D.不動産用語

フローリングとは『洋室に使われることの多い木製の床』のこと

フローリングとは、洋室に使われることの多い、木製の床を言います。

フローリングの主な種類は以下の通りです。

・天然木だけを使った『無垢材』
・薄い板を数枚重ね、表面だけに天然木を使った『合板』
・木目を印刷した『シートタイプ』

使われる木材によって質感が変わるので、下見の際は少し意識して見てみてください。

一般的にはフローリングは、音が響きやすい、滑りやすいと言われていますが、最近では遮音性を高めたり、滑り止めの加工がなされたものもあります。

また、合板は水や傷に強く、比較的お手入れがしやすいです。

『無垢材』は、天然材ならではの肌触りのよさや森林浴のような気持ち良さがある一方、物を落としたり、家具を引きずると傷や凹みがつきやすいのが難点です。

賃貸のお部屋では、退去時の原状回復において、床につけた傷跡に対して補修を求められることがあります。

入居の際には、もともとどの程度の傷がついていたのか、写真に撮っておきましょう。 万が一、物を落としたりなど傷をつけてしまった場合には、早めに大家さんや管理会社に連絡をしておくのも一つの方法です。

木の種類によっても、傷のつきにくさなども違いますので、内見(下見)の際には、床材の状況も確認した方がいいですね。

フローリング以外の床の仕様としては、コルク、タイル、クッションフロア、カーペット、畳などがあります。

それぞれに利点があるので、たとえば、フローリングに組み合わせて、傷がつきやすいお子さんの遊びのスペースだけに、コルクのボードをおいたりと工夫することもできますよ。

お部屋の間取りだけでなく、床の状況も、住まい方に合わせて選んでいきたいですね。

ライフスタイルに合わせた床材について、ご不明な点はお気軽にご相談ください。

担当:馬場

▶︎関連用語:クッションフロア

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相樂 喜一郎

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相樂 喜一郎

事例を基にトラブルの少ない取引を目指し、2011年以降130件以上の不動産取引を経験。現在はこれまでの経験を活かし、地域の金融機関と一緒に相続に伴う実家の再生や売却、住み替えに注力。不動産鑑定士補、宅地建物取引士、相続アドバイザー、住宅診断士。 >>その他詳しい実績はこちら

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