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一時的に収入が落ち、ローンの返済が厳しい方へ、自宅を売却し、毎月の返済を1万円まで減らし、再就職に成功し、生活再建した事例をご紹介します。
こんにちは、住まいのお悩み無料相談、アリネットで住まいのお悩み相談を受けている任意売却取扱主任者兼宅地建物取引士の相樂です。
2017年にインターネット経由で、私たち、アリネットにご相談いただいた本松陵さん(仮名・40代)の事例を、本松さんにご了承いただいた上で解説していきます。
本松さんは2009年に結婚したタイミングで、埼玉県さいたま市に区分マンションの自宅を購入しました。
長年、飲食業で勤めてこられ、念願叶っての独立した時期でもあり、本松さんにとっては人生最良の時でもありました。
ただ、自営業として日々頑張っていましたが、仕事がうまくいかず、悩んでいたところに奥様が病気に。。。
自宅の購入から8年後の2017年の事です。
一旦、お店を畳んで企業に就職したものの、仕事だけでなく、家事と看護があるため短時間労働となり、収入が激減してしまいました。
その結果、住宅ローンの滞納を一時的にしていまい、銀行からの督促が続き、雪だるま式に増え、返済が困難になってしまいました。
インターネットで検索して見つけたアリネットに連絡をくれました。
1.原因:仕事や家庭の事で、収入が減少し、住宅ローンを滞納
本松さんは2009年、埼玉県さいたま市に3,400万円の住宅ローンを組み、中古の区分マンションを購入しました。
頭金は0万円、金利は3.0%。
頭金ゼロで全額ローンは当時としては稀なケースです。
しかし、独立資金も必要なタイミングだったため、多少高い金利でも全額ローンを選ぶことになったそうです。
しかし、開店後、思うようにお客様は来ず、仕事はうまくいっているとは言えない状況でした。
それでもなんとか持ちこたえていたところに、共働きで頑張ってきた奥様が病気に。。。
奥様が働けなくなり、看護のため自分も十分に働くことが出来なくなり、収入の回復がしばらく見込めなくなりました。
そこで本松さんは一大決心をして、自営業をやめ、事務職として企業に就職されたそうです。
ところが、すぐに奥様の看護や家事のために、短時間労働に切り替える事になり収入が減少。
やがて貯金も底を尽き、滞納が4ヶ月続いてしまいました。
銀行からは督促の手紙が来ていたものの、とても一括返済できる状況ではありません。
現実的に返済は不可能と考え、ご両親や奥様と相談し、返済を続けていくのは難しいと思い、ご自宅の任意売却を行う事にしたとのことでした。
2017年、インターネット経由で私たちに費用やスケジュールなどをご質問いただいたところから任意売却に向け話を進めました。
2.希望:引っ越しているので、すぐに売却したい
本松さんの希望をまとめると以下の通りでした。
- 家族で実家に引っ越しているので、すぐに家を売却したい。
- 周囲にも知られたくないので競売を避け、任意売却をしたい。
- 金額的にも少しでも借金を減らしたい。
本松さんはお店を畳むタイミングでアパートに引っ越されていたため、すでにマンションは空き家でした。
ですのですぐに売却し、少しでも滞納や借金を減らしたいとのことでした。
3.自分の場合、どうすれば良いか分からず不安
実は、本松さんはアリネットにご連絡いただく前に、近くの不動産会社に色々と動いていました。
しかし、全額ローンの住宅ローンが残っているから難しいと相手にされず。。。
さらに、一括査定もお願いしようと連絡してみたものの、ローン返済で滞納があるからと、売却出来ないと言われ、まったく全く取り合ってくれなかったそうです。
アリネットに連絡をくれた時には、もうどうすれば良いかわからず半ばパニックに陥っている様子でした。
実際、ご両親にお金の工面を頼みながら、『自己破産する事になるかもしれない』と話していたそうです。
4.解決法:競売を回避できるよう交渉しながら、購入希望者リストに紹介する
本松さんの状況を鑑み、相樂からは下記の提案を行いました。
1.競売を回避できるよう、早急に債権者と交渉を始める。
2.購入希望者リストがあり、売却の見込みがあることを伝える。
3.アリネット独自の6,000件の購入希望者リストに直接紹介する。
銀行から督促状が何度も来ていたので、競売の申し立て通知が届くのも時間の問題でした。
競売申立通知書が来てしまえば、最短4ヶ月ほどしか時間がないため、その前に動きたいところだったので、本松さん了承の上、すぐに債権者と交渉を始めました。
・幸い首都圏内にあるマンションで人気だったこと。
・アリネットの方で購入希望者リストに直接紹介できること。
など、いくつかの交渉材料があったので、比較的スムーズに話を進める事ができました。
債権者としても競売になって市場価格の7割しか回収できないよりも、任意売却でより多くの貸付金を回収できた方がメリットがあると理解いただけたようです。
債権者との交渉を進めつつ、早速アリネット独自の6,000件の購入希望者リストに紹介しました。
5.期間:5カ月掛け、区分マンションを2,700万円で売却
早々に15、6件ほどの問い合わせがあり、空き家だったのですぐに7件内見していただきました。
ただ、
・債権者との交渉により、競売よりも売却まで時間の余裕があったこと。
・購入希望者からの反応がよかったこと。
から、慌てずにより良い条件で購入してくれそうな方に絞っていきました。
その結果、最終的に約5ヶ月で任意売却を成功させることができました。
売却額は2,700万円、残債は400万円でした。
残債はやや多めに残ったものの、貯金も底を尽き自己破産を覚悟していた状況での任意売却成功だったので、本松さんには喜んでいただけました。
債権者側も競売よりも多くの資金が回収できたとのことで、好意的に手続きを進めてもらう事ができました。
6.返済金額:毎月の返済が11万円から1万円に
400万円の残債が残ってしまったものの、毎月の住宅ローン返済額は11万円の支払いから、1万円まで一気に減りました。
マンションの管理費や修繕費など諸費用を含めると14万円くらい払っていたので、アパートの家賃を含めての毎月6万円近くの生活費が浮いたことになります。
本松さんは、
任意売却を行っていた時は失敗でストレスが続いていました。
でも、今は家族での毎日を取り戻す事が出来たと思っています。
両親も物凄く心配してくれ、今後、やり直していく勇気をくれました。
とおっしゃっていました。
今回、比較的スムーズに任意売却が進んだ背景には、首都圏のマンション価格高騰が背景にあったと考えています。
「マンションデータ白書2017」によると、首都圏の中古マンションの平均価格は3,257万円だったので、本松さんの売却額2,700万円は、買主にとってもお得な買い物になったと思います。
7.任意売却後の生活:奥様の体調も回復基調。来年にはフルタイム復帰も視野に
相談を行った時の本松さんは本当にうなだれている感じで、どうやったら、立ち直れるのだろうと心配しました。
しかし、一つ一つ情報を整理し、売却後のローンを減らす事にフォーカスし、今回のような結果を実現でき、本当に良かったです。
本松さんから本当に感謝され、一回目の面談と全く違うお顔をしていて、安心しました。
7-1.任意売却から数年経ち、本松さんの奥様の体調も回復
来年くらいには本松さんはまたフルタイムに復帰して働く予定とのことで、今も毎月1万円の返済を続けつつ、生活を立て直しておられる様子でした。
本松さんのように、不動産屋に相談して住宅ローンや競売を理由に売却を断られるケースは本当に多いです。
一般的な不動産屋は、債権者との交渉や条件の引き出し方が分かっておらず、話が進みません。
そこで諦めてしまうとそのまま競売になってしまいます。
そのため、これを読んでいる方は本松さんのように諦めず、任意売却の実績が豊富な不動産屋を探して欲しいと思います。
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7-2.住宅ローンの返済で悩んでいる方へ、
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□銀行・裁判所から手紙が届き、対策を考えている
□ペアローンを含め、ローン総額が総収入の8倍以上
□転職や病気で、収入が減って、返済に悩んでいる
□借り入れや返済など、毎月の収支管理が出来ない
□養育費や学費など生活費が増え、やや苦しい
□ボーナス等一時金が減った又は無くなった
□離婚や出産で共働きが出来ず、返済が苦しい
□自宅の買い取りチラシがポストに頻繁に入っている
□年金だけでは、家賃や毎月の生活が厳しい
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