D.不動産用語

壁心とは『部屋を上から見た場合のお部屋の寸法』のこと

壁心とは、お部屋を上から見た場合のお部屋の寸法のことを言います。 壁には厚みがあるので、壁の内部から計測されることになります。

真上から見た時の壁の中心部(内部)を、計測の起点と終点とするために、『壁心』という名前がつきました。

壁心を使って出された床面積のことを『壁心面積』と言います。

賃貸住宅などの広告やパンフレットでは、建築基準法上の床面積である『壁心面積』が建物面積や専有面積として書かれています。

『壁心面積』に対して、壁の内側から内側までの長さを使って出された面積のことを『内法(うちのり)面積』と言います。

つまり、私たちが実際に生活するスペースの長さ、広さです。

不動産登記では『内法面積』を使うため、『壁心面積』の専有面積と比べるとやや狭くなります。 分譲貸しの賃貸のおへやの場合には、その2つの表記を目にすることがあるかもしれません。

『壁心面積』の表記で、お部屋のだいたいの大きさのイメージはできますが、お部屋の間取りや柱の位置などによって感じ方が変わってくることもあります。 内見(下見)でぜひ確かめてみてください。

担当:馬場

▶︎関連用語:内法(うちのり)

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相樂 喜一郎

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相樂 喜一郎

事例を基にトラブルの少ない取引を目指し、2011年以降130件以上の不動産取引を経験。現在はこれまでの経験を活かし、地域の金融機関と一緒に相続に伴う実家の再生や売却、住み替えに注力。不動産鑑定士補、宅地建物取引士、相続アドバイザー、住宅診断士。 >>その他詳しい実績はこちら

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