腰痛で働けず、自宅を任意売却した事例

腰痛で収入が無くなってしまい、ローン完済に向け、自宅を住みながら売却した事例

こんにちは、住まいのお悩み無料相談、アリネットで住まいのお悩み相談を受けている宅地建物取引士兼住宅ローンアドバイザーの馬場です。

2011年、結婚を機に戸建て住宅を購入した飲食業の市川智樹さん(仮名・40代)の任意売却成功事例をご紹介します。

無料面談風景_馬場さん

市川さんは30代での結婚を機に、岩手県盛岡市に住宅ローンを組んで戸建を購入しました。

最寄りの仙北町駅は1面2線の小さな駅で、車がないと生活や仕事に不便を感じる様なエリアです。

住宅ローンの借入金額は2,400万円で、当初は問題なく返済を続けていました。

しかし、購入から5年目、仕事のし過ぎで腰を痛め、働くことができず、収入が一時的になくなってしまいました。

奥様と話し、不動産屋に住宅ローンの相談する事を決めたものの、購入時に相談した最寄りの不動産会社では住宅ローンが残っている為、取り合ってもらえなかった様です。

インターネットを検索し、私たち、アリネットの無料相談から連絡を頂きました。

今回、ご自宅を任意売却し、奥様とアパートに引っ越され、生活が落ち着いたタイミングで市川さんにお話を伺うことができました。市川さんに承諾を得たので、その内容を紹介させていただきます。

1.原因:腰を痛め、働くことができず、収入がなくなった

腰痛で仕事が駅なった男性

記述の通り、市川さんは2011年、岩手県盛岡市に2,400万円の住宅ローンを組み、戸建て住宅を購入しました。

頭金は200万円、金利は2.6%。

2011年は東日本大震災のあった年で、被災地はもちろん日本全体が未曾有の事態に晒されていました。

当時の住宅ローン金利を調べてみたところ、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、三菱東京UFJ銀行(当時)いずれも変動金利は2.475%でした。ちなみにフラット35の21〜35年が、2.210%〜2.700%。

つまり、市川さんが借り入れた住宅ローン金利の2.6%もごく普通で、高金利ではないと言えます。

しかし、50代が見えてきた2016年、腰を痛め、働くことが出来なくなってしまい、収入がなくなってしまいました。

2.希望:アパートを借りる余裕がなく、住みながら売却したい

働くことが出来ず、あきらめる男性

病気で働けなくなったことがきっかけで住宅ローンを滞納してしまい、今後どうするか嫁さんと話している中で、住宅ローンについて、不動産屋などに一度相談してみることに決めました。

すぐに自宅を購入した時に相談した、近くの不動産屋に聞いてみました。ただ、「住宅ローンだけでなく、滞納している借り入れがある場合、家の売却は無理だ」と言われてしまったそうです。

実は、市川さんには3年前に購入した車のローン返済も残っており、不動産屋からはそれがネックと判断されてしまいました。

腰痛で働けず、ふてくされる男性

他に相談する先も思いつかず、市川さん夫妻はインターネットで自分と同じような事例をアリネットのホームページで発見し、連絡してきてくださいました。

すぐに馬場より連絡し電話で詳しくお話を伺ったところ、市川さんの希望は下記の2点に絞られました。

・アパートを借りる余裕がなく、住みながら売却したい。
・自宅を売るなら、借金を少しでも減らしたい。

まず、すでに収入がなく住宅ローンを滞納している状況だったため、売却前は新たにアパートを借りる余裕がありませんでした。

そのため、「今の家に住んだまま、任意売却を進めたい」と強く望んでいられました。

また、すぐに働ける見込みもなく、働けても以前のように体に負担のかかる働き方は難しいので借金を少しでも減らしておくことが、市川さんの生活の立て直しに欠かせない条件でした。

3.不安や心配:引っ越し先があるのか心配

どうしても家に住みながら売却した

市川さんは売却後の引越し先についても心配していました。

というのも、同じ不動産屋で、「無収入で住宅ローン以外にも借り入れがある場合には、新たな引っ越し先を見つけるのも無理だ」と言われたらしいのです。

仮に今の家の売却先が見つかったとしても、新たに住む場所が見つからなければ引き渡せません。

ただでさえ、体の状態が思わしくないのに、次から次へと沸き起こる心配事で市川さんが押しつぶされそうになっているのが電話口からでも伝わってきました。

一刻も早く解決できるよう、メンバーみんなでプランを練りました。

4.解決法:家のイメージCGを作り、購入希望者リストに紹介

戸建ての間取り図

市川さんの希望を叶えるために、下記の提案をしました。

・競売までに買主を見つける。
・家のイメージCGを作り、購入希望者リストに紹介する。
・引っ越し先の調整も踏まえて任意売却を行う。
・東急や野村、三井など大手不動産仲介にも資料を配布し、買い手を募る

すぐに点案した所、近所の目があるので、大手不動産仲介への営業は止めてほしいと言われました。

その他はご承諾をもらったので、売却に向け、早速動き始めました。

市川さんは住宅ローンをすでに数ヶ月間、滞納していたので、競売の申し立て通知が届くのも時間の問題でした。

競売になってしまうと多くの場合、市場価格の7割程度で物件が売られてしまいます。

すると、家を失う上に大きな借金を残ってしまうため、競売だけはなんとしてでも避けなければなりませんでした。

購入検討者名簿

既に滞納があり、ゆっくり売却活動している暇もないので、私たちが整理していた5,000人の物件購入希望者に直接紹介するのが得策です。

また、家のイメージをCGで作ることにより、引っ越したり家の中を綺麗に片付けたりする負担がありません。

CGで調整できるので、買い手により良いイメージを持ってもらうこともできます。

実際、完成したCGイメージを市川さん夫妻に見せたところ「モデルルームのように整理整頓されていてウチじゃないみたい」と驚かれていました。

5.期間:5カ月掛け、戸建て住宅を1,800万円で売却

任意売却に成功した戸建て

市川さんからご連絡をもらってから、およそ5ヶ月でご自宅の任意売却が決まりました。

売却額は1,800万円で、300万円の残債が残ってしまいました。

もう少し早く、もう少し残債を抑える形で売却したかったのが本音です。

ただ、近年はある程度規模のある地方都市でも、空き家問題が発生しているような状況です。

個人的には、競売で信じられないような金額でたたき売りされても買い手がつかないケースも珍しくない中、1,800万円で売却できたのは周辺の売出事例と比較すると、成功事例と言えると思います。

6.返済金額:毎月の返済が9.6万円から3万円に

売却で返済金額減少

300万円の残債が残ってしまったものの、毎月の住宅ローン返済9.6万円の支払いから、3万円まで一気に減りました。

また、交渉の末、債権者から引っ越し費用を10万円、出してもらうことができました。

そして、売却後の賃貸アパートについても、私たち、アリネットでご調整させていただきました。

市川さんはご自宅のローンだけでなく、売却後の生活にも大きな不安を抱えておられたので、非常に喜んでいただけて私たちも嬉しかったです。

7.任意売却後の生活:毎月3万円の返済を続けながら再就職し、生活を立て直す

馬場さん、面談

ご自宅の売却だけでなく、その後のお住まいもこちらでご紹介させていただきました。

市川さんがほっとした表情を見せた時、この仕事を引き受けて、良かったと本当に思いました。

7-1.任意売却後、腰の状態も落ち着き、再就職。

現在は嫁さんと協力して、毎月3万円の返済を続けられているとのことです。

まだ体に無理はかけられないものの、生活を立て直すことができ、少しずつですが貯金もできるようになってきたと言われていました。

7-2.病気になり、住宅ローンの返済で悩んでいる方へ、

2012年以降、これまで北海道の釧路から熊本の水俣まで、ほぼ全国対応で600件近い、住まいのお悩み相談を行って来ました。

あなたの状況や希望により、これからできる対策が異なります。個別相談の前に、今直ぐに確認出来るセルフチェックをやってみませんか?

2015年以降、実際にあった200件超の住宅ローンの相談を受け、チェックリストを作成しました。

□毎月の返済が少し厳しく、貯金がなかなか出来ない
□銀行・裁判所から手紙が届き、対策を考えている
□ペアローンを含め、ローン総額が総収入の8倍以上
□転職や病気で、収入が減って、返済に悩んでいる
□借り入れや返済など、毎月の収支管理が出来ない
□養育費や学費など生活費が増え、やや苦しい
□ボーナス等一時金が減った又は無くなった
□離婚や出産で共働きが出来ず、返済が苦しい
□自宅の買い取りチラシがポストに頻繁に入っている
□年金だけでは、家賃や毎月の生活が厳しい

2つ以上当てはまる場合、直ぐにローン整理を得意とする専門家に相談するか、近くに相談できる先がない場合、私たちのLINE公式から住まいを守る無料の簡易診断も試して下さい。

今回のように、無料のオンライン個別面談も行っているので、状況が悪化する前にご相談下さい。LINE公式では、失敗事例を含め、ご自宅の任意売却に成功した15事例を無料でプレゼントしています。

ご存知の通り、滞納が続くと利子による負担が日々大きくなり、競売による強制的な追い出しなど、家族との生活を失いかねません。

そのため、自宅に関するトラブルを解決してきた経験や専門的な知識があります。
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相樂 喜一郎

この記事を書いた人

相樂 喜一郎

事例を基にトラブルの少ない取引を目指し、2011年以降130件以上の不動産取引を経験。現在はこれまでの経験を活かし、地域の金融機関と一緒に相続に伴う実家の再生や売却、住み替えに注力。不動産鑑定士補、宅地建物取引士、相続アドバイザー、住宅診断士。 >>その他詳しい実績はこちら

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