DVや離婚など、あまり公にしたくない理由で引越ししたい場合、その旨を不動産会社に伝えなければならないのでしょうか?
ーーー
A.まず原則として、賃貸契約に必要な個人情報や経済状況等を除いて、不動産会社側がプライベートな事情をお聞きすることはありません。
※ただし、入居者様のご事情によっては不動産会社側に伝えておいた方が良い場合があります。
私たちのところでも以前、同居者である旦那様からのDVに悩まれ、旦那様が仕事で外出されている時に急いで引っ越したいと相談に来た女性がいらっしゃいました。非常に優秀な方で、大手一部上場企業の法務部で働いていらっしゃいました。
事情や悩み、解決したい内容をお聞きした上でDV加害者に知られないよう、急いでお部屋探しを一緒に進め、とても感謝していただいたことを今でもはっきりと覚えております。契約時に、首があり得ない程ガッカリしていたのを今でもしっかり覚えています。
このように不動産会社が事情を把握することで、
・DVや離婚の相手に悟られないようにお部屋探しを進める
・相手に見つかりにくいエリアやお部屋を紹介する
などの対応が可能です。
プライベートな事情なので、友達の紹介や何度かやりとりして信用がおけると思える不動産会社だと思った時には相談されてみても良いでしょう。
あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。
今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。