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数あるお部屋の中から自分に合ったお部屋を見つけ、長く住むために。
一人暮らしは2年経たないお引っ越しで、仲介手数料、礼金やお引っ越し代等のお金と時間を無駄に使ってしまっている方がよくいます。お引っ越しで選んだお部屋が自分の生活に合わず、再度お引っ越しをしてしまうケースです。
一回のお引っ越しで50万円前後の初期費用が掛かるため、短期間のお引っ越しは繰り返すほどお金と時間が減っていきます。私たちは3,000件を超える引っ越しの失敗を分析し、以下5つのポイントをお部屋探しの時に注意してもらうことで、多少そのような無駄をなくすことが出来るのではと考えています。
1.セキュリティの高さ
女性がお部屋探しをするときに一番気を付けたいのが、セキュリティです。過去10年間の分析で港区の中でも高輪口の方や新橋の方では、一人暮らしをしている女性の帰宅時を見計らって侵入する犯罪が増えています。
特に、残業などで深夜帰宅が多い方は要注意です。セキュリティ面で不安な物件は避けるようにしましょう。一度事故に遭ったお部屋は再度事故や事件が起こりやすく、住み続けるのは難しく、お引っ越しを選択するケースが増えてしまいます。
- 1階の物件は盗難や侵入の危険が多く、避ける
- 2階以上でも周りに塀や柵などの侵入経路がある物件、隣接する建物が近い物件は注意する
- オートロックや防犯カメラがあるマンション
- 女性限定マンションかどうか
- パトロール、交番や警察署が近くにあるか
これらの条件に当てはまるか確認し、防犯面で安全な物件かどうかを判断しましょう。
2.マンション近くのコンビニや夜間営業の商業施設
仕事柄、残業が多い方は24時間営業のコンビニや夜間営業しているスーパー、飲食店などがあれば、便利です。また、コンビニや商業施設が近くにある物件は防犯面からもおすすめです。夜道の一人歩きは怖いものですが、明かりがついて人通りがあるだけで駅からの道も安心して歩けます。
3.お部屋の広さと収納スペース
都内は家賃が高く、少しでも安いところとなると、お部屋の広さを妥協しなければいけなくなります。特に、ワンルームの場合、家具や家電製品などを置くとさらに狭く感じてしまいます。
ワンルームで探す場合は、ある程度広め、特に居室部分が広い、部屋を探してください。
また、収納スペースは長いワンピースやコートが吊るせるクローゼットタイプなのか、棚になっている場合は、棚ごとの高さや棚板が移動できるかどうかを見て下さい。室内の収納スペースに加え、ブーツなど場所をとる靴を置けるかどうか、傘の置き場などもチェックしておくことが肝心です。
内見時にはぼんやりお部屋を見ているだけでなく、メジャーを持参し、ベッド、収納や冷蔵庫などが置けるのか、高さや幅などを測って下さい。
4.バスとトイレの仕様
案外見落としがちなのがバスやトイレ回りの設備です。バス・トイレは独立しているのか、それとも一緒なのかの確認は重要です。家賃が安いほど、バストトイレが一緒になっている可能性が高くなります。
最近では、省スペースのためにバスタブがなくシャワーのみのお部屋も増えてきています。特に、入浴にはこだわらないという方であれば、シャワーのみのお部屋を選ぶ方が掃除が楽になるのでいいと思います。
メイクを洗面台でしている方は、洗面所の設備も確認しておきましょう。例えば、
- ヘアアレンジに便利な三面鏡はあるか
- 鏡に湿気による曇り防止効果はついているか
- 歯ブラシなどを置く収納スペースの広さ
どうしても初期費用を抑えたい、敷金礼金ゼロじゃないと引っ越せない方はコチラのページを見てみて下さい。スーモでお部屋を検索時に初期費用を抑えることでどれほど選択肢だ減っているのか、わかると思います。
5.自炊される方はキッチン
自炊をする方は、キッチンもチェックしましょう。
- コンロは既設か、自分で設置か
- コンロが既設の場合、ガス式か電気式か(調理器具が変わってきます)
- コンロの口数も1口なのか、2口なのか
- 換気扇は掃除しやすいか
- 換気扇はタイマーや強弱の調整ができるか
- シンクの広さ
- 蛇口の形式、シャワーになるか
- お皿やコップなど食器の収納スペースはあるか
- ポットや電子レンジ、オーブンなどは設置できるか
- 冷蔵庫はどれくらいのサイズのものが置けるか
料理好きの人は、キッチンの広さや設備など、自分にとって使いやすいかどうかをチェックして下さい。
6.短期間のお引っ越しを避け、無駄な出費を生まない部屋探しまとめ
- 安全にはとことんこだわって、セキュリティ重視
- 残業が多い人なら、コンビニや深夜営業の商業施設があるエリア
- 荷物が多い人は、お部屋や収納スペースの広さを確認
- バス、トイレは一緒か、セパレートか。バスタブがない物件もある
- キッチンはコンロがガス式か電気式か、食器などの収納スペースも確認する
最後に、短期間で引っ越しを繰り返す場合、仲介手数料や引っ越し代金が意外と掛かってきます。引っ越しを行うことで、荷物だけでなく、気持ちもリフレッシュするため、正しいお引っ越しに関しては問題ないと思いますが無用なお引っ越しを繰り返している場合にはそれだけに時間とお金、体力が奪われ、本来のあなたらしい暮らしが出来なくなってしまいます。
その為、今の自分、なりたい自分にあったお部屋をキチンと紹介してくれる不動産会社及びその担当を見つけられるように準備して、お部屋を探してください。
あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。
今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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