目次
1.女性1人でのお部屋探しで起こる悲劇
とても悔しく、悲しいことですが、女性1人でのお部屋探しは担当に足元を見られがちなのは事実です。テレビでやっているボンビーガールなどはカメラが回ってるから対応が良いかもです。
特に、お部屋探しの初心者や社会経験の少なそうな若い女性の場合、条件の悪いお部屋を紹介されることも少なくありません。失敗例の中には、相手にされなかった、連絡が全くなかった、質問が返ってこなった等、結構女性の一人暮らしは始めから躓きがちです。
1-1.より気をつけたいのが、転入転出の多い春のお部屋探しです。
この時期は不動産会社も忙しく、競争が激しいので、担当は効率よく契約を決めたいと思っています。もし、あなたがお部屋探しや契約に不慣れだと思われると、横柄な態度や条件の悪いお部屋を紹介されてしまうので、不慣れと思われないよう、知識を持って準備しておくことが重要です。
2.信頼できる不動産会社かを見極める
2-1.まず、お部屋探しで一番重要なのは、不動産会社です。
あなたへの対応は不動産会社の方針や社風で決まるため、いかに信頼できる会社かを見極めるかが重要になります。信頼できるかどうかは以下のような点を確認してください。
・挨拶、身だしなみ、言葉遣いなど基本的なところをきちんとしているか?
・店舗や社内の雰囲気が良いか?
・探して欲しいお部屋の条件に対して、細かなヒアリングを行ってくれるか?
・条件に合うお部屋を複数紹介してくれるか?
特に、最後のお部屋を複数紹介してくれるかどうかは見極めやすいポイントです。なぜなら不動産会社の収益と関わっているからです。不動産会社は基本的に物件を紹介することによる手数料で儲けています。紹介による手数料は物件によって違い、自社で預かっている物件は所有者からも手数料が出たり、契約時にもらえる手数料が高くなる傾向にあります。
つまり、自社の利益しか考えない不動産会社は自社保有や管理物件、広告料などがもらえる手数料の高いお部屋ばかりを紹介する可能性が高いです。たとえば、お客様から手数料をもらわない、仲介手数料ゼロ物件は管理物件であったり、保有している物件である可能性が高いです。結果的に、紹介してくるお部屋の数が少なくなります。
当然、お部屋探し慣れしたお客様や後で面倒なことになりそうなお客様に対してはそのような対応はしません。あなたの条件をしっかり聞いて、それに見合うお部屋を複数紹介してくれるかを確認してください。
大した数も紹介せず、特定のお部屋を強く勧めるような場合は安易に契約しないように気をつけてください。
3.担当者の人柄をよく見る
不動産会社自体がよくても、担当によって差が出ることがあります。業界的にこの辺り、よくあります。インセンティブ重視の業界の為、稀にがっついている人もいます。
3-1.ここは相性の問題も大きいので、あなたが話してみてどう感じたか、が重要です。
もし、面談して、違和感を覚えるなら思い切って担当を変えてもらうか、不動産会社自体を変えることも検討します。一見、面倒ですがお部屋探しを失敗して、ずっと後悔するよりもよいはずです。
あなたの感性を大切にしてください。
4.慌てて探しているように見せない
「仕事が忙しい」、「転勤まで時間がない」など、引越しまでのタイムリミットが迫っていたとしても、不動産会社に慌てて、探しているように見せてはいけません。後で後悔する可能性が高まります。
多少条件が悪くても契約してくれるだろうと思われ、カモ視されてしまうからです。仮に引っ越しまで時間がなくても、じっくり検討している姿勢を見せましょう。
どうしても早く決めたい場合は、担当者とコミュニケーションを取ってみて、本当に信頼できると思った段階で「引越しまで時間がないので、できるだけスムーズに進めたい」と伝えることをオススメします。
5.複数の不動産会社を回ることを伝える
複数の不動産会社を回ることだけでなく、そのことを不動産会社に始めに伝えておくのも、ナメられないための重要なポイントです。
「いくつか、回ってるんですが・・・、いい部屋がなかなか見つからなくて」、この一言が結構大切です。不動産会社としては自分のところで契約して欲しいので、より丁寧な対応をしてくれるでしょう。
とはいえ、横柄な対応は厳禁です。後々面倒そうだと思われたら、よいお部屋を紹介してくれないからです。できれば、会話の自然なタイミングで、
5-1.よいお部屋が見つかるまで、不動産会社を回るつもりであること(それほど真剣にお部屋を探していること)
5-2.時間がかかってでも、よいお部屋を見つけたいこと
を伝えて下さい。真剣にお部屋を探していて、そのためなら、面倒なことをいとわない姿勢を見せれば、不動産会社も真剣にあなたの理想のお部屋を探そうとしてくれるはずです。
6.可能なら、複数人で行く
ここまで読んで見て、1人でのお部屋探しに不安を覚える方であれば、複数人で不動産会社に行くことをおすすめします。友達や彼氏と一緒に行くとナメられない以外でも、メリットはあります。
・心強いので落ち着いて、内見や手続きができる
・契約内容や内見などで、客観的な意見を聞ける
・契約条件の交渉がしやすくなる
家族が難しい場合は、友人でも構いません。 女性でも不安は軽減され、不動産会社の対応も変わってくるので、ぜひ検討してください。
7.【失敗例から考える】女性が1人でお部屋探しする時に気をつけたい5つのことまとめ
女性1人でのお部屋探しでは、残念ながら不動産会社に足元を見た対応をされることが多々あります。以下のポイントを押さえて、ナメられないようにしましょう。
・信頼できる不動産会社かを見極める
・担当者の人柄をよく見る
・慌てて探しているように見せない
・複数の不動産会社を回ることを伝える
・できれば複数人で不動産屋に行く
失敗しないよう、お部屋選びの際に参考にしてください。
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