『敷金』や『礼金』、『仲介手数料』などがあり、『一時金』と呼ばれることも多いです。
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2015年4月29日初期費用とは、賃貸の契約時に借主が貸主に対して支払うお金の総称のことです。
このページの主な内容
初期費用とは、『敷金』や『礼金』、『仲介手数料』など、賃貸の契約時に、借主が貸主に対して支払うお金の総称のことです。 『一時金』と呼ばれることも多いです。 初期費用には、下記のような項目があります。なぜか、内覧後に契約をせかされ、不安になった方のお話とその対策をこちらにまとめています。
1.敷金:
家賃滞納時や退去時の修繕費として預けておくお金のこと。家賃の滞納や部屋を綺麗に使っていれば返還されることがあります。
2.礼金:
貸主に対するお礼として支払うお金のこと。 あくまで慣習であって法律的な決まりはありません。
3.仲介手数料:
物件を紹介してくれた不動産会社へ支払うお金のこと。 大家と直接契約するのであれば発生しません。
>>簡単な仲介手数料の計算方法に関しては、『仲介手数料とは?』にまとめています。
>>東急リバブルでも、ルールを破り、仲介手数料を全額返金した裁判事例があります。
4.前家賃:
入居を開始する月の家賃のこと。月の途中から入居する場合、前家賃として、その月の家賃(日割り計算)と翌月分の家賃を同時に支払うことになります。
5.火災保険料:
火災保険に入るためにかかる費用のこと。火災保険に入ることで、火災や風災、水害、落雷などによる被害を受けた際に、一定の金額を受けとることができます。
6.鍵交換費用:
お部屋の鍵を交換するための費用のこと。前の入居者と別のものにすることにより防犯効果が高まります。具体的な内容や意味合いなどは地域や扱う業者などにより異なることがあるので、契約前に確認するようにしてください。
この初期費用は、場合によっては総額家賃5~7ヵ月分と大金になることもあるため、事前に仲介不動産会社に貸主や確認したり、計画的に準備しておく必要があります。
しかし、どうしても用意できない場合もあるかもしれません。 そのような時は、
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- 分割支払いができる物件
- 敷金礼金を必要としない物件
- 大家さん(貸主)と直接契約ができる物件(仲介手数料が不要になる)
- 入居してから一定期間、家賃が無料になる物件(フリーレント物件)
などを選ぶようにするとよいです。 マンションが供給過多となっている近年、このような物件が増えてきています。ただし、初期費用が不要や分割支払いできる分、毎月の家賃に上乗せられていることもあるので、周辺の家賃相場などと大きな差がないかなども確認してください。
最後に、「敷金・礼金って何?」初めての引っ越し、分からないことだらけの失敗談はこちらです。このほか、契約時の初期費用に特化し、項目や交渉の方法について、こちらにまとめました。
担当者:馬場
▶関連用語:敷金、礼金、仲介手数料、初期費用、前家賃、火災保険料、鍵交換費用、日割り計算、フリーレント、保証金
あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。
今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して、結果と原因のみ、記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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国立大学卒業後、外資系証券と日系総合不動産会社を経て、独立。2013年より、個人顧客との折衝を中心に賃貸・売買仲介やその管理を開始。
自身も8回の引っ越しを経験し、部屋探しの難しさを痛感。現在は、『取引の安心を失敗で』をモットーに、日々不動産取引のデータ分析を基にサービスを行っている。サービス開始以来、これまで300室の部屋探しをサポート。
保有資格:不動産鑑定士補、宅地建物取引士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士
相樂 喜一郎
株式会社リビングイン 代表取締役
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