1.ケーブルテレビ(CableTelevision)はケーブルを使って、番組を放送するサービス
ケーブルテレビ(CableTelevision)とは、アンテナではなくケーブルを用いてテレビ番組を放送するサービス、または事業者のことをいいます。「cable」の「ca」と、「television」の「tv」で、『CATV』と略されることもあります。ちなみに、CATVについてまとめた記事はこちらです。
また、『地上波放送』や『衛星放送』といったアンテナを用いる『無線放送』に対するものとして、『有線放送』『有線テレビ』と呼ばれることもあります。
ケーブルテレビのケーブルには、光ファイバーケーブルや同軸ケーブルが用いられ、幹線には光ファイバーを、各加入者宅への引き込みには同軸ケーブルを用いる方式が主流です。
2.ケーブルテレビのメリット
2-1.メリット1:双方向性
ケーブルテレビは、アンテナに向かって一方的に信号を送る無線放送とは異なり、ケーブルを通じて双方向の信号のやりとりができます。 これにより、電話サービスやインターネット接続サービスなどを一つの回線で提供することができます。 それぞれを別の回線で契約する場合に比べて、費用が抑えられる場合が多いです。
2-2.メリット2:故障のリスクが少ない
ケーブルテレビは、アンテナではなく、地面に埋設したケーブルを用いるため、台風や積雪などによる故障の心配がありません。
2-3.メリット3:ノイズを受けにくい
ケーブルテレビは、有線放送であるため、山間部やビルが密集した都市部など無線放送を利用しにくい(電波を受信しにくい)地域においても、安定して利用することができます。
3.ケーブルテレビで放送されている番組は?
・地上波放送
・『BS放送』や『CS放送』などの衛星放送
・映画やスポーツなどの各種専門チャンネル
・地域情報などを扱う行政チャンネル
・自社制作番組を扱う自社チャンネル
などがあり、休日やアフターファイブを、テレビを見ながら過ごすことが多い方にオススメです。もし、希望するマンションがケーブルテレビに対応しているかどうかについては、不動産会社に問い合わせれば教えてもらえます。
万が一、ケーブルテレビに対応していない場合は、以下のようなステップを踏む必要があります。
・大家の許可を得る
・個別にケーブルテレビ事業者と契約をする
・引き込み工事を行う(立ち会う)
担当 馬場
▶関連用語:CATV、地上波放送、衛星放送、無線放送、有線放送、有線テレビ、BS放送、CS放送
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今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。