SRCとは、鉄骨鉄筋コンクリート造のことで、鉄骨造と鉄筋コンクリート造を組み合わせた建物の造りのことです。
・強度の高い鉄骨
・引っ張る力に強く耐震性のある鉄筋
・圧縮に強く耐火性のあるコンクリート
というそれぞれの長所を活かした工法です。
『木造(W)』『鉄骨造(S)』に比べて一般的に、防音、耐火、耐震面で優れているため、高層の建築物に採用されています。
ただし、高層階にコンクリートを流し込むと重くなってしまうので、5階までが鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)、それより上階はコンクリートを流し込まないこともあります。
コンクリートを流し込んでいない上層階は、高性能な石膏ボードを使ったり、二重張りにするなどして防音性を高める工夫がされているところもありますが、コンクリートを流し込んでいる部分に比べると、その効果は弱いと言えます。
鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)のよさを、一番受けれるのは低層階部分と言えるので、眺望にこだわりがない方にはオススメです。
ただし鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)は、比較的建設コストが大きくなるため、家賃が高くなる傾向があるので、安全性や住みやすさとのバランスを考えで選びたいですね。
担当:相楽
▶︎関連用語:鉄筋コンクリート造、木造住宅(木造)、軽量鉄骨造、重量鉄骨造
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