麻布十番・賃貸マンション、㈱リビングインの宅地建物取引士の大和田です。
引っ越し後に暮らしていて、次のような経験はありますか?
・ベランダに不自然な石が落ちていたことがある
・よくインターフォンを鳴らされる
・玄関やその周辺の物が移動されていた、見知らぬ物や印があった
それはもしかすると、犯罪の布石かもしれません。その理由を解説しますので、今後の防犯にぜひ役立ててください。
1.ベランダの不自然な石が犯罪の布石な理由
ベランダに何度も、あなた自身が持ち込んでない石や風などで飛ばされるには不自然な石が落ちていたら、泥棒や強盗が留守確認をしている可能性があります。また、近隣住民のいたずらや嫌がらせのこともあり得るので、不審なことが続く場合はすこし気をつけましょう。在宅中に窓ガラスなどに石を投げつけられた場合、安易にあなたの顔や室内の様子が外からわかる状態でカーテンや窓を開けないことも重要です。
2.よくインターフォンを鳴らされる理由
インターフォンが鳴ったのに出てみると人がいない、何度も同じ営業が来る、といった場合も、留守確認をされている可能性があります。面倒だからと居留守を使うと、不在と思って犯罪者に狙われてしまう可能性もあるので、気をつけましょう。
3.玄関周りの物の移動や見知らぬ物や印が危険な理由
ポストや玄関周りの物の移動や印は、犯罪者のマーキングのことがあります。たとえば、昼間に下見をしておいて、侵入しやすそうな家の表札にこっそり印をつける等です。近年は下見役、見張り役、実行役など、役割を分担して犯罪を行うプロ集団もいるので、不自然な変化は見逃さないようにしましょう。以上の3点の対策として、お部屋選びに使え、共通しているポイントは、
・マンションのエントランスに、オートロックやダミーではない防犯カメラがある
・モニター付きインターフォンがある
・2階以上に住む
もちろんこれだけで完璧とは言い切れません。しかし、物理的な対策は、犯罪者にとって高いハードルになります。過敏になりすぎる必要はありません。たった一度の犯罪で心身を深く傷つけられたり、時には命を落としてしまう可能性もあります。
あなたの大切な命と人生を守るためにも、日々のちょっとした変化に気づけるようにしておいて下さい。
今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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