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部屋探しや選び方で悩んでいる方へ、『失敗にハズレなし』の信念で、正しいお部屋の選び方を学んでみませんか?
ところで、メガネの通販で一気に有名になったオンデーズという会社を知っていますか?
2018年にオンデーズの劇的な再生劇を書いた書籍がベストセラーになった田中修治社長はあるインタビューの中で、『起業家が日々実践すべきことに、「失敗を研究すること」を第一に挙げる』と言っていました。
正直、部屋探しや引っ越しは起業とは全く違います。ただ、当社のアンケートで70%近い人が後悔や失敗している現実から考えると、部屋探しも失敗の芽をデータから真っ先に潰すのが一番効率的だと思ってます。
ちなみに、田中社長が『失敗を研究すること』とした理由は、『成功はいわばアートのようなもので再現性はない。一方で、失敗はサイエンスに近く、研究することに意味がある』と答えていました。日々の失敗分析にやる気が出る一言でした。
今後も、失敗で地雷部屋の除去、頑張ります・・・、前置きが長くなって、すみません。失敗例スタートです。
第3357回目の今回は、30代の放送作家をしている男性でフリーランスの方にお話を聞きました。2018年3月に子供が生まれたのを機に関東地方から関東地方への2LDK(二人暮らし、又は家族)での二人暮らしに向け、三回目の引っ越しを行った時のエピソードを詳しく教えてくれました。
引っ越し経験者から部屋探しの失敗やトラブル、良かった点を聞き、自分の今後に生かす。効率よく、満足度の高い部屋探しをして下さい。
【今回のポイント】
気に入っていたエリアの為、近場でのお引っ越し。子供が生まれ、手狭になるのと、鳴き声など隣人とのトラブルを避け、ファミリー向け物件のお部屋を選んだ方で治安や騒音、トラブルに関して、強い不安を感じていたようです。
実際、どのような 部屋探しだったのでしょうか?事前のトラブル対策や事後対応は可能だったんでしょうか?
1.引っ越しの理由や引っ越し後の生活について教えて下さい。
1-1.引っ越しの理由を教えて下さい。
結婚した当時に都内で借りていた部屋が手狭だったので、子供が生まれるタイミングで広い家に引っ越しました。
1-2.引っ越し後はどんな生活をイメージしていましたか?
妻が家事をしながらでも子供の様子がわかるようにキッチン、リビングが広い部屋を選びました。子供が大きくなったときも家族皆が過ごせたらと思いました。
2.引っ越しが終わるまでどのくらい掛かりましたか?その理由も教えて下さい。
部屋を探すのに二週間、引っ越すまで一ヶ月半くらい掛かりました。とにかく妥協せず何度も不動産をまわり、気になる部屋の全てを内覧して昼夜の街並み、国道などのポイントをくまなチェックしてたら時間がかかってしまいました。
3.引っ越し時の不安について
3-1.どんな不安がありましたか?
一番は治安というかご近所付き合いでしょうか?子供が泣くので騒音トラブルなどにならなければいいなと思いました。なのでファミリーが多い地域を選びました。
3-2.不安になった理由を教えて下さい。
はっきり言って、遠方への引っ越しは相当大変です。でも、やはり数回ぐらいは見に行った方がいいでしょう。ただそれだけでお金かかりますからなんとも言えませんが・・・。
4.部屋探しの失敗について
4-1.失敗を教えて下さい。
引っ越しシーズンだったので、引っ越し費用が予定よりも三倍以上かかってしまったことです。シーズンに入る前に前倒しで引っ越せばよかったです。
あとは、こればかりはどうしようもないのですが、上の階に住んでいる方の騒音が中々のものだったことです。違う部屋を選べばよかったかも…。
4-2.失敗の理由を教えて下さい。
内見をした時には、上の階の騒音にはそれほど気づきませんでした。引っ越しのタイミングについては子供が生まれたタイミングなので、どうしようもないですね。
4-3.失敗再発への対応は?
引っ越す場所の昼間と夜の状態を確認(人の出入りなど)、実際に駅から歩くなど近所の施設の確認をしっかりすることが大事だと思います。昼と夜では、街の雰囲気ががらりと変わります。口コミなどではなく実際に自分の目で確認することが大切です。
4-4.その他何かあれば、教えて下さい。
特にありません。
5.引っ越し後のトラブルをもしあったら、教えて下さい。
隣の方がベランダでタバコを吸うため、やめてほしいと伝えた所、関係性がとても悪くなりました。しかも前以上に吸われるようになる始末。
6.引っ越しを経験して、良かった点は?
6-1.部屋探しの良かった点
正直、引っ越しを通して成長した部分はほぼありません。ただ、住むところが自分にあっていなければ、仕事に支障がでることは間違いないでしょう。
6-2.そう思った理由は?
実体験です。
6-3.ちょっと頭の片隅に入れておいた方がいい事はありますか?
特にありません。
7.これから部屋探しをする人へのアドバイスを教えて下さい。
慣れない内は特に、とにかくサッと決めないことですね。何度も足を運び、何度も内覧して後悔しないようにすること。少なくとも一年ぐらいは住むわけですから、本当に気に入ったところを選んで欲しいです。
8.仕事関連の引っ越しだからこその失敗やその理由をもしあれば、教えて下さい。
引っ越しに不安はつきもの、その不安をいかに減らすことができるか。不安要素を自分なりに解消していく作業には妥協しないで欲しいと思います。
9.今回の部屋探しをお願いした不動産会社について
9-1.選んだ理由を可能であれば、教えて下さい。
駅前にある不動産業者を何件もまわり、感じのいい方がいる場所を選びました。『押し付けてこないで、気になるところだけ応えてくれる』、そういった立ち位置のできる不動産会社が私は好きです。
9-2.不動産会社に期待するは?
遠方だろうがなんだろうが借り手のために隅から隅までしっかりチェックしてくれる業者があれば、これほど嬉しいことはないでしょう。
10.部屋探しの失敗を聞いての考察
10-1.集合住宅へのお引越しはとても大変ですよね。
上階からの生活音が気になるとのことでしたが、この音は上の住人の方がいらっしゃる限り、音はどうしても発生してしまいます。ここで、鉄筋コンクリート造だから絶対音は大丈夫!という方もいらっしゃいますが、これも築年数や周辺の環境によってガラっと変わります。音の感じ方も人それぞれという点、今住んでいるエリアと今回お探しのエリアで極端な変化がない場合は、余程のことがないと”騒音”だという認識もできないままお部屋を契約してしまう方もいらっしゃいます。
10-2.同じマンション内でも階数によっては音の感じ方も変わることを何度も経験しております。
上階に行くほど前面道路に近くなったり、角部屋に近づくほど線路が近くなったりと理由はそれぞれです。昼と夜の生活リズムも異なる方もいらっしゃいますので、この方が提案されているように、一日体験などができると賃貸物件もよりよい探し方ができるのかもしれません。今回の失敗を糧に、次回のお部屋探しではきっと成功してほしいですね。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。あなたの部屋探しに今回の失敗を参考にしてもらえると嬉しいです。ただ、自分で色々と確認するのが面倒な場合には、その担当者に色々な確認をお願いする方が効率的だと思います。
もし、それでもなんか、ダメな感じがする場合には、メール✉で連絡をもらえれば、何かアドバイスできると思います。特に、これまでの引っ越しの失敗インタビューを生かし、事件・事故に遭わない部屋探しの手順を基に回答や対応していきたいと思っています。
最後に、他にも同じような部屋探しの失敗エピソードがあるんですが、失敗する前に読んでみませんか?
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あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。
今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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