D.不動産用語

延床面積とは『お部屋の床面積を合計した面積』のこと

延べ床面積とは、お部屋の床面積を合計した面積のことです。一般的には延べ床面積として知られていますが、建築基準法では『延べ面積』が正式な名前です。

延べ床面積は2階建ての家なら、1階と2階の床面積の合計で、住宅全体の床面積を表し、一戸建て住宅てで使われる言葉になります。

ただし、

  • 吹き抜け
  • 天井高が1.4m以下、ロフトがある階の2分の1以下の面積、はしごが固定されていないロフト
  • 外壁からの出幅が1メートル以下のバルコニーやベランダ

は含まれません。ピロティはどうでしょうか?(ピロティとは?から説明を始めています)

他にも、一戸建てのお家を建てる場合、場所によって一定の制限があります。

「その敷地に対して、どれくらいの広さ(延べ床面積)の家が建てられるか?」という割合を表す容積率のことです。土地に対して、どれだけ大きい家を建ててもいいというわけではありませんのでご注意ください。

たとえば、100平米の土地があるとしましょう。容積率100%の場合、延べ床面積100平米の家を建てることができます。1階50平米、2階50平米という大きさの家です。しかし、容積率80%の場合、延べ床面積も80平米になります。1階を50平米にすると、2階は30平米までの大きさしか建てられません。

また、坪単価は、建物の本体価格を延べ床面積の坪数で割った金額になります。延べ床面積は、一戸建てを建てる際の計算でよく使われるので、覚えておくと便利です。

担当:馬場

▶︎関連用語:建築面積、施工面積、土地面積、容積率

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相樂 喜一郎

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相樂 喜一郎

事例を基にトラブルの少ない取引を目指し、2011年以降130件以上の不動産取引を経験。現在はこれまでの経験を活かし、地域の金融機関と一緒に相続に伴う実家の再生や売却、住み替えに注力。不動産鑑定士補、宅地建物取引士、相続アドバイザー、住宅診断士。 >>その他詳しい実績はこちら

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