D.不動産用語

振り分けとは『キッチンや廊下を通り独立した部屋に行ける間取り』のこと

振り分けとは、キッチンや廊下などを通って、独立した扉がついたお部屋に行ける間取りのことを言います。

たとえば、「A居室」・「B台所」・「C居室」という間取りがあり、「B台所」の境目に、「A」と「C」のそれぞれの扉や襖があり、居室に入れるような場合です。 各々を個人の部屋にしたい場合は、各部屋が独立している振り分けタイプの方がいいですね。

反対に、「B台所」の境目には、「A」の扉や襖だけが接していて、「C」の襖が「A」にしか接していない間取りのものは、「C」の部屋に行くためには、必ず「A」を通らなければならず、振り分けとは言いません。

このタイプのメリットは、「A」と「C」の間の襖を開けて置くこともできるので、ひと続きの部屋とすることができたり、エアコンの設置を1台で済ますことができたり、隣のお部屋のテレビを見ることもできるところです。

しかしながら、家族の生活動線や、生活時間帯が異なる場合には、部屋の行き来が煩わしくなることもあります。

家族の生活動線なども考慮しながら、「振り分けになっているお部屋」「振り分けになっていないお部屋」のタイプを選びたいですね。

生活スタイルに合わせた間取りのご提案もいたしますので、お気軽にお声掛けください。

担当:馬場

▶︎関連用語:動線

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相樂 喜一郎

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相樂 喜一郎

事例を基にトラブルの少ない取引を目指し、2011年以降130件以上の不動産取引を経験。現在はこれまでの経験を活かし、地域の金融機関と一緒に相続に伴う実家の再生や売却、住み替えに注力。不動産鑑定士補、宅地建物取引士、相続アドバイザー、住宅診断士。 >>その他詳しい実績はこちら

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