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こんにちは、不動産で明るい毎日を目指す六本木の不動産屋、(株)リビングインで建物の管理や住まいのトラブル解消を担当、防犯設備士兼宅地建物取引士の相樂です。
私たち、アリネットは住まいのトラブルを減らすため、2000年以降、引っ越しを経験された方、累計6,700人超の方にアンケートを行い、様々な部屋探しの体験談や失敗談を集計し、分析してきました。
今回は、そのデータを生かし、同じ宅地建物取引士の大和田と一緒に本当によく聞かれる「内見に何持っていけば、良いですか?」にお答えします。
引っ越しの失敗を減らしたい、部屋探しの経験が2回以下の方向けに内見前の事前準備とその時の持ち物をリスト化しました。
前回、ハンコの要否や実印・認印に関して、説明しましたが、アンケートや実務をやっていて、よく聞かれるのが持ち物です。
「内見に必要な持ち物を忘れて、丸1日ムダにしてしまった・・・」
そんなことにならないために何を準備して、何を持っていけば良いかを紹介します。正直、一人暮らしをはじめるための部屋探し、物件の内見は何を見るかよく分からないし、寒いし、正直面倒くさいと思います。
その為、ここでは引っ越しの失敗談や口コミを4,000件以上見てきた私たちが大きな失敗を防ぐため、内見の準備と持っていく物を5つに絞り、説明していきます。
他にも、アンケートの回答を基に先日、質問された内見時に測っておきたいポイントを5つまとめました。
1.そもそも内見って何をするの?
内見とは「内部見学」を省略した言葉で、不動産屋さんで気になった物件を実際に見学に行くことです。間取りや図面など、文字の情報だけでは分からないところを現地で確認するのが内見です。
アンケートを集計した結果、70%近い人が部屋探しで後悔しているため、引越し先が遠方などの場合でも、「なるべく自分の足で内見に行き、自分の目で確認する」ことをオススメします。
しかし、不動産屋さんによってはスタッフの方がビデオ通話などで内見をしてくれる場合もあるのでお部屋を問い合わせる時に、その辺り確認して下さい。現時点での私のお勧めは失敗が少ない、自分の目で実際に現地を見ることです。
2.内見での失敗例
部屋探しの経験が2回以下の方は特に、引越しは分からないことがたくさんあると思います。というか、分からないことだらけだと思います。
そこで、内見に行くときに何を持っていけばよいのか?事前準備は必要なのか?そんな不安を少しでも解消するため、お客様の過去の事例から、よく聞く失敗談を紹介します。
2-1.今持っている冷蔵庫が入らなかった
冷蔵庫のサイズは業界でだいたい規格が統一されていますが、都心の1Rなどはギリギリのスペースしか確保されていないので、ちょっと変わったデザインは入らないことがあります。特に、横幅は絶対に確認してから、購入またはお部屋を決めて下さい。
2-2.階段からタンスを入れらず、クレーンで窓から入れた
クレーン代で余計に費用がかかった。特にメゾネット物件では、玄関は入るサイズでも、階段のカーブを上げられないと引越し屋さんが判断することがあります。
2-3.イメージだけを覚えていたので、帰ってからは鮮明に思い出せない
収納場所に持っている引き出しが入ると思ったのに入らなかった、ドアの開く向きを思い出せずにベッドを置く場所を変えなければいけなくなった、といった失敗談はよく聞かれます。
3.引っ越しで失敗しないために持っていくべきモノ
繰り返し室内を確認する等、時間をムダにしないため、以下の持ち物はしっかり準備しておきましょう。
・スマートフォン
メモをとったり、部屋の全体像などを写真に残しておくことができます。
・メジャー
手持ちの家具が入るかサイズを測るのに使います。
・間取り図
メジャーで測ったサイズなどを書き込むときに便利です。
・身分証明書
免許証や保険証、パスポートなど。内見後に申し込みするときに必要です。
・ハンコ
基本的には認印でOK。内見後に申し込みするときに必要です。
>>他にも、内見時に使えるアプリのリストなどこちらのページにまとめておきました。
4.失敗しないために準備しておくべきこと
4-1.手持ちの家具のサイズを事前に測る
実家暮らしで全てを買う必要がある人は別ですが、既に一人暮らしをしている方など、内見のときに実際に冷蔵庫やベットが入るかを確認するために自分がいま持っている家具や家電のサイズをリストにして持っておくとスマートに進みます。
なお、家具を置くお部屋のサイズだけでなく、玄関からお部屋までの廊下やドアの内寸を測ることも忘れないでください。
4-2.引越ししたい日にちを決めておく
いつまでに引越しをしたいのかをハッキリ伝えておくことで、不動産屋さんもその日までに引越しできるように協力してくれます。
これから改修工事が入り、入居まで時間が掛かる物件など、そもそもスケジュールに合わない部屋を抜かしてもらえます。
4-3.前もって条件などをなるべく詳しく伝えておく
「駐輪場がほしい」、「24時間ゴミ捨てができるマンションがいい」、「追い炊き機能付きのお部屋がいい」など、内見までの日に条件に合う物件をさらに探しておいてくれることもあります。
当日、面談での相談も部屋探しにおいて、とても大切ですが、ある程度決まっている条件は事前に伝えておいた方が絶対にスムーズに進みます。
>>アンケートを基にした引っ越しの理由や準備をランキング形式で説明しています。ぼんやり、引っ越ししようか、迷っている方は読んでみて下さい。
これから内見を行う方向けに、資料と実際が違ったトラブルや隣人や騒音問題の実際にあった相談を基に、内見時に室内以外で見てほしいポイントを整理しました。契約を不履行に出来た事例のやり取りも付けました。部屋探しの経験が2回以下の方には特に読んでもらいたいです。
5.アンケートを基にした内見の持ち物や準備まとめ
引越しには大きな判断が必要で、高額なため、なるべく失敗したくないと思います。そのため、内見までにしっかり準備し、忘れ物が無いようにして下さい。以下、内見時に持っていくもののリストです。
- スマートフォン
- メジャー
- 間取り図
- 身分証明書
- ハンコ
次に、内見までに準備していくことです。
- 家具、家電のサイズを測る
- 日程を決めておく
- 家探しの条件を提示する
引っ越しを一回経験してみると分かりますが、持ち物や事前準備は当日、現場でぼーっとしないために本当に大切です。
6.内見時の確認・チェックリスト
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。ご紹介した内容が将来の失敗やトラブルを防ぐ一助となったら、嬉しいです。
『内見時にどこを確認すれば良いか』もよく聞かれます。これまでの失敗談を参考に無料で使えるものを作りました。ぜひ、内見時に使ってみて下さい。4,600件の失敗談を基に作った内見時のチェックリストはこちらのページです。人気のある他社の内見チェックリストも同様にまとめています。
また、今回同様、最近、お客様に聞かれた「内見の申し込み後のキャンセルって、罰金ありますか?」についてはこちらのページにまとめました。
私たちは、2012年より地域に根付いた不動産屋として、住まいのトラブルに特化し、住宅ローンの返済だけでなく、騒音や隣人、契約トラブル等のトラブルを解決してきました。
現在、無料相談を実施しており、相談者の方には住まいの問題解決事例をまとめた冊子も無料で差し上げております。問題を早期に解決し、一秒でも早く、明るい毎日を取り戻して下さい。ともかく、ぜひ一人で悩まず、時間を無駄にしない様、早めにご相談ください。
これまで、8年間300件近い住まいのトラブルの相談を受けた中でもさまざまなケースがありました。
ここに記載出来ない内容で困っている方もいると思います。もし、あなたが現在トラブルに悩まされているのであれば、トラブルが大きくなる前にお近くの専門家に相談することをお勧めいたします。信頼できる先がすぐに見つからない場合、弊社の無料相談にご連絡ください。
これまで多くの住まいの問題を解決した経験や知識を活かし、あなたの力になれると思います。ぜひ気軽に無料相談までご連絡ください。
私たちは今後もあなたの大切な人生と平穏が守られますよう、4,600件を超える引っ越しの失敗談を基に住まいの問題解決のトップランナーとして、専門家と協力し、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。
念のため、【建築士と考える】住んでもいい事故物件の見分け方、内覧時に使える方法をレクチャーしてもらいました。最近流行っているカスタマイズ賃貸についても、こちらにまとめました。不動産トラブル専門の弁護士による、契約直後の事故物件発覚時の告知義務違反等の対応についてはこちらのページにまとめました。
今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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