D.不動産用語

不動産用語解説 『サービスルーム』とは?

サービスルームとはマンション内のお部屋のうち、「採光性や通気性などの点で、建築基準法が定める基準を満たしていないため、『居室』として認められないお部屋」に使われています。

現代の建築基準法でお部屋として認められるためには、床面積の7分の1以上に窓が設けられていなければなりません。したがって、窓のないお部屋や窓が小さいお部屋は、壁で囲まれたスペースであったとしても、お部屋ではなく、サービスルームとなります。

賃貸情報のサイトや広告などでは、サービスルームは『納戸』、『あんどん部屋』などと表記されます。略語は『S』で、「2LDK+S」「2SLDK」というように表記されていることが多いでしょう。

サービスルームの用途で多いのは、収納スペースや倉庫です。

風通しを良くする工夫をした上で、書斎やシアタールームとして使う方もいます。

サービスルームのメリットは、

・光が入りにくいからこそ、服や本などが日焼けしてしまう心配がない

・同じで面積であれば、サービスルームがない物件よりも、家賃が安くなる傾向にある

といったものが挙げられます。

サービスルームのある物件は採光や通気にはあまりこだわりがなく、かつ服やバック、書籍、趣味道具、調理道具など、持ち物が多い方にオススメです。

担当 相楽

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▶関連用語:居室、納戸、サービスルーム、S、SR、DEN

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相樂 喜一郎

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相樂 喜一郎

事例を基にトラブルの少ない取引を目指し、2011年以降130件以上の不動産取引を経験。現在はこれまでの経験を活かし、地域の金融機関と一緒に相続に伴う実家の再生や売却、住み替えに注力。不動産鑑定士補、宅地建物取引士、相続アドバイザー、住宅診断士。 >>その他詳しい実績はこちら

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