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部屋探しや選び方で悩んでいる方へ、『失敗にハズレなし』の信念で、正しいお部屋の選び方を学んでみませんか?
ところで、メガネの通販で一気に有名になったオンデーズという会社を知っていますか?
2018年にオンデーズの劇的な再生劇を書いた書籍がベストセラーになった田中修治社長はあるインタビューの中で、『起業家が日々実践すべきことに、「失敗を研究すること」を第一に挙げる』と言っていました。
正直、部屋探しや引っ越しは起業とは全く違います。
ただ、当社のアンケートで70%近い人が後悔や失敗している現実から考えると、部屋探しも失敗の芽をデータから真っ先に潰すのが一番効率的だと思ってます。
ちなみに、田中社長が『失敗を研究すること』とした理由は、『成功はいわばアートのようなもので再現性はない。一方で、失敗はサイエンスに近く、研究することに意味がある』と答えていました。
日々の失敗分析にやる気が出る一言でした。今後も、失敗で地雷部屋の除去、頑張ります・・・、前置きが長くなって、すみません。失敗例スタートです。
第2051回目の今回は、20代の建設業界に勤めている男性会社員にの方にお話を聞きました。2017年3月の転職を機に、1DKでの一人暮らしに向け、三回目の引っ越しを行った時のエピソードを詳しく教えてくれました。
引っ越し経験者から部屋探しの失敗やトラブル、良かった点を聞き、自分の今後に生かす。効率よく、満足度の高い部屋探しをして下さい。
【今回のポイント】
1.引っ越しの理由や引っ越し後の生活について教えて下さい。
1-1.引っ越しの理由を教えて下さい。
転職を機に勤務地が変わって、新たな土地で1からのスタート気分で仕事へ励みたかったからです。
また、有名業者であることも、申し込む要素になりました。
1-2.引っ越し後はどんな生活をイメージしていましたか?
部屋自体の広さはそれほどなくても、親しい同性の友人を1人招いて、週末には、ちょっとした鍋パーティー等を楽しめる生活ができればなと感じていました。
2.引っ越しが終わるまでどのくらい掛かりましたか?その理由も教えて下さい。
結局、一ヶ月くらい掛かりました。
3.引っ越し時の不安について
3-1.どんな不安がありましたか?
不動産屋とやり取りをする中で、事故物件に遭遇してしまわないか、悪徳業者の手によって、騙されないかは不安に感じていました。
>>最後に、「日管協短観」の「心理的瑕疵物件(事故物件等)による成約賃料の減額割合」や【建築士監修】内覧時に使える、住んでもトラブルが起こらなそうな事故物件の6つの判断方法はこちらにまとめています。自宅にいる時間が増えた環境下で個人的にはなおさらお勧めしませんが、こういった機会を上手に使い、利便性を生かした生活するのはアリなのかもしれません。
3-2.不安になった理由を教えて下さい。
元々でしょうか?
>>実際に事故物件に遭った3名の方にヒアリンを行いました。告知義務やその対策、隣で事故が起きてしまった時などまとめたページはこちらです。
4.引っ越しの失敗について
4-1.失敗を教えて下さい。
自宅の真ん前に、新幹線の線路が走っていたため、日中だけでなく、深夜でも、月に何度か線路検査のために、作業音がして、騒がしく感じました。
4-2.失敗の理由を教えて下さい。
線路があることは目に見えていたものの、夜間作業のことを忘れていたため、鉄道運航状況だけでなく、保線業務についても、JR各社のサイトから事前に状況把握しておくべきでした。
4-3.失敗再発への対応は?
特にありません。
4-4.その他何かあれば、教えて下さい。
特にありません。
5.引っ越し後のトラブルをもしあったら、教えて下さい。
1階部分に住んでおり、日当たりが良くない環境下だったことも影響して、梅雨時になると、ベランダに小さなカビが大量に発生して、気持ち悪く感じました。
6.引っ越しを経験して、良かった点は?
6-1.部屋探しの良かった点
特に感じませんでした。
6-2.そう思った理由は?
特にありません。
6-3.ちょっと頭の片隅に入れておいた方がいい事はありますか?
特にありません。
7.これから引っ越しをする人へのアドバイスを教えて下さい。
線路がお住いから近くにある場合、走行音だけでなく、深夜の作業音も伴うため、工事音が気になる方はチェック項目として、頭に入れておくことをおススメします。
8.仕事関連の引っ越しだからこその失敗やその理由をもしあれば、教えて下さい。
転職をきっかけにした引っ越しですが、特に仕事関連だからというのはありませんでした。スケジュールとかでしょうか?
9.今回の部屋探しをお願いした不動産会社について
9-1.選んだ理由を可能であれば、教えて下さい。
ふらっと入りました。
9-2.不動産会社に期待するは?
何もありません。
10.部屋探しの失敗を聞いての考察
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。あなたの部屋探しに今回の失敗を参考にしてもらえると嬉しいです。ただ、自分で色々と確認するのが面倒な場合には、その担当者に色々な確認をお願いする方が効率的だと思います。
ちなみに、オーナーや管理会社、単身者向けのマンション人でいる方向けに隣の部屋で事故が起きてしまった時の連絡先やその際の賃料、不動産価格への影響についてはこちらのページにまとめました。念のため、事故物件かそうでないかをスマホで判別する方法はこちらにまとめています。国土交通省が事故物件の告知義務について、やっとガイドラインを出したので私たちなりの理解を含め、その内容をこちらのページにまとめておきました。よっぽどのことが無いと、契約後のキャンセルは出来ない部屋探しの経験が少ない人など、慎重に進めて下さい。
また、これまでの相談事例を基に、遠方への引っ越しや部屋探しの経験が少ない方向けに、トラブルを未然に防ぐ三つの注意点をこちらにまとめておきました。
もし、それでもなんか、ダメな感じがする場合には、メール✉で連絡をもらえれば、何かアドバイスできると思います。特に、これまでの引っ越しの失敗インタビューを生かし、事件・事故に遭わない部屋探しの手順を基に回答や対応していきたいと思っています。最後に、他にも同じような部屋探しの失敗エピソードがあるんですが、失敗する前に読んでみませんか?
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あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。
今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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