こんにちは、住まいのお悩み無料相談、アリネットで住まいのお悩み相談を受けている不動産鑑定士補兼相続アドバイザーの相楽です。
遺産相続の手続きには、相続人同士の協議や他の関係者との対話など、やるべきことがたくさんあります。
特に、仕事をしながらの方には大変な負担となります。
そのような時に頼りになるのが弁護士です。
弁護士にすべてを一任することで、解決がスムーズに進むことが多々あります。
そこで気になるのが弁護士費用です。
弁護士費用がどれくらいかかるのか、そして安くする方法があるのか知っておきたいところです。
今回は、そんな弁護士費用の概要と節約方法について解説していきます。
1.旧報酬規程に基づく弁護士費用
まずは、旧報酬規程に基づく弁護士費用について解説します。
1-1.旧報酬規程とは
以前は、弁護士費用は報酬規程により全国一律で決められていました。
しかし、現在ではこの規程が廃止され、弁護士が自由に報酬を設定できるようになっています。
それでも、旧報酬規程に基づいて費用を設定している事務所が多いのが現状です。
1-2.弁護士費用の計算方法
弁護士費用を決定する要素の一つが「経済的利益」の額です。
遺産相続における経済的利益とは、遺産の評価額の3分の1です。
例えば、経済的利益が300万円未満の場合、着手金が8%、報酬金は16%となります。
経済的利益が3000万円以下の場合、着手金は9万円プラス経済的利益の5%、報酬金は18万円プラス経済的利益の10%です。
これに日当や手数料が追加される場合があります。
2.弁護士に依頼するメリット
続いて、弁護士に依頼することで得られるメリットについて解説します。
2-1.借金や債権の処理
被相続人が借金や債権を抱えていた場合、相続人もそれらを相続する可能性があります。
このようなケースでは、債権者が相続人に対して接触してくることがあります。
その対応を弁護士に任せることで、債権者からの追及を避けることができます。
2-2.遺言書の作成
弁護士に遺言書の作成を依頼することで、相続時のトラブルを未然に防ぐことができます。
親族間のトラブルは長期間にわたり影響を及ぼすため、それを避けるために弁護士に依頼することは大きなメリットです。
3.無料相談を活用する方法
最後に、無料相談を活用して弁護士費用を抑える方法について解説します。
3-1.無料相談の活用
弁護士費用を抑えるためには、無料相談を活用することが有効です。
報酬規程を柔軟に設定している弁護士事務所を探すことで、より安価に弁護士を利用することができます。
3-2.分割払いの活用
分割払いが可能な弁護士事務所を探すことも一つの手段です。
分割払いを利用することで、費用を一度に支払うことが難しい場合でも弁護士を利用しやすくなります。
これにより、スムーズな遺産相続手続きを進めることができます。
以上のように、弁護士費用の詳細と節約方法について理解しておくことで、遺産相続の際の負担を軽減することが可能です。
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