委託管理とは、マンションの管理方式の一つで、「共用部分の清掃、消耗品の交換、設備の保守、会計帳簿の管理といった管理業務を管理会社に委託する方式」のことをいいます。
さらに、委託管理は、管理業務の全てを委託する『全部委託』と、管理業務の一部を委託し、それ以外の業務を自主的に行う『一部委託』に分けられます。
マンションの住民が何もしなくても、
・ロビーが綺麗に掃除されている
・電球が切れても新しいものに交換されている
・共有設備において最新の機器が導入されている
これらは、管理会社の方たちが管理をしてくれているからということになります。なお、この委託管理に対して、自主的にすべての管理業務を行う方式のことを『自主管理』といいます。
委託管理のメリット:
・専門家によるコストや能力的に効率的な管理ができる
・入居者側の責任がないので、仕事や家庭のことに専念できる
一方で、委託管理のデメリット:
・管理に費用がかかる
・住民の管理意識が低下してしまう
・住民同士の交流が減ってしまう
個人的には「毎日忙しい」、「仕事に集中したい」ということであれば全部委託を、「費用を抑えたい」、「マンション内の交流も大事」ということであれば、自主管理か一部管理といった選び方がいいと思います。
担当 馬場
▶関連用語:自主管理
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※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。