お部屋探しのとき、新しい生活に思いを馳せて、とてもワクワクしますよね。だけど、、、「内覧してもお部屋のどこを、何を見て良いかわからず、結局、不動産屋さんの言われるがままに契約してしまった。」という人も少なくないと思います。
実際に、幾多もあるお部屋の中から、専門家でもない一般の方が後悔しないマンションを的確に選ぶのはとても難しいことなので、仕方のないことなのです。しかし、約3ヵ月という大切な時間や一回50万円のお金をかけたせっかくのお部屋選びで、
「全然、思い通りのお部屋じゃなかった。」
「すぐに引越したくなった。」
「引越した当日に後悔した。」
・・・、なんてことは避けたいですよね。そこで、クチコミを使った不動産選びのプロが都心に住む女性がスムーズのお部屋探しを進めるための、チェックしておきたい最低限のポイントをまとめました。
コロナウイルスの影響で自宅に居ることが多くなった今、しっかりと呼んでほしい、今回は、【お部屋編】です。
▶︎ 都心のスムーズなお部屋探し。失敗事例を使った内覧のチェックポイント【建物編】はこちら
▶︎ 都心のスムーズなお部屋探し。内覧のチェックポイント【立地・環境編】はこちら
1.玄関は安全性と収納スペースをチェック
お部屋の顔とも言える玄関は外の世界とプライベートな空間を分けるとても大切な場所です。それと同時に、玄関は外からの目がある場所なので、まずは安全面をチェックしましょう。鍵の構造はディンプルキーやカードキーなど複製がしにくいものか、ドアチェーンやのぞき窓はしっかりとしたものが付いているか、確認してください。
玄関のたたき(靴を脱ぐ場所)の広さや収納スペースがあるかも要チェックです。というのも、傘や靴などを玄関の外に置いておくと、女性の一人暮らしということがバレてしまうので、玄関内にしまっておくことをオススメします。そのためにも、玄関内に収納スペースが必要なのです。
またちょっとしたことですが、玄関には段差がある方がお部屋の中に砂やホコリなどが入りづらいので、段差も見てくださいね。
2.リビングが東から南向き
既に多くの人が南向きの部屋がいいのは知っていると思います。引越し後、いくらお金をかけたとしても変えられないのが日当たりです。日当たりが良いと開放的で気持ちが良くなります。朝からキチっと、起きられます。お部屋がジメジメしにくい、部屋干しでも洗濯物が乾きやすい、冬場の光熱費節約になるといった実用面のメリットも見逃せません。だからこそ、部屋探しの際は南向きの部屋でキチンと採光が取れるのか、確認してほしいと思います。
特に、日中仕事の人は過ごす時間が長いリビングを南向きや南東にすると、とても快適に過ごせると思います。お部屋の内覧時は窓の位置や窓からの眺めも絶対に確認してみてください。他にも、コロナウイルスの影響で自宅に居ることが多くなり、日中家にいることが多くなっても、日が当たる部屋で窓を開け、気持ちよく仕事出来る部屋はどんな部屋か考えながら、お部屋を選ぶといいと思います。
周りをビルに囲まれ、日が入らない、窓を開けると空気や騒音がうるさい部屋で仕事は・・・僕には難しいです。
3.キッチンは高さとコンロ、換気扇をチェック
料理好きの方はもちろん、普段のちょっとしたお皿洗いなどの際も使うキッチンもしっかりチェックしておきましょう。内見の際に設備や新しさなどは目が行きますが、見落としがちなのが高さです。背の高い方、築年数が20年を超えるようなマンションでは、キッチンが低いことがあります。
キッチンの高さが合わないと使いにくいというだけでなく、人によっては大きなストレスを感じたり、腰などを痛めてしまうこともあるので気をつけたいところです。
また、一人暮らし用のマンションではIHコンロが多いですが、ガスで料理したい方はコンロの種類や口数、都市ガスかプロパンガスか、なども確認しておきましょう。さらに、火を使う料理が多い場合は、フード付きコンロの方が、お部屋に匂いや熱、油などがこもりにくいのでオススメです。
4.水回りは清潔さと湿気のこもりにくさを確認
洗面所やトイレ、お風呂などは、換気扇や窓などが付いていると、カビや匂いの元になりにくく清潔に過ごしやすいです。浴室乾燥機も単に洋服や浴室が乾くというだけでなく、洗濯物を見られないことによる防犯効果も期待できます。水回りは見える部分だけでなく、洗面台の収納スペースに隠れている配管周りや壁の継ぎ目などを見て、カビが生えていないかもチェックしましょう。
最近のはやりですが、可能であれば、同時にシャワーなどは内覧のときに水を出してみて、水圧を確認すると、引っ越した後に、水圧が弱いと気持ちが悪い思いをせず、より安心です。
5.失敗を生かし、賢い部屋選びまとめ
お部屋は仕事の疲れを癒すために、長くゆっくり過ごしたい場所ですから、じっくり選びたいですよね。とはいえ、忙しい中、何度も内覧に行くのは大変だと思います。
できれば、あなた自身の目でチェックするのが一番ですが、難しい場合、また一人で決めるのが難しい場合は、ぜひ防犯面では防犯設備士などの力も借りてみてください。抜けを無くすために、事前にチェックリストを制作するのもアリだと思います。プロならではの視点で、あなたの理想のライフスタイルを実現する一人暮らしが叶うお部屋がきっと見つかると思います。
あなたの大切な人生と毎日の平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。
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今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して、結果と原因のみ、記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。