし、色々と試したけど、ダメな感じがする場合には、メール✉で連絡をもらえれば、何かアドバイスできると思います。特に、これまでの引っ越しの失敗インタビューを生かし、事件・事故に遭わない部屋探しの手順を基に回答や対応していきたいと思っています。
最後に、他にも同じような部屋探しの失敗エピソードがあります。部屋探しに失敗して、損をする前に読んでみませんか?
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あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。
今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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