HOME > 1. お客様の声 > 1−4. インタビュー > 気候変化や大雨で苦労。引っ越し前に住人が少ない理由をもっと調べれば・・・
気候変化や大雨で苦労。引っ越し前に住人が少ない理由をもっと調べれば・・・
今回の引っ越しの失敗・不安やその原因を聞き、対策を考える事例分析インタビューは現在、接客業で働いている女性に話を伺いました。
2011年01月、主婦をしていた40代の時に、二回目の引っ越しで3DK(家族)のお部屋に引っ越した時のお話です。
【今回のポイント】
ゲリラ豪雨や台風等最近の気象変動に適したエリアに住むことの大切さ、そして、引っ越す前にその辺りをキチンと調べることが本当に大切です。
ただただ、環境の良いところで生活したいだけだったようですが・・・。
1.引っ越しを決めた理由や理想のライフスタイルは何でしたか?
自然環境が気持ちよく、溜まっていたストレスを解消できるところに住みたくて引っ越しを決めました。
理想は庭のある生活で、植木を整えて実をつけるほど大きく育てたいと思っていました。
2.引っ越し前の不安について
2-1.不安はありましたか?
自然豊かで土地が綺麗なのに、地域の人々が極端に少ないことが不安でした。
2-2.その不安は引っ越しまでに解消しましたか?
不安や悩みの解消方法として、ひとまず不動産屋や引越し業者に聞きました。
3.引っ越し時の失敗について
3-1.失敗や後悔はありましたか?
引っ越し後に気づいた失敗や後悔として、住み始めてから地域の気候が変化して苦労したことが頻繁にありました・・・、不動産屋や引越し業者の話は浅かったのだと思います。
3-2.失敗を防ぐための対策はしましたか?
不動産屋や引越し業者の話だけを参考にするのではなく、地域に住んでいる人や昔この地域に住んでいて、他の地域に移った人の情報を聞いた方が良いと思います。結構難しいですが、お巡りさん等は結構教えてくれます。
3-3.今は、その失敗は解消しましたか?
現在は日本の気候変化がさらに強くなり、大雨が多くなり、後悔は解消されていません。家が低いところにあるようで、海抜何メートルっていうのはよく確認して、引っ越した方がいいと思います。
これがあまりに低い、又はマイナスだと、何かあった時に災害にあう可能性が高まります。
4.引っ越し後にトラブルなどありましたか?
入居後に発生したトラブルは「季節が変わり、日本の気候が変化し大雨が多くなり、土地がおかしくなってきたこと」です。
5.引っ越しする人へアドバイスや良かったことを教えて下さい
結局、疑問を解消しきれないまま引っ越してしまったのは失敗でした。
物件探しの段階で、周辺環境を防災の視点からも確認して進める方がいいと思います。 今だと、引っ越し先のハザードマップ等とかを見るのも良いと思います。
引っ越しのときの良かったことは、不動産屋の話を私だけではなく、地域の人が一緒に聞いてくれたことです。
6.引っ越しインタビュー後の考察
巨大な台風が毎年のように日本に上陸すようになり、建物だけでなく、引っ越し先の地域選びがとても大切になってきています。
最近は、その場所の標高や海抜などがすぐわかるアプリも出来ているので、災害を心配する人は内覧時など事前にきちんと見た方がいいと思います。
都内であってもゲリラ豪雨で床上浸水し、家から出られないケースもあるようです。
現地に行った時に、敷地内に排水用の側溝がある場合はよく注意してください。 道路を隔てて、水が入ってくる・入ってこないを分けるケースもあるので・・・。
大抵、排水用の側溝では処理が出来ないくらいの大雨が降り、一階部分が水浸しになるというのは今後、頻発するかもしれません。
忙しくて、細かい点まで確認している時間はあまりないと思いますが、不動産会社やハザードマップや事件事故マップ等インターネットでの検索を上手に利用して、今回の引っ越しを糧に次回の部屋探しは成功して欲しいです。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
これまでの引っ越しの失敗インタビューを生かし、事件・事故に遭わない部屋探しの手順をまとめました。
特に、引っ越しで後悔しやすい部屋探しの経験が3回以下の方や、転職で東京へ上京等、遠方への引っ越しで急いでいる方向けに1人・2人の成功体験だけでなく、失敗例とこれまでの実務経験から作ったマニュアルになっています。
4,000件の引っ越しデータを分析し、時間やお金をムダにしないため、家から出ずにスマホで地雷部屋を簡単に除去できます。
2001年に国立大学卒業後、大手証券、総合不動産会社を経て、独立。2012年より、個人顧客との折衝を中心に賃貸・売買仲介やその管理を開始。300室以上のお引っ越しをサポート。
自身もこれまで8回の引っ越しを経験し、部屋探しの難しさを痛感。失敗を生かし、成長が続く部屋探しがモットー。
保有資格:不動産鑑定士補、宅地建物取引士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士
返信を残す
Want to join the discussion?Feel free to contribute!