火災発生後、消火活動が終了するまで、30分から3時間ほどかかるので、この時間に耐えられるよう、周囲への延焼を防ぎ、また、建物が倒壊しないような『耐火性能』が求められています。
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2015年7月29日耐火構造とは、建物の主要構造部分(壁・柱・床など)が、建築基準法に定められた一定の『耐火性能』を持っている『鉄骨造』などの構造のことを言います。
耐火構造とは、建物の主要構造部分(壁・柱・床など)が、建築基準法に定められた一定の『耐火性能』を持っている『鉄骨造』などの構造のことを言います。
火災発生後、消火活動が終了するまで、30分から3時間ほどかかるので、この時間に耐えられるよう、周囲への延焼を防ぎ、また、建物が倒壊しないような『耐火性能』が求められています。
建築基準法上、たとえば、2階建て以上の病院、3階建て以上の集合住宅などは、耐火構造にしなければいけないので、デザイン性よりも、まずは『耐火性能』を持たせることを優先しなければなりません。
耐火構造の住宅としては、『鉄筋コンクリート(RC)造』、『鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造』などのものが挙げられます。
構造的に、建築費が高くなる傾向にあるので、その分家賃も高くはなりますが、万が一、火災が起こった時には、安心材料にもなりますね。
逆に、2階建てまでの集合住宅は、耐火構造は必須条件ではないので、『木造』、『軽量鉄骨造』など建設コストが抑えられる構造のものが多いです。
家賃は安くなりますが、耐火性だけでなく、遮音性も弱くなることがあるので注意しましょう。
耐火構造を持つ住宅は、耐火構造を持たない住宅と比べると、家賃は高くなりますが、一方で、火災保険料が安くなるなどのメリットもありますので、お部屋選びの際には、総合的に検討したいですね。
担当:馬場
▶︎関連用語:鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、木造、軽量鉄骨造
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今回もなるべくポイントを整理して、結果と原因のみ、記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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相楽 喜一郎 代表取締役
国立大学卒業後、証券、総合不動産会社を経て、独立。オーナーとの折衝を中心に賃貸・売買仲介やその管理を行ってきた。これまで300室以上のお部屋を契約。不動産鑑定士補及び宅地建物取引士、管理業務主任者