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部屋探しや選び方で悩んでいる方へ、『失敗にハズレなし』の信念で、正しいお部屋の選び方を学んでみませんか?
ところで、紙オムツで有名な、ユニ・チャームという会社を知っていますか?
同社の創業者であり、現取締役の高原慶一朗さんが2012年にビジネスマン向けに書いた書籍『賢い人ほど失敗する』の中に、『賢い人が失敗する時は、その賢さに足をすくわれる。愚直に、一心不乱に、取り組んでいる人がいたら、その人をこそ恐れよ』と書いてありました。
正直、仕事だけでなく、遊びも部屋探しも自身で考え、どんどんと行動している人が一番良い結果を出している気がします。現に、当社の部屋探しに関するアンケートでも70%近い人が部屋探しや引っ越しで後悔・失敗している現実から考えると、部屋探しも他人任せにせず、自身で考え、行動するのが一番効率的で満足度が高くなりそうだと思ってます。
ただ、現実問題、仕事で忙しかったり、遠方で物理的にお部屋を確認できない時は、多くの人が経験している失敗を基に、お部屋を確認するのが一番手っ取り早く、あなたらしい部屋を選べるのではと思っています。その為、今後も失敗で地雷部屋の除去、頑張ります・・・。
前置きが長くなって、すみません。失敗例スタートです。日々の失敗分析にやる気が出る一言でした。
第2回目の今回は、20代の教育業に勤めている女性その他にの方にお話を聞きました。2018年3月の転職を機に、東北地方から関東地方への1Rでの一人暮らしに向け、二回目の引っ越しを行った時のエピソードを詳しく教えてくれました。
引っ越し経験者から部屋探しの失敗やトラブル、良かった点を聞き、自分の今後に生かす。効率よく、満足度の高い部屋探しをして下さい。
【今回のポイント】
繁忙期に行っていい物件が見つかるか?2回目のお引越しをされた、20代の女性のお話です。入学や転職で一番込み合う時期に引っ越しをすることになったので、自分の希望する物件に巡り合えるかどうかを心配されているようです。
その後、どうだったのでしょうか?
1.引っ越しの理由や引っ越し後の生活について教えて下さい。
1-1.引っ越しの理由を教えて下さい。
地方に住んでおりましたが、20代の最後に転職したいと思い、東京都心への就職活動をしていました。
無事に勤務先が決まり、一人暮らしのために部屋を借りることにしました。
1-2.引っ越し後はどんな生活をイメージしていましたか?
仕事を選ぶときに未経験分野の職種を志望したので、給料が下がることがわかっていました。
金銭的にはギリギリの状態になることが予想できたので、低額でコンパクトでいいので綺麗でメンテンナンスが少なくて済む効率の良い部屋を探しました。
知らない土地や知らない人だらけの中で新しい生活を始めるので、とにかくくつろげる場所にしようと自分の印象を第一に決めました。
2.引っ越しが終わるまでどのくらい掛かりましたか?その理由も教えて下さい。
一カ月程度掛かりました。遠方からの引っ越しだったので、転職の手続きで東京行った際に、内見など同時に行って手続きしたため。
3.引っ越し時の不安について
3-1.どんな不安がありましたか?
新入学や転職で一番込み合う時期に地方から足を運ぶので、自分が希望する物件に巡り合えるかがとても不安でした。内見を希望しても、埋まっていることも多かったです。
3-2.不安になった理由を教えて下さい。
手続きの書類のやりとりに時間がかかるので、急に必要な書類を揃えたりするのがとても大変だった。
また、内見は旅費がかかるので一日で見れる場所で決めなければならず、かなり事前に下調べするのが大変だった。
4.引っ越しの失敗について
4-1.失敗を教えて下さい。
下準備が足りずほぼ鞄ひとつで引っ越したため、周辺にあるホームセンターなどもわからず、3日目まで布団が間に合わない状態だった。ホテル泊や、持ってきた服を重ねて凌いで眠ることもあった。
4-2.失敗の理由を教えて下さい。
居住する地域について不動産屋さんもあまり詳しくない場所だったらしく、内見の時には気づかなかったお店がアパートの周辺に実はたくさんあった。引っ越したての頃は、土地勘が無いためわざわざ遠くの店まで買い出しに出ていて大変だった。
4-3.失敗再発への対応は?
事前に引っ越すアパートだけではなく、周辺の環境情報もしっかりと地図を見て確認しておけばよかったよ感じた。
4-4.その他何かあれば、教えて下さい。
特にありません。
5.引っ越し後のトラブルをもしあったら、教えて下さい。
梅雨時になると、気密性の高い住宅だったので、エアコンや除湿剤で工夫してもカビが発生することが多かった。
6.引っ越しを経験して、良かった点は?
6-1.部屋探しの良かった点
新しい土地や新しい出逢いの中で手探りで取り組むことも多かったが、結果的に自分に自信を持てるような刺激のある生活をすることができた。
6-2.そう思った理由は?
特にありません。
6-3.ちょっと頭の片隅に入れておいた方がいい事はありますか?
いえ、ありません。
7.これから引っ越しをする人へのアドバイスを教えて下さい。
どんな生活をしたいのか具体的にイメージし、物件選びの際に条件の優先順位を決めること。
また、信頼できる不動産屋さんを探すこと。
8.仕事関連の引っ越しだからこその失敗やその理由をもしあれば、教えて下さい。
生活環境がまったく変わるので、自分の知識や想像だけでは公共交通機関利用や買い物など具体的に生活をイメージできないこともあった。
9.今回の部屋探しをお願いした不動産会社について
9-1.選んだ理由を可能であれば、教えて下さい。
複数の不動産屋さんから連絡が来るサイトを使用したが、営業さんのレスポンスがとても速かった為。自分自身も仕事が繁忙期だったのでとても助かった。
9-2.不動産会社に期待するは?
ストリートビューのように、部屋の内部の様子を実際に視られるようなサービスがあれば、生活をイメージしやすいと思う。写真だけでは分からないことも多いので。
10.部屋探しの失敗を聞いての考察
10-1.不動産の繁忙期のシーズンは大変物件の入れ替わりが激しく、希望する物件をゆっくり内覧して決めることができない
いい物件はネットに掲載された時点で問い合わせが入り、内見せずに決める方も中にはいらっしゃいます。また、不動産屋さんが隠し玉(物件)を持っているとよく言います。
しかし、昔よりはポータルサイトと呼ばれる物件掲載サイトが充実して来た為、以前よりは少なくなっています。たくさん業者を回って、気に入る所を見つけることも重要ですが、ネットで下調べをするのもこの時期は非常に重要になってくると思います。
10-2.1日で物件を探すよりも実際はホテルなどに2、3日でも宿泊しながら探す
ネットで情報収集を完璧にできて、不動産に関する知識もあるのであれば、1日でも問題ないと思いますが、私のようなプロでもやはり知らないエリアへ引っ越しとなれば慎重になります。
希望する条件に少しでもフィットする物件に出会うためには、費用はかさみますがよりよい物件に出会える確率も上がります。今回の経験や失敗を次回のお部屋探しに生かし、理想の生活や成長が実現できることを祈ってます。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。あなたの部屋探しに今回の失敗を参考にしてもらえると嬉しいです。ただ、自分で色々と確認するのが面倒な場合には、その担当者に色々な確認をお願いする方が効率的だと思います。
もし、それでもなんか、ダメな感じがする場合には、メール✉で連絡をもらえれば、何かアドバイスできると思います。特に、これまでの引っ越しの失敗インタビューを生かし、事件・事故に遭わない部屋探しの手順を基に回答や対応していきたいと思っています。
最後に、他にも同じような部屋探しの失敗エピソードがあるんですが、失敗する前に読んでみませんか?
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あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。
今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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