シンクは、
・長く使うもの
・毎日使うもの
・キッチンの雰囲気を左右するもの
・それ単体での取り換えが難しいもの
だからこそ、じっくり検討してから選びたいですね。
HOME > 6. 引っ越し用語集 > シンクとは、キッチンに設けられた流し台のことです。
2015年5月13日シンクとは、キッチンに設けられた流し台のことです。
シンクとは、キッチンに設けられた流し台のことです。
シンクは、
・長く使うもの
・毎日使うもの
・キッチンの雰囲気を左右するもの
・それ単体での取り換えが難しいもの
だからこそ、じっくり検討してから選びたいですね。
それまで使っていた素材と、別の素材を使うようになった場合、取り扱い方法には気を付けた方がよいでしょう。
たとえば、それまでステンレス製を使っていた人が、ホーロー製を使うようになった場合、それまでの感覚で使っていると、お皿を落として割ってしまうなどのトラブルが発生します。
素材以外にも1槽式の『シングルシンク』、2槽式の『ダブルシンク』の違いがあり、それぞれの特徴は、以下の通りです。
シングルシンク:大きいものを洗いやすい、掃除が簡便
ダブルシンク:洗い物用と下ごしらえ用など使い分けが可能
日本で一般的に普及しているのは、シングルシンクですが、広めの物件を中心に、ダブルシンクを採用しているお部屋もあります。
シンクの設置方式には、『オーバーカウンター方式』と『アンダーカウンター方式』の2つがあり、それぞれ
オーバーカウンター方式:施工が容易
アンダーカウンター方式:シンク周りの段差がなく手入れがしやすい
という特徴があります。
シンクを選ぶ際は、以下の3点に注目すると、後々の生活がより快適です。
・素材
・大きさ
・手入れのしやすさ
【素材】
シンクの素材は、
・『ステンレス』
・『人工大理石』
・『ホーロー』
この3種類がよく使われています。
ステンレスは、鉄とクロムでできていて、最も採用が多いです。
ステンレスの特徴:
・カラーは基本的に銀色のみ
・鉄特有のシャープな印象がある
・価格がリーズナブル
・弾力があるため食器を落としても割れにくい
・水分を拭き取らないと水垢が残りやすい
・水の音が響きやすい
・キズがつきやすい
人工大理石は、アクリル樹脂やポリエステル樹脂を主成分としていて、ステンレスの次によく使われています。
人工大理石の特徴:
・天然大理石のような高級感がある
・カラーバリエーションが豊富でインテリアに合わせやすい
・天然大理石より価格がリーズナブル
・成形がしやすい
・汚れが落ちやすい
・衝撃でシンクが割れることがある
・熱い鍋やフライパンなどを直に置くと痕が残ることがある
ホーローとは、鉄やアルミなど金属の表面にガラス質の釉薬を焼き付けて作ります。 ステンレスや人工大理石ほどは普及していませんが、コアなファンが多いです。
ホーローの特徴:
・肌触りが滑らか
・熱に強い
・においが付きにくい
・食器を落としたときに割れやすい
・表面が欠けてしまうと下地の金属がサビてしまう
・海外製品が多い
【大きさ】
シンクでは、大きさも重要です。
たとえば中華鍋など、大きめの調理道具を使う人は、広さが必要となるでしょう。 また、水はねが気になる人であれば、深さも必要です。
食器洗浄乾燥機が備え付けられたキッチンであれば、あえて小さめのシンクでもよいかもしれません。 その分、調理や収納のためのスペースを広くとることができます。
【掃除のしやすさ】
シンクは、毎日のように使うものなので、お手入れのしやすさも重要です。
・シンクとカウンタートップを一体化させたタイプ
・シンクと排水溝を一体化させたタイプ
これらは、継ぎ目がないので、ゴミや水垢が溜まることがなく、お手入れがしやすくなります。
また、最近では、シンクの形状を工夫したり、水流をコントロールしたりすることで、
・ぬめりが残らないようにする
・水と一緒に生ごみが流れるようにする
・排水溝を自動で掃除する
といったタイプのシンクも出てきています。
担当 相楽
▶関連用語:シングルシンク、ダブルシンク、カウンタートップ、ステンレス、人工大理石、ホーロー
ーーー
今回もなるべくポイントを整理して、結果と原因のみ、記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
もし、引っ越しで損したくないと思っていたら、これまでのインタビューなどの情報を基に1,000件以上の引っ越しとその失敗、不安、不満やそれらの対策をまとめた無料の引越失敗診断をやってみてください。
診断は3問だけなので、1分掛からず、終わります。自分では気づきにくいリアルな注意点とその理由や原因をまとめて、簡単に改善の提案できるように改良しました。
相楽 喜一郎 代表取締役
国立大学卒業後、証券、総合不動産会社を経て、独立。オーナーとの折衝を中心に賃貸・売買仲介やその管理を行ってきた。これまで300室以上のお部屋を契約。不動産鑑定士補及び宅地建物取引士、管理業務主任者