D.不動産用語

不動産用語解説。建物の『押し出し窓』とは?

押し出し窓とは、窓の上部を軸とし、窓の下部を外側に向かって押し出すように開け、内側に向かって引くように閉めるタイプの窓のことをいいます。

窓の下部を軸として、上部を外に押し倒すタイプの窓もあります。『突き出し窓』、『繰り出し窓』、『滑り出し窓』と呼ばれることもあるので、お部屋情報などを見るときは気をつけてください。

押し出し窓は、窓枠に対しての通風量が大きいため、キッチンやバスルーム、トイレなど、換気が必要な場所で使われることが多いです。

1.メリット

・通風量が大きいため換気効果が高い

・上部が軸のタイプの場合、窓を開けたときに庇(ヒサシ)のようになるため、室内に雨や落ち葉などが入りにくい

2.デメリット

・『引き違い窓』や『上げ下げ窓』のように水平開閉するタイプとは違い、窓が外側に突き出るため、室内からの掃除が難しい

・上記と同様の理由から、室外にスペースを確保しておく必要がある

料理好きな方にとっては、キッチンに換気効果の高い押し出し窓があると、ニオイや煙を外に出しやすいのでより安心して料理がしやすいですね。

担当 相楽

▶関連用語:突き出し窓、繰り出し窓、すべり出し窓、引き違い窓、上げ下げ窓

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相樂 喜一郎

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相樂 喜一郎

事例を基にトラブルの少ない取引を目指し、2011年以降130件以上の不動産取引を経験。現在はこれまでの経験を活かし、地域の金融機関と一緒に相続に伴う実家の再生や売却、住み替えに注力。不動産鑑定士補、宅地建物取引士、相続アドバイザー、住宅診断士。 >>その他詳しい実績はこちら

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