マンションとは、一般的に3階建て以上の集合住宅のことをいいます。
一方で、2階建て以下の『木造』や『軽量鉄骨造』などでできた集合住宅はアパートと呼ばれています。
あくまで一般的な呼び方であって、明確な定義はありません。 管理会社や不動産会社など取り扱う側により呼び方が変わってくる場合があるので、注意が必要です。
アパートはマンションよりも家賃が安くて気軽に住み始められるメリットがありますが、マンションより1階や2階の窓から不審者が侵入しやすいなど、セキュリティ面で心配な部分もあります。
その点マンションでは、しっかりした構造により共用部の設備が充実しているところが魅力的です。 「安心して生活したい」と願う1人暮らしの女性やファミリー世帯から人気があります。
最近では、防犯面を充実させた造りになっている『防犯モデルマンション』などの登録制度もあり、ますますセキュリティが強化され、注目を集めています。
マンションの構造は、
・通気性に優れているS造(鉄骨)
・耐火性と防音性に優れているRC造(鉄筋コンクリート)
・耐火性や、防音性、耐震性に優れているSRC造(鉄骨・鉄筋コンクリート)
の3種類です。 コンクリートを使用しているRC造やSRC造は、木造よりも遮音性・耐久性が高く、共用スペース・施設が充実しているなど、快適性と安全面に優れています。
お部屋にもよりますが、主にマンションのメリットは、
・立地の良い都心部に建てられていることが多い
・日当たりがよい場合が多く洗濯物を乾かしやすい
・バルコニーからの眺めが気持ちいい
・オートロックや監視カメラなどセキュリティ対策をしている
・エレベーターや廊下、敷地内ゴミ置場、宅配ボックスなど共用部が充実している
・マンションの共用部をお掃除してくれる人や見守っている管理人さんがいる
・構造により冬もお部屋が暖かく、虫もあまりいないため快適に生活できる
・防音性が高いので生活音によるご近所とのトラブルを避けられる
などがあげられます。 アパートに比べて住宅設備や住み心地がよい分、家賃や管理費は高くなる傾向にあります。
また、結露しやすいなどのデメリットもあります。
しかし、エントランスからお部屋までの動線を外部から守られているという安心感は、日々の生活にやすらぎを与えてくれます。 都会で1人暮らしをする女性の方は、多少家賃が高くともマンションに住むのがおすすめです。
リビングインでは、防犯設備士の資格を持つスタッフがおりますので、専門的なアドバイスをすることができます。 お部屋選びにお困りの際には、お気軽にご相談ください。
担当:馬場
▶関連用語:アパート、木造、軽量鉄骨造、鉄筋コンクリート造[RC]、鉄骨鉄筋コンクリート造[SRC]、防犯モデルマンション
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