C.解決事例(お客様の声)

土地勘のない関西への転勤、カルチャーショック受けた上に写真と違う部屋に後悔

東京芸術大学を卒業し、東京大学大学院を卒業後、建築家として、自由に色々な作品を作ってきた宮脇檀さんが40年近く前に書いたエッセイ集、日曜日の住居学(住まいのことを考えてみよう)で今でも刺激を受けるところがあり、まとめました。特に、コロナ禍の今だからこそ、もっと考えたい密集して都市に住むについても書かれていました。都市を選ぶことで集合住宅に住む結果、日当たりがどうしても悪くなる、部屋そのものも狭くなる。部屋が狭くなり、ほしい物も置けなくなる。

それでも、通勤を含め、都心へのアクセスは良好で、周りにはスーパーやコンビニ、そしておしゃれなレストランや病院、公園がある。ちょっとした息抜きにはちょうどいいものが全て揃ってる。イベントは毎日どこかしらで行われており、お店の出退店が日々行われ、人生の幅を広げてくれる。

インターネットがこれだけ普及し、自宅でも世界中、宇宙の今さえも除くことが出来る。でも、やっぱり、都市で味わう体験とはどこか違う。都市に来て、自分をさらに磨き、成長することを一度してみることがとても大切。

・・・前置きが今日も長くなってしまいました。すみません、引越しの失敗例スタートです。

第1976回目の今回は、IT業界でクリエイターとして3年勤務し、正社員として働いていた30代の男性会社員の方にお話を聞きました。2011年8月の転勤を機に、関東地方から近畿地方への1Kでの一人暮らしに向け、2回目の引っ越しを行った時のエピソードを詳しく教えてくれました。

引っ越し経験者から部屋探しの失敗やトラブル、良かった点を聞き、自分の今後に生かす。効率よく、満足度の高い部屋探しをして下さい。

【今回のポイント】

関東地方から近畿地方へ、転勤を理由に引っ越しされた方で、関東から関西の部屋探しや生活について、強い不安を感じていたようです。

実際、どのような 部屋探しだったのでしょうか?事前のトラブル対策や事後対応は可能なんでしょうか?

1.引っ越しの理由と生活

1-1.引っ越しの理由を教えて下さい。

会社からの命令で大阪へ異動することになり、引っ越すことになったのです。遠方での部屋探しもすることになりました。東京から大阪への異動です。2回目の引っ越しとなりました。

1-2.引っ越し後はどんな生活をイメージしていましたか?

東京での生活が何とか板についてきたころだったので、「東京でも大丈夫だったんだ。大阪でもうまくやれるさ!」と思い、関西の食べ物や関西のノリに乗って、楽しく暮らしたかったです。

2.引っ越しまでの期間とその理由

二週間程度掛かりました。それは大阪の不動産屋さんがとても手続きを迅速にしてくれた影響もありますし、自分も2回目の引っ越しでしたので2週間程度で引っ越しができました。

3.引っ越しの不安

3-1.どんな不安がありましたか?

東京へ引っ越す際に部屋探しをしたことがあったので、初めての引っ越しよりは不安感は和らいでおりました。しかし、関東から関西の部屋探しについてはいささか不安でした。どのような部屋が多いのか?とかですね。

3-2.不安になった理由を教えて下さい。

やはり東京から大阪というのも遠方になります。その為、予算の心配もあれば、身体の心配もありますし、どのような土地なのか?どのような人達が住んでいるのか?果たして大阪人のノリについていけるのか?等心配事は多かったですね。

4.部屋探しの失敗

4-1.失敗を教えて下さい。

東京から大阪への長距離の引っ越しも中々なものでした。距離もあれば、交通費もかかる。部屋の特徴だって関東と少し違う、マンションの住む人も違う、不動産屋の対応も違う等・・・挙げたらキリがありませんね。

部屋に関してですが、一見パッと見は素敵なマンションなのですが、共用部の踊り場やゴミ捨て場は民度が低く、かなり汚い状態でしたし、お部屋の押し入れなんか、穴があいていたり、カビが生えていたのでガックリきました。

>>多くの人が引っ越し先を選ぶときに条件に上げる日当たりに関して、『一級建築士に聞いた賃貸マンションの内見時に確認したい、日当たりの有無やその大切さ』についてはこちらを見てみて下さい。主なポイントとしては、以下の通りです。

・3種類の日当たりとは?

・ライフスタイルを考え、日当たりを選ぶ

・直射日光のメリットやデメリット

4-2.失敗の理由を教えて下さい。

簡単に言いますと油断していたので痛い目を見ました。「東京でも大丈夫だったんだ。大阪なんかへっちゃらさ!」という油断ですね。

4-3.失敗再発への対応は?

最初の引っ越しで分かっていたことなのですが、時間と予算の都合上できませんでした・・・それはズバリ、「住む前に部屋を自分の目で一度見てみること」です。やはり、これに尽きるのだと思います。無理にでも時間と予算を作ってみるべきですね。そうしないと、快適な生活はできないのだと思います。これは本当に後悔しています。

>>自分の目で部屋をキチンと確認することは色々な失敗談で出てきます。リモートで済む部分と済まない部分が現状ではあるみたいです。日当たりや騒音、振動などのトラブルでストレスが貯まる部屋を選び、直ぐに引っ越しをして、お金や時間を無駄にせず、将来の為にキチンと生かすため、引っ越し前にキチンと見てほしいと思います。

4-4.その他何かあれば、教えて下さい。

長距離の引っ越しは見に行くのが大変だと思いますが、実際に自分で見るとイメージや思っていたのと違うところがきっとあると思います。

5.引っ越し後のトラブル

入居後に発生したトラブルとしては、カビが発生しやすい部屋だったことですね。特に押し入れとトイレは酷かったです。風通しや結露があったので、仕方ないと思っています。

そして、関東の人間と違い、関西の人間は面倒くさいということですね。何かにつけて詮索してくるんですね・・・、正直鬱陶しいです。

6.引っ越しして、良かった事

6-1.部屋探しの良かった点

人間的にも仕事をする上でも、人とのコミュニケーションで「スルースキル」と「笑って合わせる」ことを学びました。よって、人間的にも仕事的にも必要な要素を引っ越しを通して、身に着けることができたと思います。

6-2.そう思った理由は?

やはり、関東から関西への引っ越しで、地域も違ってくるので、人も違うのが当たり前なんだと分かっておりましたが、それを痛感した時に人とのかかわりあい方に関して、深く理解しました。

6-3.他に頭の片隅に入れておいた方がいい事はありますか?

関東と関西では人の気質が大きく違うので、きちんと注意して、接した方がいいと思います。近所の人に嫌われないように注意しています。

7.部屋探しのアドバイス

とりあえず、僕のように成長するのならば、その部屋や土地・人に慣れる事を前提として引っ越すことに注意をするか気にしておいた方がいいと思います。そのような気構えがあると、「なんだこんなものか」とすんなりと受け入れることができるのも事実です。そして、毎日を暮らしていく中で、意外と楽に暮らしていけるようになると思います。

8.仕事絡みの部屋探しの失敗

不満としては関東人よりも関西人は人情がありますが、一方で鬱陶しい面倒な部分もかなりあり、最初のうちは困惑してしまいました。やはりところ変わると人も変わるものだと痛感させられました。

9.不動産会社の選び方

9-1.選んだ理由を可能であれば、教えて下さい。

大阪の不動産屋さんに問い合わせをしたときに、とても親切で丁寧でしたし、面白い関西系の冗談なんかも言ってくれたので、不動産屋さんはここにしよう!と思いました。大阪商人という言葉の通り、ビジネス的にはとても素早くて、的確で間違いのない手続きをしてくれましたので、とても気に入ってしまいました。

9-2.不動産会社に期待する事は?

不安を抱えていると気持ち的に落ち込んでいることが多いので、適度な距離感をわきまえつつ、ちょっと冗談を言ったりして場を和やかにしてくださるような対応や接客があると不安感も少しは解消されます。どのような土地なのか?人が住んでいるのか?どのような仕事が多いのか?等も口頭か、資料で伝えてくれると嬉しいですね。遠距離引っ越しで分からないことが多い場合には特に、不安をなくすような対応をしてくれると助かります。

10.部屋探しの失敗を聞いての考察について

東京から知らない土の大阪へのお引っ越しをされたとのことで不安も多かったかも思います。今回は、東京に住んだことあるから大丈夫と考えていたことを後悔されていました。今回のポイントは二つあります。

10-1.知らない土地への引っ越しはプロでも怖い

私も長いこと不動産のお仕事に携わっておりますが、それでもなお、知らない土地へのお引越しは怖いです。何を見るべきなのか、どうすると失敗が少ないのかということを分かっていると自負しながらもやはり、その土地の風習・文化に接したことがない為、不安を感じます。

この「不安」こそが良い物件探しのスタートになります。失敗を恐れすぎても前には進みませんが、適度に不安を感じて失敗することで次回のお部屋探しに繋がると思います。

10-2.ゴミ捨て場所や掲示板をチェックしよう

ゴミ捨て場や掲示板などの共用部分は、そこの物件の住人の質を伺うことが出来ます。今回おっしゃっているような「マナーが悪い入居者」はみんなで使う共用部を平気で汚してしまうことが多い為、日常使う、エレベーターやゴミ捨て場にも目を向けましょう。

内覧時に分別されずにゴミ出しをされていないか、掲示板で管理会社から変な注意書きをされていないかをチェックできるともっといいお部屋を探すことができますよ。今回の失敗を糧に、次回のお部屋探しでは成功して欲しいと思います。

沢山の部屋探しの失敗例を分析していく中でいつも思うのが、いつの時代も情報弱者は引っ越しだけでなく、仕事でも、私生活でも、損をする可能性が非常に高いと言うことです。その為、時間がない人は別ですが、せっかく何十万円もの大金をかけて、引っ越すなら、将来後悔しないために、正しい情報を身に付け、部屋探しをするようにして下さい。

私たちはこれまでの経験やセンスを先行させ、お客様の満足度を下げたり、上げたり、サービスの質をブラさないように、先ずは経験者のデータを使ってゴミや地雷部屋を除去する方が自分に合った部屋を探し、充実した毎日を過ごすというゴールに圧倒的に早く、近づく事が出来ると思っています。もう何も武器を持たず、竹やりやこん棒ぐらい??で圧倒的な物件数と戦う時代はもう終わったのでは?と個人的には思っています。

もし、それでもなんか、ダメな感じがする場合には、メール✉で連絡をもらえれば、何かアドバイスできると思います。特に、これまでの引っ越しの失敗インタビューを生かし、事件・事故に遭わない部屋探しの手順を基に回答や対応していきたいと思っています。最後に、他にも同じような部屋探しの失敗エピソードがあります。部屋探しで失敗して、損をする前に読んでみませんか?

念のため、これまでの相談事例を基に、遠方への引っ越しや部屋探しの経験が少ない方向けに、トラブルを未然に防ぐ三つの注意点をこちらにまとめておきました。

ーーー

あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。

今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。

Follow me!

関連する他の投稿はこちら

LINEでも無料相談をお受けしております。お気軽にご連絡ください。

無料の参考資料のダウンロードはこちら

大和田 豊

この記事を書いた人

大和田 豊

事例を参考に失敗の少ない不動産取引を目指し、2012年以降90件以上の不動産取引を経験。現在はコロナウイルスの影響を受け、ローン返済に悩んでいる方向けに、生活の早期の改善に向け、債務整理に注力。宅地建物取引士、任意売却取扱主任者、住宅ローンアドバイザー。>>その他詳しい実績はこちら

大震災で東京へ、引っ越し経験があるものの、東京で一人暮らしは不安でした前のページ

一人暮らしでも内見すべき?失敗談を基にメリット・デメリットを解説(その1)次のページ

ピックアップ記事

  1. 相続後、自主管理中の賃貸マンションが空き家になり、生活費のため、売却した事例

関連記事

  1. C.解決事例(お客様の声)

    荷物が全て収納できるか、近所の方とコミュニケーションが取れるか心配

    部屋探しや選び方で悩んでいる方へ、『失敗にハズレなし』の信念で…

  2. C.解決事例(お客様の声)

    お部屋を決めても、引っ越し業者をいちいち比較して選ぶのが大変・・・

    不動産屋に住人のレベルが高いと言われたマンション、でも、住んで…

  3. C.解決事例(お客様の声)

    突然の転勤で神奈川へ、引っ越しシーズンで希望の部屋が見つかるか不安でした。

    土地勘のない街への引っ越しやはじめての部屋探しで悩んでいる方へ…

  4. C.解決事例(お客様の声)

    下町っぽさを十分に残し、生活の全てが完結する街、麻布十番(後半)

    地方から出てきたので六本木に近接しつつ、『東京っぽい』ところに…

  5. C.解決事例(お客様の声)

    実家からの自立で初めての部屋探し、何をどうして良いか分からず困まりました

    先人の知恵を部屋探しに生かすため、『彼を知り己を知れば、百戦し…

  6. C.解決事例(お客様の声)

    所有する空き家の前で露天商をされていた事例

    2年ほど空き家になっていた実家の前で露天商をされるようになって…

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

営業日時・連絡先

年中無休・10時から22時まで営業
電話番号
アドレス

運営者情報

運営者情報

2012年以降、1,600件を超えるご相談と300を超える解決事例、そして、6,700件のアンケートを参考に、関わった方の住まいのお悩みゼロを目指し、活動しています。充実した毎日を取り戻すため、一対一の担当制で最後まで一つひとつ、責任を持って対応しています。

詳しくはこちら


無料のLINE相談は深夜も対応しています。お気軽にご連絡ください。


カレンダー

2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930