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こんにちは、住まいのお悩み無料相談、アリネットで住まいのお悩み相談を受けている宅地建物取引士兼住宅ローンアドバイザーの大和田です。
2017年、結婚を機に埼玉県富士見市に区分マンションを3,000万円で購入されたM様(30代男性)の事例をご紹介します。
自営業のM様はマンション購入時は仕事も順調、事業で付き合いのあった金融機関からの信頼もあり、3,500万円の住宅ローンを組むことができました。
当初は仕事も返済も問題なく順調だったのですが、お子様が生まれて、しばらくしてご自身が体調を崩してしまい、入院。
想像以上に入院が長引き、仕事もできなくなり、滞納が進んでしまいました。
滞納が半年続き、どうして良いか、分からなくなっていた所、住宅ローンを借りていた金融機関から一括返済の通知などが届き、現実的に返済をすることは無理と判断され、2020年に私たちの無料相談の連絡をメールで頂きました。
お子様がまだ小さいのでご自宅に住みながらの売却と、売却後もしばらくは住み続けたいとのご希望を最優先に進め、最終的に相談から6ヶ月で任意売却が成功し、毎月の返済額も14万円から一気に3万円まで減らすことができました。
毎月の返済が減り、日々の生活も落ち着き、仕事も復活しつつあるとのことで今回、メンバーとともにM様にお話を聞いてきました。
以下、M様のコメントを掲載します。
1.原因:入院が長引き、収入がなくなり住宅ローンを滞納
このマンションは2017年の結婚を機に購入しました。
自営業だったので、東京都心に頻繁に出る必要もなく、それよりもゆっくりと子育てできる環境が欲しいという夫婦2人の希望で、富士見市の鶴瀬駅近くのマンションを選びました。
車で10分の所にららぽーと富士見もあって、街の規模も程よくて、まさに子育てするのにいい街だと今でも思っています。
一つ心配だったのは、自営業だから住宅ローンの審査が通るかということでした。
ただ、開業時からお付き合いのあった金融機関と信頼関係もできていたので、意外とスムーズに借り入れることができました。
手元に資金を残しておきたかったため、頭金も住宅費用の1割である300万円にしてもらいました。
2017年は、地価がバブル期を超えて史上最高値になったとかでニュースになっていました。
それでも、大きく値上がりしたのは都心や商業エリアなどだったので、その煽りを受けなくて良かったです。
月々の支払いは、住宅ローンのほか管理費、修繕費積立金、駐車場代、税金など含めてだいたい14万円くらいになりました。
当時は仕事が順調で、同世代の人と比べてちょっと多めに稼いでいる感じだったので、全く問題ないと思っていました。
それが腰痛が酷くなり、入院することになって全てが狂いました。
最初は長期入院になるなんて思っておらず、できる仕事をこなしながら落ちた収入分は貯金でまかないながら返済していました。
しかし、入院が長引き、仕事も全くなくなり、収入はゼロに。
自営業で自分に対して大した保険もかけていなかったので医療費もかさみ、貯金を切り崩すのもいよいよ苦しくなって、住宅ローンを滞納し始めました。
滞納が進んで、金融機関から一括返済の通知が届いて「もう無理だ…」と思って、自宅を売却することにしたんです。
>>念のため、2012年以降の主な取引実績はこちらのページにまとめてあります。
2.希望:子どもが小さいので住みながら売却し、住み続けたい
このまま放っておいて競売にかけられたら、大きな借金が残ってしまいます。
まだまだ住宅ローンもかなり残っていたので、少しでも高く売る必要がありました。
また、この期に及んでわがままとは思いつつ、子どもが小さいので引っ越す事も出来ず、住みながら売却し、住み続けたいと思っていました。
なぜなら、今の子育て環境を手放したくなかったですし、ただでさえ私の長い入院で負担をかけた嫁さんにこれ以上ストレスを与えたくないと思ったからです。
ですので、まずは競売について調べ、任意売却で少しでも高く売るしかないという結論に至りました。
その後は必死で少しでも高く売ってくれ、住み続けたいという希望を叶えてくれそうな不動産会社を探しました。
インターネットで見つけた業者のいくつかと電話でやりとりしましたが、コールセンターや受付の女性が「時間がかかる」、「高く売るのは難しい」とか、大した説明もなくいきなり媒介契約を求められるとかでなかなか進まず、焦りました。
アットリビングさんを見つけたのは多分、20社近くやりとりした後くらいだったと思います。。
担当の相楽さんがすぐに自宅まで来てくれて、キチンと話を聞いてくれて、具体的な方法などを説明してくれました。
他のところは電話口で難しい言葉を使ってよくわからないことが多かったので、目の前で資料を見せてくれながら、納得するまで質問に答えてくれたのは良かったです。
私も自営業という仕事柄、業者やお客様と商談をすることが多いのでたくさんの人を見てきましたが、それを含めても感心するほどでした。
この時点で大和田さんにお願いしようと思っていましたが、特にありがたかったのが家の中のイメージをCGイメージでキレイに資料として作ってくれるということでした。
家の中が子どもの物で溢れていたので、片付けるとなるとまた嫁さんに負担をかけるし、仕事の顧客情報などが万が一漏れたりする心配があったからです。
後でできたCGの資料を見せてもらいましたが、本当にキレイでした。これが自分の家なのかと思うほどでした。
3.期間:6ヶ月かけ任意売却
相楽さんは任意売却先や買主の見つけ方も提案してくれました。
まず、住みながら売り、売った後も住み続けたい(リースバック)という希望に対しては、投資家さんに買ってもらうのが良いと教えてもらいました。
確かにオーナーチェンジという形で売り出すのは、家賃収入が欲しい不動産投資家にとっても購入意欲が湧くいい提案だと思いました。
さらに、アットリビングさんが持っている購入希望者のリストに直接営業してくれるというのも良かったです。
住宅ローンもかなり残っていたので少しでも高く売ってもらいたかったですし、色々なところに広告を出して、近所や仕事関係者にバレるのも嫌だったので助かりました。
特に、駅前とか、近所の不動産会社は絶対に知られると思って、避けてました。
結果的に、6ヶ月ぐらいして、任意売却が決まり、入院期間から長く続いた精神的ストレスからようやく解放されました。本当に、涙が出るくらい嬉しかったです。
4.返済金額:毎月の返済が14万円から3万円に
3,500万円の借入住宅ローンを組み、管理費や修繕費積立金、駐車場代、税金など含めて毎月14万円くらいの返済でした。
今回、任意売却を行い、200万円ほどの残債が残ってしまいましたが、任意売却後の返済が月3万円まで減りました。
マンションは投資家さんと交渉してもらい家賃8万円で住まわせてもらっています。
毎月の管理費や修繕費だけでなく、固定資産税の支払いもなくなり、返済と併せ、毎月11万円となり満足しています。
5.任意売却後の生活:毎月3万円の返済、仕事も戻ってきた
住宅ローンの心配もなくなり、健康面の不安もなくなったら仕事も戻ってきました。
またコツコツ頑張って、キチンと生活を立て直していきたいと思います。
5-1.リスクを知り、貯金や資産の大切さを知る
今回、改めて自営業のリスクを再認識しました。
保険などでいざという時の生活を守りつつ、資産もちゃんと作っておかないといけないと思います。
子どもが自立するまでまだまだ時間もお金もかかるので、子どもの成長をモチベーションに頑張りたいです。
あと、CGの資料のおかげで、内見に来られることもなかったので、嫁さんがとても喜んでいました。相楽さんやメンバーのみなさんには本当に感謝しています。
また、マンションの売却が決まった後も、投資家さんとの賃貸契約の面倒も見てくれ、本来それなりにかかる敷金・礼金、仲介手数料などの初期費用も交渉して、かなり抑えてくれました。
おかげで安心して新しい生活を始めることができました。生活再建は道半ばですが、頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました。
住宅ローンの返済で悩んでいる方へ、念のため、あなたの状況や希望により、これからできる対策が異なります。
5-2.住宅ローン滞納、セルフチェック
個別相談の前に、今直ぐに確認が出来るセルフチェックをやってみませんか?
2015年以降、実際にあった200件超の住宅ローンの相談を受け、チェックリストを作成しました。
- 毎月の返済が少し厳しく、貯金がなかなか出来ない
- 銀行・裁判所から手紙が届き、対策を考えている
- ペアローンを含め、ローン総額が総収入の8倍以上
- 転職や病気で、収入が減って、返済に悩んでいる
- 借り入れや返済など、毎月の収支管理が出来ない
- 養育費や学費など生活費が増え、やや苦しい
- ボーナス等一時金が減った又は無くなった
- 離婚や出産で共働きが出来ず、返済が苦しい
- 自宅の買い取りチラシがポストに頻繁に入っている
- 年金だけでは、家賃や毎月の生活が厳しい
2つ以上当てはまる場合、直ぐにローン整理を得意とする専門家に相談するか、近くに相談できる先がない場合、LINE公式から住まいを守る無料の簡易診断も試して下さい。
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ご存知の通り、滞納が続くと利子による負担が日々大きくなり、競売による強制的な追い出しなど、今の生活を失いかねません。
そのため、自宅に関するトラブルを解決してきた経験や専門的な知識があります。
あなたの満足のいく解決に導くことが出来ると思います。
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