前回からの続きで、今回は十番祭りの概要から具体的なお店まで解説していきます。 ちなみに、これまでの麻布十番納涼まつりの特集について
2.麻布十番祭りの開催概要・時間
麻布十番納涼まつりは例年、8月の第4土日に行われています。 2018年の開催概要は以下の通りです(参照:公式サイト)
名 称:麻布十番 納涼まつり2018
日 程:2018年8月25日(土)~8月26日(日)
時 間:15:00~21:00
場 所:麻布十番商店街
最寄駅:都営地下鉄 大江戸線「麻布十番駅」
:東京メトロ 南北線「麻布十番駅」
公式サイト:http://www.azabujuban.or.jp/noryo/
3.麻布十番祭りのおすすめ屋台
麻布十番納涼まつりの屋台は100店を越えるので、全部を制覇するのは至難のワザです。そこで、自分なりの“テーマ”を持って、あらかじめ屋台をチェックしておくと、スムーズに回ることができます。
今回は、麻布十番納涼まつりの魅力を最大限に活かす、以下の3テーマで、2018年出店していたお店からおすすめ屋台を紹介します。
・人気店や高級店の屋台を狙う
・おらがくに自慢屋台で、珍味を味わう
・インスタ映え必須のお酒を堪能する
3-1.人気店や高級店の屋台を狙う
普段なかなか入れない人気店や高級店が、麻布十番納涼まつり特別メニューや価格で出店しています。
1年に1回、お祭りでしか味わえないメニューは必見です。
3-1-1.お土産にもGOOD!永坂更科布屋太兵衛(ながさかさらしな ぬのやたへえ)
寛政元(1789)年創業の、真っ白な美しいお蕎麦で有名な『永坂更科布屋太兵衛』の本店は、麻布十番商店街にあり、お祭りの日はお店の前で屋台を出しています。
乾麺を売っているので、お祭りに来られなかった人へのお土産にもオススメです。
公式サイト▶︎ http://www.nagasakasarasina.co.jp/
3-1-2.行くなら早めに!焼き鳥のあべちゃん
麻布十番の人気店と言えば、焼き鳥『あべちゃん』。いつ行っても満席で入れないお店ですが、お祭りの日もやはり競争率は激しいです。
しかし、せっかく麻布十番に来たなら是非味わいたいお店なので、混雑が本格化する前の早い時間帯に行くのがオススメです。
公式サイト▶︎ http://www.azabujuban.or.jp/shop/gourmet/117/
3-1-3.芸能界一の食通もオススメ!紀文堂のワッフルバター
1920(明治43)年創業の和菓子屋さん、『紀文堂』も必ず行きたい屋台の一つです。 芸能界一の食通と言われる、ダチョウ倶楽部の寺門ジモンさんも紹介しています。
暑いのでワッフルアイスを食べたいところですが、個人的には敢えてワッフルバターがオススメ。
昔ながらの鉄板で焼きあがったばかりのフワッフワのワッフルに、バターが挟まれて出て来ます。
本家ダチョウ倶楽部並みに「アツイ!アツイ!」と言いながら、トロ〜リ溶けたバターの塩味と、ふわふわワッフルの甘みが口の中で見事に調和します。
この絶妙なバランスは、老舗ならでは。 ワッフルは1回に5個ずつしか焼けないので、紀文堂も混む前の早めの時間帯に行くことをオススメします。
公式サイト▶︎ http://www.azabujuban.or.jp/shop/food/147/
3-1-4.叙々苑 & 叙々苑キッチン
芸能人や著名人の中にもファンを公言し、たびたびテレビ番組などメディアに取り上げられる焼肉の名店『叙々苑』。 麻布十番には、『叙々苑』と弁当専門の『叙々苑キッチン』があり、お祭りの日にはそれぞれがお店の近くで出店しています。
『叙々苑』で一番お手頃価格の『焼肉ランチ【S】』が2,300円(税込)。 『叙々苑キッチン』の『牛切落し弁当』が1,900円(税込)の中、お祭りの日には『和牛切り落とし焼』が1,000(税込)と、超お値打ち価格に!
ご飯がついていないので、他の屋台を食べる余力も残しつつ、叙々苑の味を堪能できます。 もっとお手軽に食べたい、お肉を食べたらご飯が欲しくなる、という方は『焼肉ライスバーガー500(税込)』もオススメです。
公式サイト▶︎ (叙々苑)https://www.jojoen.co.jp/shop/jojoen/azabu/
(叙々苑キッチン)https://www.jojoen.co.jp/shop/kitchen/lunch/
3-1-5.お祭りでは敢えてたい焼きではなく!浪花家総本店
キャプション:『浪花家総本店』の宇治金時かき氷
『浪花家総本店』の名物といえば、たい焼きです。 パリッと香ばしい皮に包まれた、ほどよい甘さ加減のあずきが絶妙なコンビネーションのたい焼きは普段から大人気で注文してから数時間待ちも珍しくありません。
もちろんお祭りの日も、たい焼きを買うのはアリなのですが、敢えて私たちがオススメしたいのが、かき氷です。
何と言っても、このレトロ感!
そう、『浪花家総本店』のかき氷は昔懐かしいかき氷機で全て手作りされているのです。
フレーバーは、オーソドックスないちご、ミルクの他に『浪花家総本店』らしい、あずき、宇治ミク、宇治金時の5つ。
ぜひ、麻布十番納涼まつりでしか味わえない、『浪花家総本店』をお楽しみください。
公式サイト▶︎ http://www.azabujuban.or.jp/shop/food/219/
3-1-6.大人の焼き鳥店の味を500円で堪能。麻布 とさか
麻布と赤坂に店舗を構えるラグジュアリーな大人の焼き鳥店、『麻布 とさか』は、大切な人と大切な時間を過ごしたい人たちで溢れかえっている人気店です。
店内の落ち着いた雰囲気や美味しい焼き鳥、ワインなども豊富に取り揃えられていることから、カップルで来ている人もよく見かけます。
提供される焼き鳥は、『麻布 とさか』の料理人たちのこだわりから独自に開発された『伊那 福どり』が使われています。
抗生物質やホルモン剤、添加物などを一切使用せず、長野県の雄大な自然の中で育てられた『伊那 福どり』を、部位に合わせて7種類もの塩を使い分けながら、調理された焼き鳥はまさに絶品です。
そんな名店『麻布 とさか』の『鶏もも炙り焼き』がお祭りの日には、なんと500円で食べられます。
落ち着いた店内でのお食事も良いですが、お祭りの賑わいの中、屋外で食べる鶏もももまた別格の味わいです。
煙たさがこの写真からも伝わるといいですが・・・。
公式サイト▶︎ http://www.positivefood.com/tosaka/
3-1-7.150年の歴史の味がここに。麻布十番 豆源
1865年(慶応元年)創業の『麻布十番 豆源』は、創業時から店名にもあるように“豆一筋”でやって来た老舗中の老舗です。創業時から豆の良さを大切しながらも、時代に合わせて商品を開発することで支持を得続け、最近では外国人の来店も多数見られます。
今でも、作りたてが提供される時間には、商品があっという間に売り切れるなど、多くのファンを抱えている『麻布十番 豆源』の味が、お祭りの日には屋台でお手軽に、しかも徳用300円で購入可能です。
食べ歩きはもちろん、日持ちするので急な来客用のお茶菓子やお土産に多めに買っておいても良いですね!
公式サイト▶︎ https://www.mamegen.com/
3-1-8.おしゃれな店舗でお得なお肉を堪能、麻布十番焼肉 Kintan (キンタン)
まるでカフェバーのようなおしゃれな内装が魅力の『Kintan』は、女性やカップルにも大人気の焼肉店です。 通常、『ランチアニバーサリーコース』が3,800円で提供される『Kintan』で、お祭りでは牛タン1,000円、ハラミ500円などリーズナブルに味わうことができます。
お祭りの日は店内でいつもよりお得なコースや限定メニューも用意されているので、涼みながらゆっくり食事をとりたい方にもオススメです。
公式サイト▶︎ http://www.azabu-yakiniku-kintan.com/
3-1-9.東京カレンダーやドラマにも登場!Griil&Pasta es 麻布十番(グリル&パスタ エス)
『東京カレンダー』で麻布の名店5軒に選ばれた『Chick』や雑誌『大人の週末』が行った覆面調査でTOPの三つ星を獲得した『ARIA』などの姉妹店、『Griil&Pasta es 麻布十番(グリル&パスタ エス)』はカジュアルフレンチレストランです。
カジュアルとはいえ、白いタイルとレンガの外観やアンティークが並ぶ内装は高級感があり、2014年の開業ながらすでに麻布十番を代表する人気店となっています。
屋台では、『牛ハラミと豚カルビの盛り合わせ』1,000円、『粗挽きソーセージ』300円など、美味しいメニューをお祭り価格で味わえるのが魅力です。
ジューシーな粗挽きソーセージは香味がしっかりしていて、お酒がとっても進みます!
・・・申し訳ないほど、絵的には本当に地味ですが。
公式サイト▶︎ http://food-stadium.com/headline/002894/
3-1-10.日本人ならやっぱりお米!和食釜めし むら田
麻布十番のお米屋さんが始めた和食屋さんが、お祭りの日にも出店します。
どうしても濃い味になりがちなお祭りの屋台で、銘柄米を独自の割合でブレンドしたツヤツヤのおにぎりは格別に美味しいです。
「お米は日本人の心」とも言いますが、外国人のお客さんが多かったのを見ると、『むら田』のおにぎりがタダモノではないことがわかります。
そして大使館関係者と思われる外国人のお客さんに対して、ペラペラと英語でおにぎりの説明をする姿が、超絶クールです。
屋台には名物のおにぎりの他、おでんやスイカ、お惣菜など体に優しい食べ物がたくさん並ぶので、濃厚な屋台料理からリフレッシュしたい、という時にもオススメです。
ちなみに、毎年19時30分頃には売り切れてしまうのでお早めに!
公式サイト▶︎ http://www.azabujuban.or.jp/shop/shop_list/gourmet/403/
3-1-11.お酒が進むうなぎの串焼き、麻布 宮川
麻布十番商店街にある街のうなぎ料理店、『麻布 宮川』。
お祭りのオススメは、うなぎの串焼きです。屋台の串焼きといえば、焼き鳥や鮎などが圧倒的多数を占める中、うなぎの串焼きはひときわ目立ちます。
ジューシーな身とほどよい塩加減で、日本酒はもちろん、ビールやワインとの相性も抜群です。
公式サイト▶︎ http://www.azabujuban.or.jp/shop/shop_list/gourmet/11266/
3-1-12.珍味の食べ過ぎでホッと一息つきたくなったら、『居酒屋 十番』
おしゃれでラグジュアリーなお店の多い麻布十番ですが、元々は情緒と下町感溢れる街であり、それが麻布十番の良さでもあります。 その情緒を全面に出してくれているのが、真っ赤な看板が目印の『居酒屋 十番』です。
「これぞ居酒屋!」と言わんばかりの、昭和の雰囲気が懐かしさで、心が落ち着きます。 普段はなんとなく入りづらくても、お祭りの日は屋台が出ているので、手軽に買いやすいです。
ビール450円、緑茶割り400円、フランクフルト250円、ホタテの串焼き350円など、お手頃価格が満載なので、珍味を食べ過ぎたので一息つきたい、ホッとしたいという時に『居酒屋 十番』の「いつもの」感で一旦、お休みしましょう。
ちなみに、普段の『居酒屋 十番』ではほうれん草がたっぷり入った名物『ポパイ焼き(550円)』がオススメです。
公式サイト▶︎ http://izakayajuban.com/
3-1【番外編1】.麻布十番祭り屋台の隠れ人気屋台No.1!中国飯店 富麗華 (チュウゴクハンテン フレイカ)
『ミシュランガイド東京2018』でも1つ星を獲得した、中華の名店『富麗華 (フレイカ)』は、麻布十番納涼まつりでもっとも注目される屋台の一つです。
それがなぜ、“隠れ人気”なのかと言うと、麻布十番納涼まつりのメインストリートでは出店していないからです。
麻布十番納涼まつりは、麻布十番駅4番出口が最寄り出口となりますが、『富麗華』は新一の橋という大きな交差点を対角線で挟んで反対側の通りに行かなければなりません。
さらに、お店の裏手の地下1階に屋台がある、というまさに隠れスポットとなっています。
『富麗華』に行くには、麻布十番祭り会場から地上で横断歩道を渡るか、麻布十番駅から地下道を通って3番出口から地上に出るのがもっとも近いです。
『富麗華』は通常、平日ランチコースが2,500円、ディナーコースが14,040円〜という高級店ですが、お祭りの日にはなんと、アラカルトを各500円で食べられます。
「食べてみたかった!」という一品をお手頃価格で味わえるのは良いですね!
屋台では焼小龍包が目の前で作られていたり、北京ダックやシュウマイなどオーソドックスなメニューから、話題のパクチーがたっぷり入った中華風クレープ『チータンピン』も楽しむことができます。
また、屋台を出しているお店の地下にはイートインコーナーとして椅子やテーブル、冷房まで完備されています。
食べ物だけでなく、おもてなしもさすが一流ですね!
公式サイト▶︎ http://www.chuugokuhanten.com/store/fureika.html
3-1【番外編2】.屋台巡りに疲れたら、麻布永坂 更科本店 (あざぶながさかさらしなほんてん)
楽しくて美味しい屋台でも、あまりの人の多さにちょっと疲れてしまった…そんな時は、『麻布永坂 更科本店』でゆっくりお食事するのもオススメです。
『麻布永坂 更科本店』は、お祭り会場からほど近い、三菱UFJ銀行麻布支店の麻布通りを挟んで真向かいにあります。地下鉄麻布十番駅からは5a出口が最寄りです。
お祭り会場はすぐそこなのに、一気に落ち着いた雰囲気になり、テーブルと椅子で美味しいお蕎麦を食べることができるので、浴衣の方もゆったりと過ごすことができます。
公式サイト▶︎ http://www.sarashina-honten.com/
冒頭でも書きましたが、ともかく沢山のお店が出店しているので、ぜひ、いろいろと試してみて下さい。以下、ご紹介できませんでしたが、今回つまんだり、つまみたかったものの写真です。
ここら辺の紹介時は次回書いていきます。
今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
この記事へのコメントはありません。