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部屋探しや選び方で悩んでいる方へ、『失敗にハズレなし』の信念で、正しいお部屋の選び方を学んでみませんか?
ところで、メガネの通販で一気に有名になったオンデーズという会社を知っていますか?
2018年にオンデーズの劇的な再生劇を書いた書籍がベストセラーになった田中修治社長はあるインタビューの中で、『起業家が日々実践すべきことに、「失敗を研究すること」を第一に挙げる』と言っていました。
正直、部屋探しや引っ越しは起業とは全く違います。ただ、当社のアンケートで70%近い人が後悔や失敗している現実から考えると、部屋探しも失敗の芽をデータから真っ先に潰すのが一番効率的だと思ってます。
ちなみに、田中社長が『失敗を研究すること』とした理由は、『成功はいわばアートのようなもので再現性はない。一方で、失敗はサイエンスに近く、研究することに意味がある』と答えていました。日々の失敗分析にやる気が出る一言でした。
今後も、失敗で地雷部屋の除去、頑張ります・・・、前置きが長くなって、すみません。失敗例スタートです。
第1705回目の今回は、20代のIT業界に勤めている男性の方にお話を聞きました。2012年10月の転職を機に、1Kでの一人暮らしに向け、三回目の引っ越しを行った時のエピソードを詳しく教えてくれました。
引っ越し経験者から部屋探しの失敗やトラブル、良かった点を聞き、今後に生かす。効率よく、満足度の高い部屋探しをして下さい。
【今回のポイント】
3回目のお引越しで、最初の内覧時に気づけずにいた20代の男性のお話です。 入居後に付かない電球があったり、雨天時の水捌けが悪いなどで管理会社と口論に発展しているようです。 その後無事解決したのでしょうか?
1.引っ越しの理由や引っ越し後の生活について
1-1.引っ越しの理由を教えて下さい。
転職に際して、通勤エリアが大きく変わったため
1-2.引っ越し後はどんな生活をイメージしていましたか?
週末だけでなく、平日もできるだけ家から出ずに、様々なことを完結する
2.引っ越しが終わるまでどのくらい掛かりましたか?その理由も教えて下さい。
結構掛かったと思います。2ヶ月くらいでしょうか?
3.引っ越し時の不安について
3-1.どんな不安がありましたか?
つかない電球があったり、最初の閲覧時には気づけなかった。
3-2.不安になった理由を教えて下さい。
賃貸業者に電話して、往訪してもらい口論の後、直してもらいました。
4.部屋探しの失敗について
4-1.失敗を教えて下さい。
雨が降った際に一階の水はけがすこぶる悪い
4-2.失敗の理由を教えて下さい。
もう、一階だし仕方ないと思っています。
4-3.失敗再発への対応は?
雨の日にも賃貸の訪問をして確認する、業者に確認と言質をとる・・・。
4-4.その他何かあれば、教えて下さい。
我慢するしかないないので、もう諦めてしまった。
5.引っ越し後のトラブルをもしあったら、教えて下さい。
酔っぱらって、鍵を紛失して入れなくなったことがありました。駆け付けサービスなど面倒で入らなかったのですが、こういう時に役立つんだと、強く思いました。
>>一人暮らしに慣れていない時や仕事で遅くなり、部屋の鍵を無くしたことによる気づいた場合、管理会社は既に閉まっているケースが多いです。特に、コロナの影響や人手不足・働き方改革などで日中だけ運営している会社が多くなっています。その為、このような時、近くのホテルを利用出来たり、鍵自体を開けてもらい応急処置ができるのが、駆け付けサービスになります。
遠方引っ越しなど、知り合いや友人が近くにいないケースが多く、引っ越したばかりは次の日の仕事のことも考え、このようなサービスを利用しておいた方がいいと思います。24時間・365日対応の駆け付けサービスの比較やまとめについてはこちらにまとめておきました。
6.引っ越しを経験して、良かった点は?
6-1.部屋探しの良かった点
スーパーやドラッグストアが近く、通常の生活に不便がない
6-2.そう思った理由は?
気づいた時に、すぐに買いに行けるので。
6-3.他に頭の片隅に入れておいた方がいい事はありますか?
他には特にないですね。
7.これから部屋探しをする人へのアドバイスについて
とにかくいろんな状況下で、賃貸の確認を怠らないことだと思います。結構、思ってたことと違うことが起こると思います。
8.仕事関連の引っ越しだからこその失敗やその理由をもしあれば、教えて下さい。
転職きっかけの引っ越しですが、特にこれ以上はありません。
9.今回の部屋探しをお願いした不動産会社について
9-1.選んだ理由を可能であれば、教えて下さい。
駅前の不動産屋にふらっと。
9-2.不動産会社に期待するは?
特にありません。一階はよくないことをはっきり言ってほしいかったです。
10.部屋探しの失敗を聞いての考察について
10-1. 入居後に小修繕に関するトラブル
これに関しては気付かないこともあれば、内覧時には電球は付いていて、入居前までに切れてしまうこともあります。これに関しては明確に何日以内に申し出た場合は管理会社の責により、無償で対応するという法律はない為、管理会社ごとに日数を決めている場合もあります。
自分が付けていない傷を退去時に請求されて揉めることを防ぐためにも入居してすぐに写真を撮っておくと便利です。今の携帯は撮影日時もしっかりと確認ができるため非常に便利ですね。家具搬入前に床やクロスに傷がある所のチェックを行い、搬入後は設備や扉の開閉がスムーズかどうかの確認を行いましょう。
10-2. 内覧時に付いていたエアコンが入居時に取り外されていたいたケースも
今回は電球で済んだので良かったのですが、前入居者が置いて行った残置物だっただけ、実際は壊れていた…や、リビングや各部屋に照明が付いていたかと思いきや、実は部屋を明るく見せるために管理会社が付けただけで、入居時には取り外されるなど。こんなトラブルも結構起きているので、内覧時には「これは設備ですか?残置物ですか?」と聞いてみて下さい。今回の件を経験として活かし、次回のお部屋探しでは絶対に成功して欲しいと思います。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。あなたの部屋探しに今回の失敗を参考にしてもらえると嬉しいです。ただ、自分で色々と確認するのが面倒な場合には、その担当者に色々な確認をお願いする方が効率的だと思います。
もし、それでもなんか、ダメな感じがする場合には、メール✉で連絡をもらえれば、何かアドバイスできると思います。特に、これまでの引っ越しの失敗インタビューを生かし、事件・事故に遭わない部屋探しの手順を基に回答や対応していきたいと思っています。
最後に、他にも同じような部屋探しの失敗エピソードがあるんですが、失敗する前に読んでみませんか?
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あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。
今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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