不動産用語解説 賃貸住宅における瑕疵(かし)とは?

瑕疵(かし)とは?

瑕疵とは、賃貸住宅の場合、お部屋の壁や床などについたキズ、設備の不具合などのことを言います。

お部屋を内見(下見)する時には、こうしたキズや不具合を確認した上で、契約されることをオススメします。

注意すべき点は、賃貸契約をする際、新築の物件を除くと、以前に入居されていた方がつけたキズが補修されず、そのまま残っているケースがあることです。 それを了承して入居する場合には、退居時を見越して、キズの様子を証拠として写真に撮っておき、大家さんや管理会社に説明しておくといいですね。 退居時の原状回復のトラブルを防ぐことができますよ。

なお、貸主側からすでにあるお部屋のキズの様子などを文書で報告を求められることもあります。 その時は、その文書が証拠となるので、ちょっと細かいかなと思うところまで、詳細に書いておくほうがよいでしょう。

キズは見た目でわかりやすいですが、排水設備などの不具合は、入居してからわかることも多いです。 その場合の修繕の対応について、どのような範囲まで貸主側で負担してもらえるのか、大家さんや管理会社へきちんと確認した上で、契約をされると安心ですね。

このようなトラブルを防ぐためにも、疑問点があったらすぐに仲介不動産会社に相談しましょう。

担当:馬場

あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。

今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。

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相樂 喜一郎

この記事を書いた人

相樂 喜一郎

事例を基にトラブルの少ない取引を目指し、2011年以降130件以上の不動産取引を経験。現在はこれまでの経験を活かし、地域の金融機関と一緒に相続に伴う実家の再生や売却、住み替えに注力。不動産鑑定士補、宅地建物取引士、相続アドバイザー、住宅診断士。 >>その他詳しい実績はこちら

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