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不動産で明るい毎日を目指す六本木の不動産屋、(株)リビングインで住まいのトラブル相談・提案を担当している宅地建物取引士兼住宅ローンアドバイザーの相樂です。
今回は、女性の一人暮らし向け、1Kの特徴、メリット・デメリットを知って、最大限に快適に過ごすお部屋づくりを画像とともに解説していきます。
相樂:玄関開けたら、すぐに居室まで見えてしまう1Rより、女性なら居室と玄関の間に扉を挟む1Kが良いと思います!
料理の臭いなども扉一枚で全然違います。そして、トイレや洗面の音が居室に来にくいのがすごくいいと思います。女性の一人暮らしの失敗談を分析してみても1Rのお部屋より、1Kのお部屋の方が断然選ばれています。
1.1Kとは?
1Kの間取りとは、4.5帖未満のキッチンスペースがあり、居室との間に仕切りがあるお部屋のことを一般的に言います。居室を4帖半、浴室やトイレを3帖と仮定すると、12帖(約20平米)くらいのお部屋になります。ただ、個人的には居室の広さにはこだわってほしいので、4畳半ではなく、6畳や7畳ぐらいある約24平米ぐらいあるとゆったりと暮らせると思います。
よく比較対象となるワンルーム(1R)は、キッチンスペースと居室との間に仕切りがありません。似たような立地や設備、お部屋の大きさであれば、ワンルームよりも1Kの方が少し高くなります。
2.住んでわかった1Kのメリット
失敗談を分析していく中で分かったことは1Kにはワンルームにも、1LDKにもない、独特の魅力がある事です。
2-1.1Kにはワンルームにはない快適さがあった!
ワンルームに住んでいた人が1Kに引っ越した時に感じるメリットは以下の通りです。
・キッチンの扉を閉めることで、料理のニオイや煙がリビングに入ってこないので、ベッドや洋服へのニオイ移りの心配がない。
・洗濯機を回す音が気にならない。もちろん、トイレとかの音も・・・
・宅配便などの訪問があっても、中まで見えないので、プライベート空間を覗かれない。
主にニオイ、音、プライベートに関する回答が多かったです。一点、扉の位置によってはエアコンが効かないので料理を作っている時など暑くなる時があります。
2-2.1Kなりのコンパクトな生活ができるようになってラッキー!
1DKや1LDKから1Kに引っ越すと、部屋の狭さを感じますが、案外良かったという声もあります。考えようなのかもしれません。
・掃除が簡単。お掃除ロボット、走らせられます。
・家賃や光熱費が安い。1Kの方が狭い時が多く、エアコンの効きもいいです。
・広さより利便性をとって、より通勤に便利な都心に引越すことができる
仕事でほとんど家にいない、あまり料理をしないあなたは、1Kで生活コストを抑え、好きなことにお金を回すのもいいですね。
3.住んでわかった1Kのデメリット
引っ越しの失敗談を分析していく中でデメリットもあります。ワンルームから1Kへの引越しでの不満は少ないようですが、広さが大きく変わる1LDKから1Kの場合は少し考えた方がいいかもしれません。
また、同じ1Kでも、細長いお部屋は注意が必要です。ベッドを置く場所に困ったり、レイアウト次第でお部屋が狭く感じることがあります。
3-1.生活感満載のお部屋になってしまった
寝室を作れる1LDKと違い、1Kでは寝室と生活スペースが混在してしまいます。生活スペースにすべての生活用品を置かざるを得ないので、インテリアにこだわるのは難しいようです。
3-2.ベッドやソファが邪魔になった
お部屋の大きさや間取りによっては、ベッドやソファを置くと、他に大物家具は置けないこともあります。引っ越しあるあるですが、持って行った家具が入りきらず、中にはベッドとソファを共存させるのが難しく、泣く泣く処分したケースも・・・。
すでに、家具やインテリアを持っている場合は、レイアウトを考えてからお部屋を選んだ方がいいですね。引っ越し後に順次集めていくケースもあります。
4.快適なのに広さを確保!1Kにオススメのインテリア
スペースが限られる1Kのお部屋でおしゃれさと快適さを最大限に発揮するインテリアを紹介します。基本的にはコンパクトで機能が豊富な一台で二役等こなす物がお勧めです。
4-1.1台2役ソファーベッド
スペースをムダにしない最強のアイテムが、ソファーベッドです。背もたれを倒すと、シングルサイズのベッドもよりも大きく、ゆったりと寝られるサイズのものもあります。
参照: http://shop.space-design.info/?pid=103378103
4-2.収納も確保したい人は、1台3役ソファーベッド
狭い、収納がないといった問題を一気に解決してくれるアイテムが1台3役のソファーベッドです。表面がしっかりしたデザイン性の高いタイプを選べば、インテリアとしても魅力があります。
参照: http://shop.space-design.info/?pid=63563626
4-3.ベッドは譲れない派!向け
きちんとしたベッドがいいという方は、収納付きのベッドにしましょう。場所を取る分、高級感のあるデザインのものを選ぶと、お部屋が安っぽくなりません。
参照: http://shop.space-design.info/?pid=54097975
5.女性の一人暮らしにちょうどいい1Kのまとめ
・1Kは、4.5帖以上未満のキッチンと、もう一つ扉で仕切られた居室をもつ間取り
・12帖(6坪、約20平米)前後のお部屋が多い
・料理のニオイや選択の音を扉でシャットアウトできる魅力
・シンプルな間取りで生活動線のコンパクトさや掃除のしやすさが魅力
・すべてが一部屋にあるので、家賃や水光熱費を抑えることができるので、都心の便利なところに住みやすい
・1Kのお部屋では、ソファとベッド、収納を併せ持つインテリアを選ぶのがポイント
あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。
今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して、結果と原因のみ、記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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