避難設備とは『避難に使うための設備や設置されている機械器具』のこと

避難設備とは、火災や地震などの災害が発生したときに、避難に使うための設備や設置されている機械器具のことを言います。

主なものは、次の2つがあります。

『避難器具』:

避難ロープ、すべり台、避難はしごなど、『避難階段』が使えない際に使う器具で、消防法により設置個数や設置すべきものが定められています。

『誘導灯・標識』:

標識には、照明装置がありませんが、誘導灯には照明装置がついています。色は緑で、避難口を表す記号、避難する方向が書かれた矢印、非常口という文字が使われています。

災害時には、避難設備の備えも気になるところですが、安全に住宅の外へ避難するための経路も重要ですよね。

地上に通じ、建物外へ避難できる出入り口のある階を『避難階』と言いますが、建物の規模、用途によっては、安全確保のために、直接『避難階』に通じている『直通階段』や『避難階段』の設置が建築基準法により義務付けられています。なお、『避難階』は、1階とは限らず、傾斜地に建っている場合は、1階以外にあたったり、建物の形状によっては、複数あったりもしますよ。

内見(下見)をされる際は、日々の暮らしに必要なエレベーターの有無、設置位置や台数も気になるところだとは思いますが、災害時にはエレベーターが使えないので、ご希望のお部屋からの『避難階段』への位置関係や『避難階』への出方も確認をしておくといいですね。

お昼間と夜間では、付近の明るさなどが変わってきます。

できれば、内見の際に、夜の住宅付近の様子も確認しておくと、災害時の備えにもなり安心です。弊社では、夜間の内見も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

担当:馬場

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相樂 喜一郎

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相樂 喜一郎

事例を基にトラブルの少ない取引を目指し、2011年以降130件以上の不動産取引を経験。現在はこれまでの経験を活かし、地域の金融機関と一緒に相続に伴う実家の再生や売却、住み替えに注力。不動産鑑定士補、宅地建物取引士、相続アドバイザー、住宅診断士。 >>その他詳しい実績はこちら

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