LGSとは、軽量鉄骨造のことで、建物の構造のうち、鉄骨造の一つの種類で、鋼材の厚みが6mm以下の鉄骨を使っている造りのことを言います。 6mmを超えるものは、『重量鉄骨造』と言います。
工法として、よく耳にするのは、『木造(W)』『鉄骨造(S)』『鉄筋コンクリート造(RC)』『鉄筋鉄骨コンクリート造(SRC)』でしょうか。
軽量鉄骨造は、『プレハブ工法』という、工場で予め作られた部品を、建築現場で組み立てるという方法をとっているので、建築期間が短く、建築コストを安くすることができるので、賃貸住宅に取り入れられていることが多いです。
耐久性・防音性などの住宅の質でいうと、『重量鉄骨造』『鉄筋コンクリート造』の方が優れていますので、ニーズに合わせて選びたいところですね。
軽量鉄骨造のメリットとしては、
・建築コストが安く抑えられることで、鉄筋(鉄骨)コンクリート造のものよりも家賃がお手頃
・木造に比べると、鉄骨のため耐震性があり、虫がつきにくい
一方のデメリットしては、
・木造に比べると、通気性が悪い
・断熱性が低いので、夏は暑く、冬は寒いので、エアコンが欠かせない
・生活音が響きやすい
・外部の騒音も気になることが多い
といったことが挙げられます。
最近では、生活音・騒音については、防音・遮音グッズが充実しているので、上手に使うといいかもしれませんね。
しかし、これはあくまで対策でしかなく、ピアノなどがご趣味の方、小さなお子さんがおられるご家庭は、近隣の方とのトラブルが発生しかねないので、特に注意が必要かもしれません。
また、昼間と夜間では、周囲の騒音の状況が異なりますので、可能であれば、どちらの時間帯でも下見(内見)ができると安心ですね。
弊社では、あらかじめ連絡いただければお仕事が終わってからなど、夜間でのお部屋の下見も可能ですので、お気軽にご相談ください。
担当:馬場
▶︎関連用語:鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、木造住宅(木造)、重量鉄骨造
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