アパート・ハイツ・コーポ(文化住宅)とは、一般的に『木造』や『軽量鉄骨造』などで、2階建て以下の集合住宅を指します。
対して、アパートとよく比較される『マンション』は、一般的に『鉄筋コンクリート造(RC)』や『鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)』などで、3階建て以上の集合住宅を指します。
1.アパートやマンション、それぞれの呼び名に関して
あくまで一般的な呼び方であって、実はアパートにも、マンションにも、明確な定義はありません。その為、管理会社や不動産会社など取り扱う側により呼び方が変わってくる場合があります。担当者のパッと見で名称が変わる不思議な呼び名となっています。
アパートは、構造上マンションのように大きな柱や梁がないため、スペースを広く使うことができ、家具や家電も配置しやすいです。
また、通気性がよいため、湿気や臭いがこもりにくく、カビや結露が発生しにくいです。その為、エアコンや除湿器といった電化製品に頼らなくても、快適に過ごすことができます。
一方で、通気性がよいからこそ、冷暖房効率が悪いという面もあります。
さらに、遮音性が低いため、生活音が外部に漏れやすいです。たとえば、上の階で歩く音や隣の部屋の話し声、水を流す音などが見ず知らずの方に聞こえてしまう場合があります。その為、設備が古いアパートほど入居前の注意が必要です。
2.女性にとって気になる防犯面に関して
マンションでは1階部分が共用スペースである傾向にありますが、アパートでは1階部分が居住スペースになっている傾向にあります。
防犯面が気になる女性の場合、
・外から覗かれにくい
・ベランダから侵入されにくい
・生活が把握されにくい
その為、女性は特に2階以上にあるお部屋を選ぶのが無難です。
ただ、窓の位置や塀の高さ、そして上記で述べた遮音性などにもよるので、細かい所は実際に出向いてチェックすることをオススメします。
どこをチェックすればよいのかわからない場合、建築士や防犯設備士の資格をもつ私たちにお気軽にお尋ねください。
担当 馬場
▶関連用語:マンション、木造、軽量鉄骨造、鉄筋コンクリート造・RC、鉄骨鉄筋コンクリート造・SRC
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