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今回の引っ越しの失敗・不安やその原因を聞き、対策を考える事例分析インタビューは、現在製造業で働いている男性にお話を伺いました。
2013年08月、会社員をしていた20代の時に、2回目の引っ越しで1K(一人暮らし)のお部屋に引っ越した時のお話です。
1.引っ越しを決めた理由や理想のライフスタイルは何でしたか?
以前住んでいた木造アパートに大量のシロアリが発生し、何度も物件仲介業者および大家へ対応を要請しましたが、適切な処理をしていただけなかったため引っ越しました。
引っ越し後は、職場の近くに住む事で出退勤の移動時間を減らし自由時間を作り、趣味を充実させようと考えていました。
2.引っ越し前の不安について
2-1.不安はありましたか?
シロアリのような自分一人では手に負えないトラブルが発生した時、管理会社が迅速に対応してくれるかどうかが不安でした。その前の物件では処置が遅れたせいで家具や衣類を処分せざるを得なかったので、同じことが起きないようにしたいと思っていました。
2-2.その不安は引っ越しまでに解消しましたか?
物件を決める際、不動産会社に相談しましたが、実際のところは住んでみないと分からないので解消したとは言えませんでした。
>>分譲マンションで管理会社がトラブルの対応をしてくれない時、無料で相談できる先とその注意点3つはこちらのページです。
3.引っ越し時の失敗について
3-1.失敗や後悔はありましたか?
転居後の物件には大きなトラブルはないので、以前のアパートのことですが、シロアリ以外にも色々と問題がありました。賃貸契約の判を押した後に前の住人が犯罪者だったことを知らされ、家宅捜索されていたことを告げられて驚きました。
後日私が住んでから深夜に玄関のドアをガチャガチャと開けようとする者が現れ、警察を呼びました。
また、賃料が安い物件は住人のレベルが低く治安が悪いと感じます。部屋以外でも併設の駐車場で自転車の盗難や当て逃げ、タイヤを傷つけパンクさせられるということがありました。
3-2.失敗を防ぐための対策はしましたか?
周辺の賃料を確認し極端に回りより安い物件は避けた方がよいと感じます。下見をする際は駐車場を確認し、止まっている車のレベルを見てみてください。
凹みや傷だらけの車や型落ちの古い軽自動車などが止まっている物件は住人レベルが低いので住んだ後の住人トラブルの懸念があります。その物件は避けた方がよいと思います。
3-3.今は、その失敗は解消しましたか?
すでに転居したので今では解消しています。
4.引っ越し後にトラブルなどありましたか?
夕食準備など他の部屋が水道を使うと水圧が低下しシャワーなどの水がほぼ出なくなりました。また、壁紙が突然剥がれ、壁一面がカビだらけでした。台風が来た際には窓際から雨漏りが起きました。
隣人がペット禁止の物件にも関わらず犬を飼っていました。深夜に玄関のドアをガチャガチャと開けようとする人がいました。深夜に隣人の性行為の音が聞こえて耳障りでした。それらを仲介業者や大家に伝え対策を依頼しましたが、取り合っていただけませんでした。
5.引っ越しする人へアドバイスや良かったことを教えて下さい
安い物件で失敗したので、住んでいる住人のレベルが高い物件を探しました。賃料は以前より数万円高くなりましたが物件・住人・トラブル対応すべてにおいて安泰で安心して住む事が出来ています。
毎日休息をとる場所ですのでお金ばかりに目を向けずココなら落ち着けるという場所を見つけることがよろしいかと思います。また引っ越し回数が多い人の意見はとても参考になったので、身近な方に相談をするのも良いと思います。
6.引っ越しインタビュー後の考察
あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して、結果と原因のみ、記載しました。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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