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部屋探しや選び方で悩んでいる方へ、『失敗にハズレなし』の信念で、正しいお部屋の選び方を学んでみませんか?
ところで、メガネの通販で一気に有名になった、オンデーズという会社を知っていますか?
2018年にオンデーズの劇的な再生劇を書いた書籍がベストセラーになった田中修治社長はあるインタビューの中で、『起業家が日々実践すべきことに、「失敗を研究すること」を第一に挙げる』と言っていました。
正直、部屋探しや引っ越しは起業とは全く違います。
ただ、当社のアンケートで70%近い人が後悔や失敗している現実から考えると、部屋探しも失敗の芽をデータから真っ先に潰すのが一番効率的だと思ってます。
ちなみに、田中社長が『失敗を研究すること』とした理由は、『成功はいわばアートのようなもので再現性はない。一方で、失敗はサイエンスに近く、研究することに意味がある』と答えていました。
日々の失敗分析にやる気が出る一言でした。
今後も、失敗で地雷部屋の除去、頑張ります・・・、前置きが長くなって、すみません。失敗例スタートです。
第2006回目の今回は、20代のIT系に勤めている男性会社員にの方にお話を聞きました。2013年7月に東京配属が決まり、近畿地方から関東地方への1K(一人暮らし)での一人暮らしに向け、三回目の引っ越しを行った時のエピソードを詳しく教えてくれました。
引っ越し経験者から部屋探しの失敗やトラブル、良かった点を聞き、自分の今後に生かす。効率よく、満足度の高い部屋探しをして下さい。
【今回のポイント】
3回目のお引っ越し、東京の土地勘がないので心配していた20代の男性のお話です。 東京の地理感覚が全くない為、最寄り駅までの通勤時間や乗換方法、治安の良さについて心配をされているようです。その後、どうだったのでしょうか?
1.引っ越しの理由や引っ越し後の生活について教えて下さい。
1-1.引っ越しの理由を教えて下さい。
新卒で会社に入り、大阪で新人研修をうけました。これまでずっと関西で暮らしていましたが、その後配属が東京になったため引っ越しをしました。
1-2.引っ越し後はどんな生活をイメージしていましたか?
平日仕事帰りには同僚や友達と東京の街で遊んだり、休日には彼女と東京や近隣の名所を巡ったりしたかったです。
2.引っ越しが終わるまでどのくらい掛かりましたか?その理由も教えて下さい。
一ヶ月程度掛かりました。不動産屋で契約をすると2週間ほどで入居になることが多いです。不動産屋で契約をするまでも物件の入れ替わりがあるので、長くても1ヶ月と思って行動していました。
3.引っ越し時の不安について
3-1.どんな不安がありましたか?
東京の地理感覚がほとんどなく、会社の最寄り駅までの通勤時間、乗り換え方法への不安、また自宅最寄り駅の治安の良さが不安でした。
3-2.不安になった理由を教えて下さい。
はじめてIH式のコンロの部屋になり、なかなか慣れず全く料理ができなかったです。また、部屋が狭く、落ち着いて寝ることがしばらくできませんでした・・・。
4.引っ越しの失敗について
4-1.失敗を教えて下さい。
コンロがIHかどうかを軽視していましたが非常に重要でした。また、部屋の広さは間取り図からは想像するのが難しいと実感しました。
4-2.失敗の理由を教えて下さい。
遠方引っ越しだったため、物件の内見を事前にするのが本当に難しいという点が不満です。また、引っ越し業者の相見積もりにおいてもなかなか差が出ない点も不満です。
4-3.失敗再発への対応は?
実際に足を運び内見するのがベストですが、最近だとオンライン内見をできる不動産会社も増えているので、ぜひ活用するのがいいと思います。
4-4.その他何かあれば、教えて下さい。
いえ、特にありません。
5.引っ越し後のトラブルをもしあったら、教えて下さい。
自分の過失ですが、飲んで帰った時に鍵の紛失を複数回経験しました。その度管理会社に電話して再発行をしてもらう対応をしました。管理会社さんも夜遅いと対応してくれないので、今後は深夜でも駆け付けてくれるサービスがあるので、今後はそれを絶対に使おうと思っています。
6.引っ越しを経験して、良かった点は?
6-1.部屋探しの良かった点
引っ越し業者を自分で選んで相見積もりを取ったり、値引きの交渉をする経験はなかなかなく貴重なものでした。
>>弊社では一都三県内での単身・一人暮らしのお引っ越しであれば、提携しているファミリー引越センターを通常価格から30%オフの値段でご紹介できます。このサービスを使って、賢くお引っ越してください。きっと最適なプランを紹介してくれます。もちろん、養生をしっかりして、お部屋に傷付けませんし、追加の費用請求もありません。万が一、キズを付けてしまった場合にも相応の対応・保証が付保されています。
ただ、群雄割拠で競争が激しい引っ越し業界では他社に負けないため、30%もの広告費がお見積りに載っていると思うのと、怖いですね。多くの人が使っている相見積もりの引っ越しサイトとか、実際は相見積もりサイト運営者や間に入っている代理店にいくら払っているのか、気になります・・・。
6-2.そう思った理由は?
実際に同じような見積りばかりだったため。
6-3.ちょっと頭の片隅に入れておいた方がいい事はありますか?
引っ越し業者さんも調整してくれる不動産屋さんがあると良いと思います。
7.これから引っ越しをする人へのアドバイスを教えて下さい。
部屋選びや引っ越し業者を選ぶときに、相見積もりを取るということが大事だと思います。
直感で決めるのも大事ですが、最低でも3件ほどみてみると傾向がみえて自分に合ったものが選べると思います。
8.仕事関連の引っ越しだからこその失敗やその理由をもしあれば、教えて下さい。
私の場合は新卒入社のタイミングだったので、社会のことが右も左もわからない状況だったことによる不安、失敗でした。
9.今回の部屋探しをお願いした不動産会社について
9-1.選んだ理由を可能であれば、教えて下さい。
正直たくさん会社がありすぎてよくわからないので、大手のよく知られた会社を選びました。
大手なら、サポート体制などもしっかりしていると思ったからです・・・ただ、実際はそんなに変わらないと思いました。
9-2.不動産会社に期待するは?
ネット上で内見の動画を公開したり、ひとりひとりオンラインで相談できるシステムがあるとありがたいです。
10.部屋探しの失敗を聞いての考察
10-1. 3回目のお引越しで初めての東京勤務のようですね。
IHコンロを甘く見ていたけど、実際使ってみると意外と使いにくかったとのことで後悔されているようですね。自炊をする方であればここは要チェックの項目です。コンロはガス式なのか、IHなのか。ガスコンロ→IHはコンセントさえ確保すれば利用できますが、IH→ガスコンロへはガスの元栓からの工事が必要になる為、変更が容易ではありません。また、IHとガスで使用できる鍋やフライパンの種類があることにも注意してください。お持ちのフライパンの底面に磁石をくっ付けてみて、くっつけばIH対応。そうでなければ対応していませんので、購入が別途必要になるかもしれないということも念頭において物件を探しましょう。
10-2. 間取り図だけでは部屋の広さは想像が難しいので、内見は実際にしてほしいと思うのがその理由です。
「収納」と間取り図には書いてあるが、そこには棚が付いているのか、ポールが付いているのか、持っているタンスが収納可能なのかなどです。持っているタンスが入ると思っていたのに入らず居室スペースに出してしまうとその分スペースを持っていかれます。内覧前に持っていく家具のサイズを測っておくことをお勧めします。次回のお部屋探しでは是非参考にされてみてくださいね。応援しています。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。あなたの部屋探しに今回の失敗を参考にしてもらえると嬉しいです。ただ、自分で色々と確認するのが面倒な場合には、その担当者に色々な確認をお願いする方が効率的だと思います。
もし、それでもなんか、ダメな感じがする場合には、メール✉で連絡をもらえれば、何かアドバイスできると思います。特に、これまでの引っ越しの失敗インタビューを生かし、事件・事故に遭わない部屋探しの手順を基に回答や対応していきたいと思っています。
最後に、他にも同じような部屋探しの失敗エピソードがあるんですが、失敗する前に読んでみませんか?
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あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。
今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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