略して、『損保』と呼ばれることがあります。
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2015年7月22日損害保険とは、自然災害や火事、交通事故など、偶然の事故によって生じた損害を補填(ほてん)するための保険のことです。
損害保険とは、自然災害や火事、交通事故など、偶然の事故によって生じた損害を補填(ほてん)するための保険のことです。
略して、『損保』と呼ばれることがあります。
『保険法』では、人の生死や傷病に関する保険以外の保険を損害保険としています。
集合住宅における損害保険には、
・管理組合が加入する共用部分の損害保険
・居住者が個別で加入する専有部分の損害保険
の大きく2つに分けられます。
【管理組合が加入する共用部分の損害保険】
一般的に、管理組合は、下記のような保険に入ります。
共用部分の火災保険:
火災や落雷、風害などにより被った共用部分の損害を補填する保険
個人賠償責任保険:
居住者が、日常生活において、他人(居住者を含む第三者)に与えてしまった損害を補填する保険
例)
・洗濯機の水漏れにより下の階を水浸しにしてしまった
・ベランダから植木鉢を落下させて通行人にケガをさせてしまった
個人賠償責任保険の被保険者は、居住者ですが、管理組合が一括して加入するのが一般的
施設賠償責任保険:
共用部分にある建物や設備の欠陥や管理不備により、他人(居住者を含む第三者)に与えてしまった損害を補填する保険
例)
・マンション共用の水道設備の破損により、居住者のお部屋を水浸しにしてしまった
・建物の外壁タイルが落下して通行人にケガをさせてしまった
【居住者が個別で加入する専有部分の損害保険】
一般的に、居住者は、下記のような保険に入ります。
専有部分の火災保険:
火災や落雷、風害などにより被った専有部分の損害を補填する保険
家財保険:
火災により被った家財(家具や家電、衣類、食品など)の損害を被害を補填する保険
一般的に、居住者が加入する損害保険は、賃貸契約を行う際に加入することになります。
その際、任意の損害保険に加入できる場合と、不動産会社などが指定する損害保険に加入する場合があります。
事故は起こさないに越したことはありませんが、万が一のことを考えて、損害保険には、加入しておくことをオススメします。
補償内容や保険期間、保険料などは、損害保険の契約内容により異なりますので、契約時に確認するようにしてください。
担当 相楽
▶関連用語:損保、保険法、管理組合、共用部分、専有部分、火災保険、個人賠償責任保険、施設賠償責任保険、家財保険
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今回もなるべくポイントを整理して、結果と原因のみ、記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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相楽 喜一郎 代表取締役
国立大学卒業後、証券、総合不動産会社を経て、独立。オーナーとの折衝を中心に賃貸・売買仲介やその管理を行ってきた。これまで300室以上のお部屋を契約。不動産鑑定士補及び宅地建物取引士、管理業務主任者