1畳とは、畳1枚のこと又は畳(たたみ)1枚分の広さのことをいいます。
畳1枚の大きさは約1.82m×0.91mで、大人1人が横になれる大きさを基準としていますが、地域によって畳の大きさは異なります。
一般的に関西の方が関東よりも畳が大きいのが特徴です。 これは、
・関東では家を建ててから畳が作られる
・関西では畳に合わせて家を作る
という歴史的な違いから生まれています。
しかし、地方や建設業者によって畳の広さにバラつきがあっては、「もっと広いお部屋のつもりだったのに、実際は狭かった」などということが起こりかねません。
そこで、不動産の表示に関する公正競争規約施行規則では『1畳(帖)は1.62㎡以上』とルールで決められています。
また、1畳とほぼ同じ意味で『1帖(じょう)』と書いてあることもあります。 たとえば、フローリングの洋室では本来『1畳』と表記するのはおかしいです。
しかし日本人には畳の暮らしが定着していた事もあり、『●畳』と表記してある方が部屋の広さをイメージしやすいため、同じ発音の『帖』が使われています。
平米の代わりに『帖』書いてあるのも同じ理由からです。
ただし、たとえば広告に「リビング12帖」と書かれていても、実際のお部屋はもっと狭いことがあります。
壁や柱の中心から面積を測り、お部屋の広さを出している『壁芯面積(へきしんめんせき)』という表記によるためです。
イメージしていた大きさと違うということを防ぐためにも、お部屋をお探しの時は実際に内見をしてみて部屋の大きさを体感していただくことをオススメいたします。
担当:相楽
▶関連用語:壁芯面積
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